『魔女がいっぱい』のあらすじと概要
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のロバート・ゼメキス監督が手がけたファンタジー。
「チャーリーとチョコレート工場」で知られる児童文学作家ロアルド・ダールの「魔女がいっぱい」を原作に、「プラダを着た悪魔」「レ・ミゼラブル」のアン・ハサウェイが世界一恐ろしいと言われる大魔女(グランド・ウィッチ)を演じた。
1960年代、とある豪華ホテルに現れた、おしゃれで上品な美女。しかし、彼女の正体は誰よりも危ない邪悪な大魔女(グランド・ウィッチ)だった。この世に魔女は実在し、世界中に潜んでいる。いつまでも若く、おしゃれが大好きな魔女たちは、人間のふりをして普通の暮らしを送りながら、時々こっそりと人間に邪悪な魔法をかけている。彼女たちはいつまでも若く、おしゃれが大好きで、いつも帽子をかぶり長い手袋をしているそうです。そして人間のふりして普通の暮らしをしながら時々こっそり人間に邪悪な魔法をかけている。また、彼女たちの存在に気づいている人間はいない――気づいた人間はすべて、魔法でにわとりやネズミなどの動物に変えてしまうからです。
そんな魔女たちの頂点に立つ大魔女が、魔女たちを集め、ある計画をもくろんでいました。魔女の大嫌いな存在は子供たちだそうで、子供を動物に変えてしまう相談をしています。そして、ひとりの少年が偶然魔女の集会に紛れ込み、その計画を知ってしまうが、その結末は!
「シェイプ・オブ・ウォーター」のギレルモ・デル・トロが製作と脚本に参加。「ROMA ローマ」のアルフォンソ・キュアロンも製作に名を連ねる。
『魔女がいっぱい』のスタッフとキャストについて
ロバート・ゼメキス監督:94年の「フォレスト・ガンプ 一期一会」ではアカデミー賞の作品賞と監督賞を受賞し、主演のトム・ハンクスにもオスカーをもたらした。再びハンクスとタッグを組んだ「キャスト・アウェイ」と「ホワット・ライズ・ビニース」(ともに00)でメガホンをとった
アン・ハサウェイ(大魔女):01年「プリティ・プリンセス」の主役で映画デビューを果たし、若い世代の女性から絶大な人気を得る。以降、アン・リー監督の「ブロークバック・マウンテン」(05)等で人気を博す。
出演作投稿記事:
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オクタビア・スペンサー(おばあちゃん):NASAの女性職員の知られざる活躍を描いた「ドリーム」(16)、ギレルモ・デル・トロ監督のオスカー受賞作「シェイプ・オブ・ウォーター」(17)でもアカデミー賞助演女優賞の候補となった。
スタンリー・トゥッチ(ストリンガーIII世):「ロード・トゥ・パーディション」(02)、「ターミナル」(04)、「プラダを着た悪魔」(06)などの話題作でバイプレイヤーとして活躍し、「ラブリーボーン」(09)でアカデミー助演男優賞にノミネート。
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『魔女がいっぱい』のネタバレ感想
アン・ハサウェイが口裂け女の邪悪な大魔女を演じているのでびっくり仰天!小さな子供が見ていたら夜夢に出て来て、うなされてしまいそう。
ネズミに変えられてしまった少年たちは結局人間に戻れず、ネズミのまま一生を終える事になったのが気の毒ですが、しっかり魔女に仕返しをしていたのがせめてもの救いなんでしょう!
非常に美しく着飾り、優雅でチャーミングでとても大魔女には見えませんが、言動はとてつもなく横柄な役どころを上手く演じていました。大胆なメイクで、アン・ハサウェイと分かっていなければ、まったく別人になっているので、一体誰なのか分からないかも知れません。最後に恐ろしい正体が現れますが、これはさすがに怖いです。ネズミに変えられた大魔女も、ボスらしいふてぶてしい姿かたちのネズミになっていました。買い猫に襲われる最期が少し気の毒に思えました。
大魔女の対極にある「おばあちゃん」役のオクタビア・スペンサーの演技が光っていました。彼女は元々魔女の存在が分かっていました。孫が魔女に取り憑かれようとしたので、ホテルに引越してきますが、そこで魔女の大集団に遭遇してしまったのが運のツキでした。
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