映画『グレイマン』のあらすじ・概要
2009年に出版されたマーク・グリーニーの『暗殺者グレイマン』に始まる小説シリーズをもとに「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」「アベンジャーズ エンドゲーム」のアンソニー＆ジョー・ルッソ兄弟がメガホンをとったアクションスリラー。
「ブレードランナー 2049」「ラ・ラ・ランド」のライアン・ゴズリングと、「キャプテン・アメリカ」「アベンジャーズ」シリーズのクリス・エバンスが初共演し、命をかけた工作員同士の壮絶な攻防が繰り返されます。（CIAの内部抗争でした）
通称「グレイマン（見えない男）」と呼ばれる優秀なCIAの工作員コート・ジェントリーは、ある日、組織不正に関わる超重要機密を知ってしまったことから、命を狙われるはめになります。非情な工作員のロイド・ハンセンはコートに賞金をかけ、高額な懸賞金をコートに掛け、世界各地に暗殺集団を次々に送り込み、ありとあらゆる手段を使いコートを仕留めようとしますが……。
コートをライアン・ゴズリング、ロイドをクリス・エバンスが演じるほか、「ブレードランナー 2049」「ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密」で2人とそれぞれ共演経験のあるアナ・デ・アルマスが、コートを援護する工作員のダニ・ミランダ役で出演。
なお、製作費は2億ドルと、『レッド・ノーティス』と並び、Netflix史上最も高額な作品となっています。
2022年製作／129分／アメリカ
原題：The Gray Man
映画『グレイマン』のスタッフとキャストについて
アンソニー＆ジョー・ルッソ兄弟監督：ルッソ兄弟としてコンビで活動をしている。初の長編監督作「Pieces（原題）」（97）でスティーブン・ソダーバーグとジョージ・クルーニーに見出され、2人が設立した製作会社の第1弾作品「ウェルカム・トゥ・コリンウッド」（02）で監督・脚本を務める。
ライアン・ゴスリング（CIAの工作員コート・ジェントリー／シエラ・シックス）：１８年間CIAの為に働いたにも関わらず、最後にCIAに裏切られ、逃亡生活を余儀なくされる秘密暗殺者役。
純愛映画「きみに読む物語」（04）の主演でレイチェル・マクアダムスとともに一躍有名になる。
➢古い言葉「比翼の鳥」「連理の枝」など仲の良い夫婦を現す言葉の通り、映画『きみに読む物語』の主人公二人もすごく幸福な人生を送る！
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クリス・エバンス(コート・ハンセン）：コート・シックスの命を世界各地で狙う暗殺者。残虐な性格を持つ／人気マーベル・コミックの実写映画化「ファンタスティック・フォー」シリーズ（05、07）などで若手スターとして頭角を表す／コートの命を狙う憎らしい悪役振りに驚き！いつも白いパンツ姿なのが印象的。
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アナ・デ・アルマス（ダ二・ミランダ）：コートの味方となるCIA工作員／17年、リドリー・スコット製作総指揮のSF大作「ブレードランナー 2049」で、ライアン・ゴズリング演じる主人公の恋人役に抜てきされブレイク。
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映画『グレイマン』のネタバレ感想
ライアン・ゴスリングのクールな暗殺者役ははまり役でした。手強い悪党を相手に深手を負いますが、何とか無事切り抜けます。全編息つく暇もないアクションの連続です。スピード感、リアルさ、臨場感は嘗て見た映画の中ではピカイチではないかと思われる程ずば抜けて迫力がありました。CGも駆使されているとは思われますが、実写との境がまったく分からず、恐るべき映像の連続には本当に度肝を抜かれました。
Netflixオリジナル映画と製作され２００億円という膨大な製作費が費やされたということも納得です。一部劇場で公開されたとはいうものの、動画配信がメインの為、多くの視聴者が大迫力の画像を大型スクリーンで体感できないというのは残念な気もします。
映画の撮影地は全世界に飛び回り美しい映像シーンの数々を堪能出来ます。しかしながら、過激なカーアクション、銃撃戦、爆破シーンの連続でプラハの街が破壊され尽くされるのではないかと心配になりました。
ストーリーそのものは単純明快で非常に分かり易いので、好感を持てました。今後、続編やスピンオフ作品の企画も進行中と聞きます。これ以上迫力アップされる余地は既に無いのではと思われますが、たいへんに楽しみで見逃せそうにありません…
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