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おすすめ映画『トゥルー・グリット』(2010/コーエン兄弟監督)感想‣兄弟監督作品史上最高のヒット作!

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『トゥルー・グリット』のあらすじ概要

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「ノーカントリー」のコーエン兄弟が、ジョン・ウェイン主演の名作西部劇「勇気ある追跡」(1969)をジェフ・ブリッジス主演でリメイク。

1870年代の米・アーカンソーを舞台にしている西部劇。父親を殺された14歳の少女マッティは父の敵討ちの為、隻眼の凄腕連邦保安官コグバーン(ブリッジス)を雇います。だが、コグバーンは元泥棒で大酒飲みの自堕落な男、彼を信用できないマッティはコグバーンに同行して犯人を追うことになります。テキサス・レンジャーのラビーフ(マット・デイモン)も加わり、かたきのチェイニー(ジョシュ・ブローリン)を追うこととなります。

コーエン兄弟の監督作では最大のヒット作。また、西部劇映画としては『ダンス・ウィズ・ウルブズ』に次いで歴代2位の北米興行収入となっています。

共演にマット・デイモン、ジョシュ・ブローリン、バリー・ペッパー。

原題:True Grit

やはり、天涯孤独な少女を描くトム・ハンクス主演・西部劇➢

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『トゥルー・グリット』のスタッフとキャストについて

Wolfgang R. ZisslerによるPixabayからの画像

コーエン兄弟監督・製作・脚本 

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スティーブン・スピルバーグ製作総指揮

ジェフ・ブリッジス(連邦保安官、ルースター・コグバーン):主演作「クレイジー・ハート」(09)で5回目のノミネートにして初めてオスカーを獲得している。

マット・デイモン(ラ・ビーフ):1988年、ハーバード大学在学中にジュリア・ロバーツ出演の「ミスティック・ピザ」で映画デビューし、その後大学を休学して「青春の輝き」(92)、「ジェロニモ」(93)、「戦火の勇気」(96)などに出演する。役に恵まれずなかなかブレイクに至らなかったが、親友のベン・アフレックとともに脚本を執筆・出演した「グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち」(97)でアカデミー脚本賞を受賞し、一躍注目を浴びる。

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ジョシュ・ブローリン(トム・チェイニー):07年、「ノーカントリー」や「アメリカン・ギャングスター」などで脚光を浴びる。第43代米大統領ジョージ・W・ブッシュの伝記映画「ブッシュ」(08)では主演を務め、「ミルク」(08)でアカデミー助演男優賞に初ノミネートを果たす。

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ヘイリー・スタインフェルド(少女マティ)マティ・ロス役のためのキャスティング・セッションがテキサスで行われ、1万5000人の候補者から選考されたが中々見つからず、最終的にロサンゼルス出身のヘイリー・スタインフェルド(当時13歳)に決定したという。彼女は撮影を振り替えり、「とにかくセリフがたくさんあって大変な役だった...」と語っています。コーエン兄弟による西部劇は、確かにかなりおしゃべりの多い異色な内容でした。

『トゥルー・グリット』のネタバレ感想

Stephan WestphalによるPixabayからの画像

(ネタバレ!)

聡明で、頑固で、口達者な少女マティの存在感が半端ではありませんでした。弁護士と交渉するシーンも親譲りの明解で論理的な会話には呆気に取られました。結構深そうで、川幅の広い川も馬と一緒に渡り切ってしまう度胸の良さもあります。物凄く高い木の枝に吊るされた遺体の確認の為に木登りをしたシーンは実際にヘイリー・スタインフェルド本人が登ったと雑誌インタビューで応えています。かなり高い木で、まさかこんな高い木に登らされるとは思わなかったと述懐していました。10㍍は超えていた様な気がします。(何故、あのように高い場所に吊るされる必要があったのかよく分かりませんが…)

舞台は1870年代のアメリカ西部。荒くれ者揃いの西部で父親の仇を取りたいという勇ましい少女の願いは、当然の事乍ら初めは誰にも本気に相手にして貰えませんでした。一方、酒浸り、口論の絶えない男たち、アウトローたちの殺し合いシーンが重なる中で、初心を貫徹しようとする強靭な少女の意思は精彩を放ちまくります。探し当てる事をほぼ諦めていた時、憎い親の仇トム・チェイニーに偶然出会い、大事に抱えていた銃で、残念ながら急所は外してしまいましたが一発食らわしています。やはり、このあたりのストーリー展開に感動させられました…西部劇映画としては『ダンス・ウィズ・ウルブズ』に次いで歴代2位の北米興行収入となっていることも思わず納得の感動作!

 

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