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映画『SHAME -シェイム-』(感想)狂気を孕んだ性依存症の男を演じるマイケル・ファスベンダーの圧巻の演技力!

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映画『SHAME -シェイム-』のあらすじ・概要

ニューヨークを舞台にセックス依存症の男の苦悩を描き、2011年・第68回ベネチア国際映画祭でマイケル・ファスベンダーが主演男優賞を受賞したドラマ。ニューヨークの高級マンションに住み、エリートサラリーマンとして働くブランドンは、重度のセックス依存症から抜け出せずにいました。彼は同時に誰とも感情的つながりをもてない男でもありました。そんなブランドンのもとに、恋人と別れたばかりの、恋愛依存症でリストカット癖のある妹シシーが転がり込んできます。互いに相容れない2人はともに生活することでますます孤独を深めていき、精神荒廃の事態は悪い方向へと転がっていく様子が描かれていきます。

妹シシー役でキャリー・マリガンが共演。監督はイギリスの新鋭スティーブ・マックイーン。

2011年製作/101分/イギリス
原題:Shame

映画『SHAME -シェイム-』のスタッフとキャストについて

スティーヴ・マックィーン監督・脚本:製作も務めた監督3作目「それでも夜は明ける」(13)ではマックイーンの才能にほれ込んだブラッド・ピットが製作と出演を兼ね、ファスベンダーも出演。自由の身である黒人男性が裏切りにあい奴隷として過ごした12年間を描き、アカデミー賞で見事作品賞を受賞している。

マイケル・ファスベンダー(ブランドン・エリートサラリーマン):クエンティン・タランティーノ監督の「イングロリアス・バスターズ」(09)で主要キャストのヒコックス中尉役に抜てきされる。マックイーン監督と3度目のコラボとなる「それでも夜は明ける」(13)でアカデミー助演男優賞に初ノミネートされている。

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キャリー・マリガン(妹シシー・歌手):精神的に不安定な若い女性を演じる。兄にすがるが、兄自身も精神的な深い問題を抱えている為、妹を案じるが思うような行動には出られない。

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ジェームズ・バッジ・デール(ブランドンの上司):2006年のアカデミー作品賞を受賞した『ディパーテッド』へ端役で出演した。

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映画『SHAME -シェイム-』のネタバレ感想

一組の兄妹がこれほどまでに精神的に破綻して行く模様を克明に描写した映像を見た事がありません。スティーヴ・マックィーン監督が本編で多用しているカメラの長回しで、マイケル・ファスベンダー演じるブランドンの心理状態が刻一刻と変化してゆく様子が描出されていくリアルさは鳥肌が立つほど真に迫っている様に思えました。

強烈な性描写の連続は、驚きを隠せませんが、セックス依存症という病気も困ったものです。通常の人間関係を構築する事が一切出来ず、ひたすら性の快楽のみに依存し、やがて孤立を深めていく深刻な状況の恐ろしさが十分表現されていました。

本編キャリー・マリガン出演という事で視聴したものですが、従来の出演作品の中の清楚な淑女のイメージを一掃した演技にびっくり仰天しました。最近の出演作『プロミシング・ヤング・ウーマン』の復讐に燃える恐ろしい女性の一面を描いた映画などと同じく、まったく別の人格を演じているところが面白いと同時に、女性はやはりかなり恐ろしいなという思いを新たにしました。

やはり、本作品はマイケル・ファスベンダーの狂気を孕んだ真に迫る演技力に負うところが大きいと思います。彼の演技力を120%引き出しているスティーヴ・マックィーン監督の実力もまた凄いと感じました。まだまだ、監督作品は少ないですが、今後の作品に期待したいものです。

 

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