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おすすめ映画感想|『レイジング・ブル』(1980/マーティン・スコセッシ監督)実在のボクサー、ミドル級チャンピオン ジェイク・ラモッタの半生

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『レイジング・ブル』のあらすじと概要

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1940~50年代に活躍しミドル級チャンピオンにも輝いた実在のボクサー、ジェイク・ラモッタの半生を描いた自伝を元に、「タクシードライバー」のマーティン・スコセッシ監督&ロバート・デ・ニーロ主演コンビが映画化した作品。

後に「ブロンクスの猛牛」とも呼ばれるようになるジェイクが、八百長試合を強いてくる組織との関係などに悩まされながらも栄光をつかみとる。1949年、このタイトルマッチにおいて、ジェイクは見事にマルセル・セルダンをTKOし、チャンピオンベルトを手にした。しかしその裏で、ジェイクの病癖-ビッキーへの強い猜疑心、セコンドを務める弟ジョーイに対する複雑な感情を深め、信頼できる人間が次々と離れていくことで凋落していく。

主演のデ・ニーロは引退後のラモッタの姿を再現するため27キロも増量して挑み、アカデミー主演男優賞を受賞。体型をも変化させる徹底した役作りを意味する造語、「デ・ニーロ・アプローチ」という言葉を生むきっかけとなったと言われる。アカデミー賞主演男優賞と編集賞を受賞している。

なお、映画批評家の一致した見解としては「マーティン・スコセッシとロバート・デ・ニーロの最高傑作」と言われている。

『レイジング・ブル』のスタッフとキャストについて

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ロバート・デ・ニーロ(ジェイク・ラモッタ):ボクシングミドル級のチャンピオン、強過ぎるので戦う相手が対戦を嫌がる程。妻、周囲の人々への異常な猜疑心が災いして孤立化してしまう役を演じる。ボクサー引退後の姿を再現するために役柄に相応しく、何と体重27キロの増量を達成したというから凄まじい。40年も前の映画なので、さすがにとても若いデ・ニーロに出会えたが、にやけた笑顔(失礼!)は現在のものと全く同じなので驚いた。人間は余り変わらない。

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キャシー・モリアーティ(ジェイクの妻):

ジョー・ペシ(ラモッタの弟):暴力的な役柄で実力を発揮し、マフィアの構成員を演じた『グッドフェローズ』でアカデミー助演男優賞を受賞した他、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』、『カジノ』などでマフィアを演じ、暴力的なイタリア系マフィアの役がタイプキャスト化している。昨年の映画 『アイリッシュマン』にも出演している。

『アイリッシュマン』の感想投稿記事はこちら:

アイリッシュマン 映画レビュー

『レイジング・ブル』のネタバレ感想

David MarkによるPixabayからの画像

まず、パンチの炸裂する音に驚く。また、ジェイク・ラモッタの撃たれ強いところも驚異的です。強烈なパンチ力は勿論ながら、何度パンチを食らっても絶対にノックダウンしないタフさが、世界チャンピオンまで駆け上った原動力なのだと思います。

美しい妻を貰ったが故に、妻の浮気に対する異常とも言える猜疑心の強さにも驚かされます。そもそもの自分自身の後半生の不幸の原因は自意識過剰で、周囲の人間への配慮が欠けると事が大きいと言わざるを得なません。

勿論、物凄い実力があり、超一流のプロボクサーであるのだから、ある程度の自惚れも当然の事で、仕方ないのかもしれません。あまりに自分本位的な生き方では周囲から愛想をつかされるのも時間の問題でした。この事実をしっかり認識し自伝に描かれているとしたら、自分自身をしっかり振り返り、反省している部分もあるのではないだろうか?

最後に

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ボクシングの練習シーンなどは全く描かれていません。ひたすら減量に苦悩するレスラーの姿はありましたが、肉体・パンチ力を鍛えるシーンは敢えて省略されたのでしょう。

とにかく、実力はありチャンピオンまで登り詰め、幸福の絶頂を極めながら、後半生がなんとなく不幸に終わってしまったのは気の毒でした。人生の後半戦をどうやって生きるかということも、やはり人生を愉しむ為には重要と感じました。

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