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『キャリー・マリガン』出演映画おすすめ10作品(最近観た映画、観直してみた映画限定/順不同)

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絶対見逃せない映画 おすすめ
Manfred RichterによるPixabayからの画像
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清楚で可憐、お嬢様タイプという雰囲気でしたが、最近の映画『プロミシング・ヤング・ウーマン』では見事な固定概念を一層する変貌した演技振りにびっくり仰天! 芸域をぐっと広げ、何とも逞しいキャリー・マリガンの大活躍です。今後も応援したくなります。

『ワイルドライフ』 (2018/ポール・ダノ初監督作品)

映画『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』で双子の牧師役を演じたポール・ダノの初監督作品と聞いて正直驚いた。役者としても素晴らしい演技でひと際目立つ存在感を出しているが、今回メガホンを握る多彩振り、また作品の完成度の高さに度肝を抜かれた。また、欧米では主演級の俳優が監督をやったり、監督から俳優になったりする人がかなり多いのにも驚く。それも数え上げたら本当にキリがない。

今回の映画は私の感想としてはストーリーとしては地味ながらも、夫婦とその子供の心の内面の不安・葛藤が非常に良く描かれている作品になっていると思う。

ワイルドライフ 映画 ポール・ダノ初監督作品 レビュー 

『時の面影』(2021/サイモン・ストーン監督)

『華麗なるギャツビー』(12)『ワイルドライフ』(19)などで知られるキャリー・マリガンと『キングスマン』『007』シリーズなどで知られるレイフ・ファインズが共演する映画(ジョン・プレストンの小説を原作に描く実話に基づく映画)本作品『時の面影』が1月29日にNetflixで独占配信開始となったものを観賞したもの。

舞台は1939年第二次世界大戦が迫るイギリス。サットン・フーに引っ越してきた裕福な未亡人エディス・プリティ(マリガン)は、所有する土地にある墳丘墓を発掘しようと考えたものの、博物館は戦争の直前で新たな事業に乗り出さないと考えた彼女は、アマチュア考古学者であるバジル・ブラウン(レイフ・ファインズ)を雇い入れる事にしました。

ブラウンはやがて、墳墓の中に、大発見となる「ヴァイキング時代か、それより前のもの」船の遺跡を発見します。戦争の到来など全く感じさせない静寂な大地に眠る遠い過去の遺産。これが、ただの墓でなく「戦士、もしくは王の墓」ということがやがて判明していきます。

映画感想|『時の面影』(2021/サイモン・ストーン監督)「これは一生に一度の発見だ!」

『ドライヴ』(2011/ニコラス・ウィンディング・レフン監督)

「きみに読む物語」「ブルーバレンタイン」のライアン・ゴズリング主演で、昼はハリウッド映画のカースタントマン、夜は強盗の逃走を請け負う運転手(逃がし屋)として働く孤高の天才ドライバーが、愛する女性を守るため裏社会を相手に命がけの戦いを繰り広げる姿を描いたクライムサスペンス。

寡黙なドライヴバー役でセリフは殆んどありませんが、音楽、映像で主人公の心理を鋭く描出している見事な作品です。

日本にニコラス・ウィンディング・レフンの名を知らしめた映画であり、この映画のヒットをきっかけにレフンの過去作が相次いで劇場公開・ソフト化されたという作品。

映画感想|『ドライヴ』(2011/ニコラス・ウィンディング・レフン監督)ライアン・ゴスリングが孤高の天才ドライバーに。

『プライドと偏見』(2005/ジョー・ライト監督

ジェーン・オースティンの同名小説を「パイレーツ・オブ・カリビアン」のキーラ・ナイトレイ主演で映画化。英国の上流社会を背景に、“結婚”という切実な問題に直面したヒロインの心の葛藤をつづる。

18世紀末のイギリスの田舎町。5人の姉妹が母親と暮らすベネット家の近所に、資産家ヒングリーが引っ越してくる。次女エリザベス(キーラ・ライトレイ)はヒングリーの親友ダーシーに出会い、その高慢な態度に反感を抱くが、、、エリザベスはそのダーシーに求婚されるが、彼の高慢な性格に反発してそれを拒むが、ある事件をきっかけに彼の意外な一面を知ることになる。何と彼は二度目の求婚をする。

オール・イギリス・ロケで撮った由緒ある豪邸の数々も、豊かな田園風景と共に見どころのひとつとなっている。

映画感想|『プライドと偏見』(2005/ジョー・ライト監督)“結婚”という切実な問題に直面したヒロインの心の葛藤を描出

『華麗なるギャッツビー』(2013/バズ・ラーマン監督)

1974年にロバート・レッドフォード主演で映画化もされた、米作家F・スコット・フィッツジェラルドの小説「グレート・ギャツビー」を、「ロミオ+ジュリエット」のバズ・ラーマン監督&レオナルド・ディカプリオ主演コンビで再映画化した作品、ラ―マン監督の華やかな世界が素晴らしいテンポで繰り広げられるラブ・ロマンスが展開されます。

舞台は1920年代の米ニューヨーク、ロングアイランド。宮殿のような豪邸に暮らし、素性も仕事も謎めいた大富豪のジェイ・ギャツビー(レオナルド・ディカプリオ)は、毎夜のように豪華絢爛、バカ騒ぎの大パーティを開いていました。

そんなある日、ギャツビーは、隣人の証券会社で働く青年ニック(トビー・マグワイア)に好意を示し、自らの生い立ちを語り始めるが、あまりにできすぎた物語に、どこからやって来たのか、いかにしてばく大な富を得たのか、なぜパーティーを開催し続けるのか、日を追うごとに彼への疑問を大きく膨らませていくニックはギャツビーが何か隠し事をしている事を直感します。次第にギャッビーの本当の大きな目的が徐々に明らかになっていきます…

映画感想|『華麗なるギャッツビー』(2013/バズ・ラーマン監督)レオナルド・ディカプリオ/キャリー・マリガン共演

『未来を花束にして』(2015/サラ・ガブロン監督)

実話をもとに、1910年代のイギリスで参政権を求めた女性たちの姿をキャリー・マリガン主演で描いた感動のヒューマンドラマ。

1912年、イギリス・ロンドン。幼い頃から、劣悪な環境の洗濯工場で働く24歳のモード(マリガン)は、同じ工場で働く同僚の夫と幼い息子の3人で暮らしていた。ある日、ひょんなことから、女性参政権運動活動家である友人に代わって公聴会で証言し、「今とは異なる生き方があるのでは?」という疑問を持つようになる。それがきっかけとなり、モードはWSPU(女性社会政治同盟)のリーダーであるエメリン・パンクハースト(メリル・ストリーブ)の演説を聞き、デモにも参加するようになる。

映画感想|『未来を花束にして』(2015/サラ・ガブロン監督)100年前世界を変えた,(私たちと変わらない平凡な)女性たちを描く

『マッドバウンド 哀しき友情』(2017/ディー・リース監督)

ヒラリー・ジョーダンの長編小説をもとに、2次世界大戦直後の米国ミシシッピを舞台とする、綿花農場で働く白人一家と黒人一家がそれぞれの苦悩と向き合いながら愛と希望を見いだしていく姿を見事に描いたヒューマンドラマ。

本作品は2017年にNetflixが配信した作品の中でも最高の評価を受けており、ジェイソン・ミッチェルとメアリー・J・ブライジの演技は特に称賛されているという。

ミシシッピ・デルタの綿花農場を買い取り引っ越してきた夢想家の地主ヘンリー・マッカランと新妻ローラ。代々その土地で暮らしてきた小作人のジャクソン一家は、家長ハップのもとでより良い生活を求めて、一家で粘り強く働き続けていました。

ある日、戦争に空軍パイロットとして従軍していたヘンリーの弟ジェイミーと、陸軍戦車大隊軍曹として従軍したジャクソン家の長男ロンゼルが帰郷して来ますがが、2人には生還したことを素直に喜べない事情がありました。ロンゼルに与えられた褒賞はその働きにとても見合わないものでした。また、ジェイミーはPTSDに苦しめられるなど、戦争が2人の心に残した傷は大きく故郷での生活は順調にいきません。 居場所のない二人は、いつしか友情で結ばれる様になっていきます。人種隔離政策が社会にまだ相当深く根付いた南部の田舎町で、友情を育んでいくジェイミーとロンゼルでしたが、予期せぬ大きな災難に遭遇します。

映画感想|『マッドバウンド 哀しき友情』(2017/ディー・リース監督)キャリー・マリガン主演でアメリカ史の一断片を描く!

『プロミシング・ヤング・ウーマン』(2020/エメラルド・フェネル監督

Netflixオリジナルシリーズ「ザ・クラウン」でチャールズ皇太子の妻カミラ夫人役を演じ、テレビシリーズ「キリング・イヴ Killing Eve」では製作総指揮や脚本を担当するなど、俳優・クリエイターとして幅広く活躍するエメラルド・フェネルが、自身のオリジナル脚本でメガホンをとった長編映画監督デビュー作品。

ごく平凡な生活を送っているかに見える女性キャシー。実はとてつもなく切れ者でクレバーな彼女には、周囲の知らないもうひとつの顔があり、夜ごと着飾り、派手めなメイクで外出する謎めいた行動の裏には、ある目的があった。医学部で学び、明るい未来を約束された若い女性(=プロミシング・ヤング・ウーマン)だと誰もが信じていた主人公キャシーが、ある事件に巻き込まれ約束された未来をふいに奪われたことから、復讐を企てる姿を描ていく。

映画感想|『プロミシング・ヤング・ウーマン』(2020/エメラルド・フェネル監督)アカデミー賞に5部門ノミネートされた復讐エンターテイメント!

『17歳の肖像』(2009/ロネ・シェルフィグ監督)

1961年、ロンドン郊外。学歴がないために苦労してきた父親の大きな期待を担ってオックスフォードに進学しようとしている優等生のひとり娘・ジェニー(キャリー・マリガン)の憧れの地はパリ、勉強の合間にこっそりシャンソンのレコードを聴いては、厳しい父親に叱られる毎日を過ごしていました。ある雨の日に、倍も年の離れた男性デイヴィッド(ピーター・サースガード)と恋に落ち、勉強漬けの日々からは想像もできなかった刺激的な世界へ飛び出し、それまでの人生が一転する少女の変化と成長を描くほろ苦い青春ムービー。

監督は「幸せになるためのイタリア語講座」のロネ・シェルフィグ、脚本は「アバウト・ア・ボーイ」「ハイ・フィデリティ」のニック・ホーンビィ。主演のキャリー・マリガンは第82回アカデミー賞で主演女優賞にノミネートされた。

映画感想|『17歳の肖像』(2009/ロネ・シェルフィグ監督)キャリー・マリガン初主演の甘く切ないラブストーリー。

『わたしを離さないで』(2010/マーク・ロマネク監督)

「日の名残り」で英文学界最高峰のブッカー賞を受賞した、日本生まれのイギリス人ノーベル賞作家カズオ・イシグロの同名SF小説を、英若手実力派俳優たちの中から最高のキャスティング(キャリー・マリガン、キーラ・ナイトレイ、アンドリュー・ガーフィールドらを集結)で映画化されたものです。

監督は「ストーカー」(2002)の新鋭マーク・ロマネク。田園地帯にたたずむ、外界から隔絶された田園地帯に佇む寄宿学校ヘイルシャムで学ぶキャシー、ルース、トミーは、絵や詩の創作活動に励みながら、“特別な子ども”として育てられた。18歳になってヘールシャムを出た3人は、農場のコテージで共同生活を始めるが、ルースとトミーが恋人同士になったことで友情が崩壊していく。やがて3人に再会のチャンスが訪れるが、そこには残酷なまでに儚(はかな)い運命が待ち受けていました。

映画感想|『わたしを離さないで』(2010/マーク・ロマネク監督)近未来”クローン人間”の衝撃の物語!

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