『小悪魔はなぜモテる?!』のあらすじと概要
「スーパーバッド 童貞ウォーズ」「ゾンビランド」のエマ・ストーン主演によるラブコメディ。
カリフォルニアの女子高生オリーブ(ストーン)は、モテない、目立たない、特に特徴もない、敬虔なクリスチャンの学校に通う17歳。オリーヴは友人のリー(アマンダ・バインズ)についた、彼氏とエッチをしたという軽い気持ちでついた嘘が学校中に広まり、一気に目立つ存在となります。(この噂話は自作自演でした)
オリーヴが目立つ存在となるとゲイの同級生ブランドンが、ゲイということをごまかすべく「俺ともエッチをしたことにしてくれないか?」と飛んでもない懇願をしてきます。仕方なくオリーヴはそのような演技をすることになります。そのことをきっかけに、学校内ではさらに尻軽女としてのイメージがついてしまうオリーヴでした。
そしてさらに、そのような「エッチをしたことにしてほしい」という願いが一部男子から殺到し、オリーヴのイメージはどんどん悪くなってしまいます。そして、最後には人助けの為に、とんでもない大嘘をついてしまうことになりますが、、、
映画は全て、カリフォルニア州オーハイで撮影された。セットは一切使用されず、家屋は実際の住居が使われたという。
(原題: Easy A)
『小悪魔はなぜモテる?!』のスタッフとキャストについて
ウィル・グラック監督:ニューヨーク出身、2009年、『俺たちチアリーダー』で長編映画監督デビュー。2011年に『ステイ・フレンズ』、2014年に『ANNIE/アニー』を監督した。
エマ・ストーン(主人公、オリーヴ・ペンダーガスト):1988年アリゾナ州スコッツデールで生まれる。彼女はTVドラマ『HEROES』のクレア・ベネット役のオーディションに参加したが、「10点満点で11点」と絶賛されたヘイデン・パネッティーアに敗れた。ストーンはこのことを「どん底」と表現しているという。本作品では全然モテない、目立たない存在の女子高生役で登場するが、ひょんなことからついた嘘がとんでもない事態を引き起こします。心優しいが、かなりませた女子高生役?!
出演作投稿記事:
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ペン・バッジリー(トッド):07年に始まったTVドラマ「ゴシップガール」が大ヒット。ニューヨークを舞台にセレブ高校生たちの生活を描いたこのドラマで、庶民派のダン役を演じてブレイクした。
パトリシア・クラークソン(オリーブの良き理解者の母親):1959年ルイジアナ州ニューオリンズ出身。1987年の『アンタッチャブル』で映画デビュー。
出演作投稿記事:
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『小悪魔はなぜモテる?!』のネタバレ感想
主人公オリーヴの家族がとてつもなく素晴らしいので驚きました。実母役のパトリシア・クラークソンは少しぶっ飛んでいますが、常に娘を肯定的に見守っています。継父役のスタンリー・トゥッチ(出演作多数)も非常にいい雰囲気でした。家庭環境は全く問題ないのですが、何故か全然モテない役?というのもエマ・ストーンの容姿からはとても違和感を感じてしまうところです。
また、オリーブも憧れる高校担任の教師とカウンセラーの女性が結婚しているという設定も最初はまったく分かりませんでした。
ストーリーの内容は最初からハチャメチャだったので見るに絶えず正直を言えば、2回程視聴を途中断念して、3回目の挑戦で全編を見終える事が出来た作品です。最後まで見ると、本作は後半以降に大きな山場があるので、しっかり92分見ないと映画の良さは理解出来ない事が良く分かりました。
アメリカの高校生の実態も良く映画では見ていますが、こんな感じなのかと少しは理解できました。SNSの使われる状況も想像をはるかに超えていました。人のうわさの広がり、影響力も本当に凄まじい勢いです。
それにしても原題「Easy A」から邦訳「小悪魔はなぜモテる?!」の何とも凄まじい意訳は発狂寸前の爆訳!
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