1971年生まれ、スコットランド出身。若い頃からバイク好きで、2004年、友人のチャーリー・ブアマンと共にバイクでロンドンからニューヨークまで世界一周の旅を敢行。2007年には再びバイクで、今度はスコットランドから南アフリカまで走破したとい「冒険家」でもある意外な一面があります。根っからの映画好きで、脚本を読むと、こうやろう!ああやろう!ってアイデアが溢れ出てきて夢中になってしまうという。これからの活躍の期待も益々高まります。
『ビッグ・フィッシュ』(2003/ティム・バートン監督)
死期の近づく老いた父エドワードの看病に里帰りしたウィル、実は父子間は不仲で久し振りの再会となったのだが、父の得意なホラ話ではなく本当の話を聞きたいというウィルに、父は若き日に巨人と旅に出た回想話を語りはじめるのだった。
ティム・バートン監督がダニエル・ウォレスの同名小説を映画化。アルバート・フィニー扮するエドワードの若き日をユアン・マクレガーが、ジェシカ・ラング扮するその妻の若き日を「マッチスティック・メン」のアリソン・ローマンが演じている。
おすすめ映画|『ビッグ・フィッシュ』(2003/ティム・バートン監督)ユアン・マクレガー主演大人向けファンタジー映画
『アイランド』(2005/マイケル・ベイ監督)
「アルマゲドン」「パール・ハーバー」など送り出す映画のほとんどが興行的な成功を収める、ヒットメーカーマイケル・ベイ監督が第6作目にして初めて大物プロデューサー/ジェリー・ブラッカイマーと離れて、ティーブン・スピルバーグのドリームワークスと組んでする仕事となった近未来SFサスペンス超ド級アクション映画。
地球の大気は汚染され、生き残った人々は、徹底管理のゆき届いたハイテクなコロニーで暮らしていた。この清潔な都市で暮らす人々のあこがれは、日々行われる抽選で選ばれて、最後の希望の楽園<アイランド>に行くことだった。だが、主人公リンカーン(ユアン・マクレガー)は、その都市が実際はクローン製造工場であり、アイランド行きの当選者は臓器を摘出されることと知り、この都市からの脱出を目指そうとする。
マイケル・ベイ監督映画の真骨頂、随所に登場する大迫力の破壊シーンはやり過ぎ、パニック、お祭りといった感じで、是非とも大画面の劇場に足を運びたかった。
映画感想|『アイランド』(2005/マイケル・ベイ監督)クローン技術が可能になった世界を舞台に繰り広げられる近未来SF
『ムーラン・ルージュ』(2001/バズ・ラーマン監督)
舞台は1899年、パリの魅惑的なナイトクラブ、ムーラン・ルージュ。作家を目指してパリに出てきたばかりのクリスチャン(ユアン・マクレガー)は、このクラブの花形スターであり高級娼婦のサティーン(ニコール・キッドマン)とのラブストーリー。
ムーラン・ルージュの華麗なショーは人々を魅了したが、実のところセットにカネをかけすぎ経営は火の車という背景があった。
オーナーのジドラーは、資産家の公爵に新しいショーの主役サティーンをあてがうことで投資を引き出そうと考えていた。本格的な女優を目指していたサティーンもパトロンを必要としておりジドラーの申し出に不満はない。
しかしサティーンは青年舞台作家クリスチャンをパトロンと勘違いしてしまい、それがきっかけで二人は愛し合うようになってしまう……。が、彼女を我がものにしようとする公爵もしたたかな手段を講じることから悲劇が起こる。
「ロミオ&ジュリエット」(96)のバズ・ラーマン監督がミュージカル映画に挑戦。音楽、振り付け、撮影、編集、美術、衣装ともに同作のスタッフが集合、一大映像絵巻を展開。
映画感想|『ムーラン・ルージュ』(2001/バズ・ラーマン監督)魅惑のニコール・キッドマンの歌と踊り
『ドクター・スリープ』(2018/マイク・フラナガン監督)
スタンリー・キューブリック監督がスティーブン・キングの小説を原作に描いた傑作ホラー「シャイニング」の40年後を描いた続編と言われても、ピンと来る人の方がすくないのではないでしょうか? しかしながら、本作品は前作「シャイニング」を見ていなくても、十分完結した映画で楽しめるのでご安心下さい! 雪山のホテルでの惨劇を生き残り大人へと成長したダニー(ユアン・マクレガー)を主人公に、新たな恐怖が始まります。40年前、狂った父親(前作でジャック・ニコルソンの名演技が話題に)に殺されかけるという壮絶な体験を生き延びたダニーは、トラウマを抱え、大人になったいまも人を避けるように孤独に生きており、現在はニューハンプシャー州の小さな町のホスピスで勤務を始めました。そんな彼の周囲で児童ばかりを狙った不可解な連続殺人事件が発生し、あわせて不思議な力をもった謎の少女アブラ(カイリ―・カラン)との交流が始まります。その力で事件を目撃してしまったというアブラとともに、ダニーは事件を追いますが、その中で40年前の惨劇が起きたホテルへと再び舞い戻ることになります。
おすすめ映画|『ドクター・スリープ』(2018/マイク・フラナガン監督)S・キング最高傑作「シャイニング」の40年後の続編です!
『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』
ハーレイ・クインの本名ハーリーン・クインゼル、元精神科の医師。超人的な運動能力。長所は超明るくエネルギッシュでセクシー。彼女はジョーカーの担当医となった事を切っ掛けに、人生が真っ逆さまに転落することに。ジョーカーの恋人となり、悪の限りを尽くしていたという素性。しかし本作品の冒頭からこの恋はいきなり破局を迎える。ジョーカーの束縛から解け、今まで以上にモラルゼロの最凶ヒロイン(R指定!)と化してしまう。
一方、ジョーカーの庇護が無くなったことから、ゴッサム中の悪党連中から命を狙われる。最凶のガールズチーム(年齢も違えば、職業もバラバラながら、全員がそれぞれの女らしさを100%発揮しているガール・ギャング)を結成して、悪党に対抗する。
おすすめ映画|『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』(2020/キャシー・ヤン監督)
『トレインスポッティング』(1996/ダニー・ボイル監督)
ドラッグに溺れる若者たちの陽気で悲惨な青春を描き、90年代イギリスのポップカルチャーを象徴する作品となった青春映画。著者アービン・ウェルシュの同名小説を原作とする。
舞台はスコットランド、エディンバラで暮らすヘロイン中毒のレントン(ユアン・マクレガー)は、同じくヘロイン中毒のシック・ボーイやスパッド、アルコール中毒で暴力的なベグビー(ロバート・カーライル)らとつるんで無軌道な毎日の生活を送っています。
主人公レントンを筆頭に、登場する悪友たちはへロインを摂取し、ドラッグを手に入れるため盗みに精を出しているというていたらく、救いようもなく堕落していきます。それは無目的な日常を脱するための、破滅という名の救いを求めているかのように! 想像を絶する退廃的な地獄をみるような気分となります。
ある日、レントンは万引きをして逮捕されたことをきっかけに更生を決意し、ロンドンへ出て就職します。しかし強盗で逃亡中のベグビーとシック・ボーイが彼の部屋に相次いで転がりて来たことが、きっかけとなりレントンは会社をクビになってしまいます。
地元へ帰った彼らを待っていたのは、恋人との別れをきっかけにドラッグに手を出した友人トミーの葬式でした。伸し掛かる絶望感の中、人生を変えるべく大きな賭けに出るレントンたちでしたが、その結果は・・・?
ダニー・ボイルの監督第2作で、ユアン・マクレガー、ロバート・カーライルの出世作となった作品です。
おすすめ映画|『トレインスポッティング』(1996/ダニー・ボイル監督)ダニー監督の最高傑作!?
『天使と悪魔』(2009/ロン・ハワード監督)
ダン・ブラウンの世界的ベストセラーを映画化した「ダ・ヴィンチ・コード」に続く、ハーバード大学教授で宗教象徴学者ロバート・ラングドン(トム・ハンクス)を主人公としたサスペンスミステリー 第2弾。
教皇の死去に伴い、カトリック教会の総本山・ヴァチカンでは新しい教皇を選出するためのコンクラーベが行われていました。 一方、新教皇の最有力候補者だった4名の枢機卿たちが次々と誘拐・殺害予告される事件が発生していました。
誘拐犯は教会に迫害された科学者たちが創設した秘密結社・イルミナティ。イルミナティはさらにとある研究所から”反物質”(核爆発並の狭量なパワーを発揮する)も盗み出しており、午前0時直前に枢機卿だけでなく、ヴァチカンもろとも消し去るという犯行予告を送りつけてきていました。
爆発すれば核にも勝る驚異的な破壊力を持つ“反物質”をめぐり、秘密結社イルミナティの陰謀を阻止するため、ラングドン教授がローマ、バチカンを体力・知力の限りを尽くす八面六臂の大活躍を繰り広げます。
おすすめ映画|『天使と悪魔』(2009/ロン・ハワード監督)
『ホンモノの気持ち』(2018/ドレイク・ドレマス監督)
「トレインスポッティング」のユアン・マクレガーと「007」シリーズ「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」、「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」のレア・セドゥーが共演したSFラブストーリー。人間そっくりなアンドロイド“シンセ”が普及した近未来。人間関係の向上に取り組む研究所で働く女性ゾーイは、人間のパートナーとなる精巧なシンセを開発中の同僚コールに恋心を抱いていた。ある日、ゾーイはコールから衝撃的な事実を聞かされる。
「ダイバージェント」シリーズのテオ・ジェームズ、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのミランダ・オットーが共演するほか、人気歌手クリスティーナ・アギレラも出演。監督は「今日、キミに会えたら」のドレイク・ドレマス。
おすすめ映画|『ホンモノの気持ち』(2018/ドレイク・ドレマス監督)レア・セドゥー出演のSFラブストーリー
『ブラックホーク・ダウン』(2001/リドリー・スコット監督)
1993年に米軍が失敗したソマリアの将軍の捕獲作戦を、ソマリア内戦への超大国による介入とその失敗を描いたノンフィクション小説を原作にリドリー・スコット監督が映画化した作品。
ソマリア内戦を終結させようと、最大勢力ババルギディル族を率いて和平に反対するアイディード将軍の副官2名を捕らえるため、米軍はレンジャー、デルタフォース、航空部隊ナイトストーカーズなどで構成された約100名の特殊部隊を首都モガディシュへ強襲させた。最初は30分程度で完遂される作戦だったが、2機のUH-60 ブラックホークが撃墜が撃墜され、米兵の犠牲者多数を生むなど長時間に及ぶ泥沼の市街地戦へと化していく様子を克明に描く。
撮影は、クシシュトフ・キエシロフスキー監督とのコンビで知られるスワボミール・イジャック。編集は「G.I.ジェーン」以降のコンビ、ピエトロ・スカリア。撮影にはロケ撮影と野外セットを駆使。モロッコの町中に、ドラマの標的となるビルを含む巨大な野外セットを4カ月かけて建築、あらゆる角度から撮影された市街戦が展開されます。
おすすめ映画感想|『ブラックホーク・ダウン』(2001/リドリー・スコット監督)ドキュメンタリー・タッチで描かれた”地獄絵”、いかなる犠牲を払っても仲間を救うというドラマ!?
『フィリップ、きみを愛してる!』(2009/グレン・フィカーラ、ジョン・レクア監督)
刑務所内で出会った運命の相手に「愛してる」と伝えるため、詐欺と脱獄を繰り返した男の実話を基にしたドラマチックなラブストーリー。本作は、実際に懲役167年の刑で現在もテキサス州の刑務所に服役中のスティーヴン・ラッセル本人の証言に基づいて書かれたというノンフィクション小説”I Love You Phillip Morris” が原作。
愛する妻子とバージニア州で平穏な生活を送っていたIQ169の警察官のスティーブ(ジム・キャリー)は、妻と娘を連れてテキサスへ引っ越した後、ある日瀕死の交通事故に遭ったことで人生を見つめ直し、妻に自分がゲイであることを告白し離婚して家を出て行きます。やがて詐欺で得た金で恋人を満足させるようになったスティーブは、逮捕・収容された刑務所で、フィリップ(ユアン・マクレガー)という青年と運命的な出会いをし恋に落ちます。しかし、そこでも自分は弁護士だとうそをつきます。釈放後、晴れて幸せを手に入れた二人だったのですが、スティーヴンはフィリップを幸せにしたいがために釈放後も詐欺行為を繰り返し、さらなるうそと不正を重ねていき、またもや逮捕され刑務所に逆戻りする事に…
おすすめ映画感想|『フィリップ、きみを愛してる!』(2009/グレン・フィカーラ、ジョン・レクア監督)
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