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映画『スパイダーマン2』(2004/サム・ライミ監督)感想‣世界中を熱狂させた前作から2年後の続編

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『スパイダーマン2』のあらすじと概要

congerdesignによるPixabayからの画像

グリーン・ゴブリンとの死闘から2年の後、大学やアルバイトに加え、スパイダーマンとして闘うピーターは、憧れのメリー・ジェーンとはすれ違うばかり。スパイダーマンへの復讐を誓う親友のハリーともうまくゆかず、人間関係に深く悩み始めていました。VFXを駆使したアクションシーンのみならず、丁寧に描いた奥深い恋の行方にも大注目です。

そんな時、優秀な科学者であるDr.オクタビウスを紹介されますが、彼は観衆の前で、脊髄に人工知能を搭載した金属製のアームを直結し、そのアームで人間の入り得ない状況下での実験を披露する核融合のデモンストレーション実験中の事故で凶暴な怪人ドック・オクに変身してしまいます。

一方、ヒーローとしての使命に迷いが生じていたピーターは、スパイダーマンとしての超能力にも少しずつ陰りが見え始めていました。苦悩の末、彼は遂にスパイダーマンを引退することを決意します。

監督、キャストのほか、音楽、特殊効果スタッフも続投。撮影は「マトリックス」シリーズのビル・ポープに交代。

最新VFXを駆使しパワーアップした映像が高く評価され、第77回アカデミー賞において視覚効果賞を受賞しました。製作費2億㌦を注ぎ込み、全世界興行収益7.8億㌦を稼ぎ出した超大作ヒット作品。

『スパイダーマン2』のスタッフとキャストについて

Tomáš RyantによるPixabayからの画像

サム・ライミ監督『死霊のはらわた』以降、いわゆるカルト映画の監督として人気を集めてきたが、本作品『スパイダーマン』シリーズで、さらに幅広い多くのファンを獲得する。

トビー・マグワイア(スパイダーマン/ピーター・パーカー):

前作の感想投稿記事:

映画感想|『スパイダーマン』(2002/サム・ライミ監督)スーパーヒーロースパイダーマン 待望の劇場映画化作品

キルステン・ダンスト(メリー・ジェーン):1982年生まれ、米ニュージャー州出身。1989年公開にオムニバス映画『ニューヨーク・ストーリー』で、ウディ・アレンが監督した「Oedipus Wrecks」で映画デビュー。

キルステンの「このシリーズに出演するのは3作で十分だわ」発言は報道されていたそうで、「2」の撮影時点で「3」への出演はほぼ確定したようです。

本シリーズのプロデューサーの一人がわたしの歯を“完璧なバービー人形の歯”に変えさせようと、微妙な感じで強要しようとしてきた為、キルステンは『いいえ、そんなことはしません』と言った」と当時を振り返っていました。(シネマツゥデイ記事引用)

映画感想|『エリザベスタウン』(2005/キャメロン・クロウ監督)オーランド・ブルーム、キルステン・ダンスト主演青春ドラマ

アルフレッド・モリーナ(オットー・オクタビアス/ドック・オク):1953年生まれ英ロンドン出身「ダヴィンチ・コード」でオプス・デイの司教と重要な役を担い、アカデミー作品賞にノミネートされた「17歳の肖像」や「プリンス・オブ・ペルシャ」「魔法使いの弟子」など大作への出演が続いている。

『スパイダーマン2』のネタバレ感想

noelschによるPixabayからの画像

超能力を持ちスーパーヒーローであるにもかかわらず、性格的なものなのか大学生になっても、何となくなよなよしており、冴えない風采のあまり上がらない青年として描かれています。学業も、アルバイトも、恋も、友人関係もまったく順調ではありません。更に、スパイダーマンとしての超能力にも陰りが見せ始め、ヒーロー引退を決意するところまで落ち込んでいます。

勿論、「引退」は誰も信じてはいません。強大な敵「ドック・オク」の出現で、メリー・ジェーンを救出する為、急遽スパイダーマンに変身するというお決まりの筋書でした。ヤマタノオロチの様な4本のアームに支配されるドック・オクは強敵で、物凄いバトルを展開します。その最中に暴走した電車を蜘蛛の糸を張り、両手で引っ張り電車の転落を食い止めるシーンは圧巻でした。きっとあの電車のシーンで1億㌦位の製作費を掛けたのかも知れません…?!

MJ(キルステン・ダンスト)の立場からピーターを見てみるとやはり、『愛していない』と言われたり、次には『結婚して欲しい』と言われたり、と翻弄され過ぎてついて行けないというのが本音です。しかし、彼がスパイダーマンとしての正体を明かした後は、『正義の為に戦うので君を幸せに出来ない』という言葉を投げられ、かなり悩みながらも、結婚式を土壇場で抜け出して、ピーターの元に駆けつけてくるという突拍子も無い行動は理解できなくもないです。

自分は幸福にならなくても構わないから、彼と一緒にいたい、彼を見守り続けたいということなのでしょうか!?このように思ってくれるパートナーに一人でも良いので恵まれる事が最大の幸福の様な気がします。

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