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おすすめ映画『シャーロック・ホームズ/シャドウ・ゲーム』(2011/ガイ・リッチー監督)感想‣アクション満載の斬新な映像で描くホームズ

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Kamila SmrekovskaによるPixabayからの画像

『シャーロック・ホームズ/シャドウ・ゲーム』のあらすじと概要

アーサー・コナン・ドイルの生み出した名探偵シャーロック・ホームズを主人公に、ガイ・リッチー監督、ロバート・ダウニー・Jr.主演で描くアクション「シャーロック・ホームズ」(2009)の続編。

ヨーロッパ各地で連続爆破事件が発生し、ホームズは(原作小説でも人気の高い悪役)天才数学者で作家として有名なモリアーティ教授こそが黒幕、世界大戦の勃発を目論見る悪の権化だと推理します。事件に関与していると見たアイリーンが序盤早々に姿を消し、「手を引かなければワトソンの命も狙う」とモリアーティから脅迫されたホームズは、事件解決の鍵となる女性シムを探しにフランスへ向かうが……。

前作に続きジュード・ロウ、レイチェル・マクアダムスが共演するほか、シム役で「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」のノオミ・ラパスが参加。

『シャーロック・ホームズ/シャドウ・ゲーム』のスタッフとキャストについて

ガイ・リッチー監督:米人気TVシリーズ「0011 ナポレオン・ソロ」(64~68)の映画化「コードネーム U.N.C.L.E.」(15)では製作、原案、脚本、監督を手がけ、「キング・アーサー」(17)でも製作から脚本・監督に携わった。

監督作品➢

おすすめ映画|『シャーロック・ホームズ』(2009/ガイ・リッチー監督)

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ロバート・ダウニー・Jr(シャーロック・ホームズ)「アイアンマン」が大ヒットし、コメディ「トロピック・サンダー 史上最低の作戦」でアカデミー助演男優賞にノミネートされる。

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ジュード・ロウ(医師・ジョン・ワトソン):➢「ジュード・ロウ」おすすめ10作品(最近観た、観直してみた作品限定)

レイチェル・マクアダムズ(アイリーン・アドラー):本作品での出演シーンは冒頭ほんの短い時間のみとなって少々残念。

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ナオミ・ラパス(女ジプシー・シム):スウェーデン発の世界的ベストセラーミステリーの映画化「ミレニアム」3部作(09)のヒロイン役に抜てきされ、暗い過去をもつ天才ハッカーのリスベット・サランデルを演じブレイクした。

おすすめ映画|『ドラゴン・タトゥーの女』(2011/デヴィット・フィンチャー監督)

ジャレッド・ハリス(悪役・モーリアティ教授):、映画「I SHOT ANDY WARHOL」(96)で、世界的アーティストのアンディ・ウォーホル役を演じ注目を浴びる。本編では、高名な数学者という“表”の顔と、世界の富と権力を掌握しようと企てる“裏”の顔をもつモリアーティを演じる。

感想|『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』(2008/デヴィッド・フィンチャー監督)B.ピット主演映画

『シャーロック・ホームズ/シャドウ・ゲーム』のネタバレ感想

前作同様、ストーリー展開の早さに付いて行くのがやっとでした。シャーロック・ホームズの観察眼による見たものを瞬時に脳内で分析してしまうコンピューター以上の能力は前編同様本作品でも如何なく発揮されていました。脳内の高速回転の”中身”を早回しで再現されるので、われわれ観客も頭の中で高速回転で理解していかないと、展開に全く追いついて行くことが出来ません。

頭の知識で戦うだけではなく、鍛え上げられた身体能力をフルに活用して悪漢と対峙する見事なアクションシーンがスローで回されるところも見どころの一つとなっています。この点も前作でも度肝を抜かれたシーンの連続でしたが、本作でも更にブラッシュアップされています。他映画作品のアクションとは一味も二味も異なる描写にただただ驚くばかり。

ピストル、機関銃、大迫力の大砲を派手にぶっ放すシーンまで登場するところは、時代的には第一次世界大戦突入前夜の大変物騒な時代背景が良く反映されていました!更に大掛かりな大小火器の使用ばかりではなく、非常に細かい部分の微細な部分に憎らしい程の細やかな神経を使った描写の数々、これらにも堪らない魅力を感じました。真に映画を見る醍醐味!

また、ホームズと助手ワトソンの絶妙なコンビが本作では復活し、軽妙なやり取り、二人の男同士の友情の深さが溢れる描写も満載、これらシーンは映画全編各所に溢れていました。

なお、『シャーロック・ホームズ』第3弾の日本公開時期についてはまだ正式に決まってないようです。

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