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映画『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』(2011/トッド・フィリップス監督)感想‣ハングオーバーシリーズ第二弾舞台はタイ・バンコックへ

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『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』あらすじと概要

marla66によるPixabayからの画像

二日酔いで記憶をなくした男たちの騒動を描き世界的大ヒットした「ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」(2010)の続編。ラスベガスでの騒動から2年後。フィル、スチュ、アラン、ダグの4人は、スチュの結婚式に出席するためにタイ、バンコクへ飛び立った。

みんなはトラブルメイカーのアランを渋々ながら同行させ、ローレンの弟のテディ(メイソン・リー)も合流する。

ローレンの父親(ニルット・シリジャンヤー)はスチュを嫌っており、婚前パーティでも彼をいびるのであった。そんな夜の終わり、スチュ、フィル、ダグ、アラン、テディの5人はビーチでキャンプファイアを囲み、アランが用意したマシュマロと前回の反省を踏まえてフィルが用意したビール1本だけの乾杯をしたのですが、その後の記憶がまたもや消えていました。

翌朝一行は見知らぬホテルの一室で目を覚ましますが、またもや昨夜の記憶を一切失っていました。やはり、性懲りも無く、前回同様バチェラーパーティを繰り広げていたのでした。目覚めると部屋には猿がいて、アランは丸刈り、スチュの顔にはタトゥが入っており、花嫁の弟テディは姿を消していました。またしても、昨晩。知らぬ間に想像もできない事態を引き起こしていたのでした。

監督のトッド・フィリップス、主演のブラッドリー・クーパーら前作のスタッフ、キャストが再結集。

『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』スタッフとキャストについて

Dean MoriartyによるPixabayからの画像

トッド・フィリップス監督:1970年ニューヨークブルックリン出身。前作作『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』を監督・製作し、これが全米のみで興行収入2億7千万ドルを超える空前の大ヒット作、全米コメディ映画史上歴代ナンバーワン興収を記録した上に、ゴールデングローブ賞作品賞まで受賞。本作品は第二弾。最近では、ホアキン・フェニックス主演作『ジョーカー』(19)で監督・脚本・製作を務めた。

監督作品投稿記事:

映画感想|『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』(2009/トッド・フィリップス監督)

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ブラッドリー・クーパー(フィル):1975年フィラデルフィア出身。「SEX AND THE CITY」のゲスト出演で本格的に俳優デビュー。TVを中心にキャリアを重ねたそうだ。

出演作投稿記事:

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エド・ヘルムズ(スチュ):ジョージア州アトランタで生まれ育つ。

ザック・ガリフィアナキス(アラン):主人公フィルのお株を奪うボケ役でストーリーを盛り上げる。映画を大いに盛り上げるが、その後の人生が非常に心配です。

ケン・チョン:1969年生まれの大いに盛り上げるが韓国系アメリカ人、コメディアン、俳優、医師。『クレイジー・リッチ』(18)、『トムとジェリー』(21)にも出演中。

クレイジー・リッチ!映画 舞台はシンガポールの中国人社会 レビュー

『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』ネタバレ感想

SimonによるPixabayからの画像

酒を飲んだ上での失敗というのは、人それぞれ大なり小なり経験されていると思います。

わたし自身も人に言うのが恥ずかしくなるような失態が何度もあります。海外顧客の接待役で顧客を置きざりにして、自分が前後不覚の泥酔状態に陥り、挙句の果てに、いつの間にか顧客の泊まっているホテルのベッドで翌日起きたという経験もあります。

ハングオーバーの彼らは、泥酔したとはいえ、今回はドラッグによる幻惑だった様ですが、やる事だけはしっかりやってその後、何もかも忘れてしまうという大変都合の良い”酔い方”なのは甚だ関心します。大半は酔いつぶれて何もできずに寝てしまうパターンが多いのですが、、、

本作品はハングオーバーシリーズ第二弾、第一作が滅茶苦茶に面白かったので、大いに期待をしてみました。お馬鹿さ加減では第一作と遜色はないものの、期待が大きい分、若干期待外れ、正直第一作程面白くないかもしれません。しかし、場所をラスベガスからタイ・バンコックに移し、国際色豊かな映画になっていて、物珍しいシーンが随所に生かされていた点は大変興味を惹かれるところでした。

アランの常軌を逸した脱線振りは相変わらずで、際立っていました。更に輪を掛けて面白いのはやはり韓国系アメリカ人ケン・チョンの演じるミスター・チヤウです。前回よりヒートアップしていました。何故かアランとは馬が合うようです。非常に恐ろしいマフィアのボスで何をやらかすか怖くてとても安心して見ていられませんが、そんな彼をも笑いの渦に巻き込むストーリー展開の上手さには舌を巻きます。

 

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