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「サリー・ホーキンス」出演のおすすめ映画10作品(最近見た映画、見直した映画限定、順不同)

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メルヘンぽい、何となく現実離れした独特の味のある映画への出演が多いサリー・ホーキンス。舞台経験を積み、映画の世界に入ったそうです。独特の存在感で全ての出演映画で精彩を放っています。しかしながら、『ウディ・アレンの夢と犯罪』では、金髪にイメージチェンジして出演していました。最初から最後までこの女優が一体誰なのか気が付きませんでした。メイクアップでとっても「美人」に変貌していてびっくり仰天しました。最近見た映画、見直した映画限定の10作品を紹介します。参考にしてみてください。

『しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス』(2016/アシュリング・ウォルシュ監督)

カナダが生んだ実在の素朴派画家M・ルイスの慎ましい半生を、「シェイプ・オブ・ウォーター」「ブルー・ジャスミン」の実力派女優サリー・ホーキンスが繊細に演じて絶賛を博した心温まる感動のドラマ映画。

子どものころから重いリューマチを患い手足が不自由で、両親が他界した後は一族から厄介者扱いされていた孤独な女性が、ひとり暮らしの武骨な男性と、家政婦と雇い主としての出会いをきっかけに人生が大きく転換していく。

やがて漁師の彼と結婚した彼女は、小さな家屋で慎ましく、時にぶつかり合いながらも愛情豊かな家庭生活を送る傍ら、身近な風景や草花などを題材に子どものように愛らしい絵を描き続けていた。そんな時、顧客のサンドラが漁師のエベレットに会いに訪れます。ニューヨークから避暑に来ている彼女は、モードが壁に描いたニワトリの絵を見て一目で才能を見抜き、次々と絵の注文を出します。

やがてモードの絵は評判を呼び、当時のアメリカのニクソン副大統領からも絵の制作の注文が来るまで人気は高まり、やがてカナダの国民的人気NO.1画家として大成します。

カナダの自然や動物たちを色彩豊かに愛らしく描き、オークションでは作品が一枚500万円以上の高値で落札されているカナダの人気画家モード・ルイスの人生を、最愛の夫、かなり武骨なエベレットとの関係に焦点を当てて綴る心温まる作品です。

そんなモードと夫エべレットとの奇跡の感動実話を、ホーキンスと「ブルーに生まれついて」、「6才のボクが、大人になるまで。」のE・ホークの共演で繊細に描き出し、珠玉の逸品に仕上がっていて何度見ても感動が込み上げてくるに違いありません。

おすすめ映画|『しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス』(2016/アシュリング・ウォルシュ監督)素朴派画家M・ルイスの慎ましい半生をサリー・ホーキンス主演で描出

『ブルージャスミン』(2013/ウッディ・アレン監督)

ウッディ・アレン監督が初タッグとなるケイト・ブランシェットを主演に、セレブの生活から転落したヒロインが再起をかけて奮闘し、苦悩する姿を描いたコメディ・ドラマ。ニューヨークのちょっと怪しい実業家ハル(アレック・ボ-ルドウィン)と結婚し、セレブリティとして裕福な生活を送っていたジャスミン(ケイト・ブランシェット)は、ハルとの結婚生活が破綻したことで地位も資産も全て失ってしまう。

サンフランシスコで庶民的な生活を送る異母姉妹ジンジャー(サリー・ホーキンス)のもとに身を寄せたものの、ジンジャーはジャスミンが転落する以前に、宝くじに当たった20万ドルをハルの資金にされて、それがゼロになったのが原因で前夫オーギーと離婚するという後ろめたい経験がある。サンフランシスコでは、不慣れな仕事(歯科医院の受付)やパソコン教室に通う等の生活に神経を擦り減らせ、次第に精神的な不安定さが大きくなっていく。

それでも再び華やかな世界へと返り咲こうと躍起になるジャスミンだったが、通っていたパソコン教室の同級生にパーティに誘われ、外交官であるドワイトと出会い、関係も良い方向に発展するものの自らついた嘘が元で結局二人の関係は破綻してしまう。

おすすめ映画感想|『ブルージャスミン』(2013/ウッディ・アレン監督)上流階級から転落したヒロインが再起をかけて奮闘、苦悩する姿を描いたドラマ

『17歳の肖像』(2009/ロネ・シェルフィグ監督)

1961年、ロンドン郊外。学歴がないために苦労してきた父親の大きな期待を担ってオックスフォードに進学しようとしている優等生のひとり娘・ジェニー(キャリー・マリガン)の憧れの地はパリ、勉強の合間にこっそりシャンソンのレコードを聴いては、厳しい父親に叱られる毎日を過ごしていました。ある雨の日に、倍も年の離れた男性デイヴィッド(ピーター・サースガード)と恋に落ち、勉強漬けの日々からは想像もできなかった刺激的な世界へ飛び出し、それまでの人生が一転する少女の変化と成長を描くほろ苦い青春ムービー。

監督は「幸せになるためのイタリア語講座」のロネ・シェルフィグ、脚本は「アバウト・ア・ボーイ」「ハイ・フィデリティ」のニック・ホーンビィ。主演のキャリー・マリガンは第82回アカデミー賞で主演女優賞にノミネートされた。

映画感想|『17歳の肖像』(2009/ロネ・シェルフィグ監督)キャリー・マリガン初主演の甘く切ないラブストーリー。

『わたしを離さないで』(2010/マーク・ロマネク監督)

「日の名残り」で英文学界最高峰のブッカー賞を受賞した、日本生まれのイギリス人ノーベル賞作家カズオ・イシグロの同名SF小説を、英若手実力派俳優たちの中から最高のキャスティング(キャリー・マリガン、キーラ・ナイトレイ、アンドリュー・ガーフィールドらを集結)で映画化されたものです。

監督は「ストーカー」(2002)の新鋭マーク・ロマネク。田園地帯にたたずむ、外界から隔絶された田園地帯に佇む寄宿学校ヘイルシャムで学ぶキャシー、ルース、トミーは、絵や詩の創作活動に励みながら、“特別な子ども”として育てられた。18歳になってヘールシャムを出た3人は、農場のコテージで共同生活を始めるが、ルースとトミーが恋人同士になったことで友情が崩壊していく。やがて3人に再会のチャンスが訪れるが、そこには残酷なまでに儚(はかな)い運命が待ち受けていました。

映画感想|『わたしを離さないで』(2010/マーク・ロマネク監督)近未来”クローン人間”の衝撃の物語!

『クリスマスとよばれた男の子』(2021/ギル・キーナン監督)

オル・パーカーとギル・キーナンが脚本を担当し、ギル・ケナンが監督を務めるイギリスのクリスマスファンタジー映画。原作は、マット・ヘイグによる2015年の同名「A Boy Called Christmas」人気児童絵本。

貧しい木こりの父親と二人で暮らしていたニコラス11歳は、妖精のエルフたちが暮らすといわれるフィンランド北部の神秘的な伝説のエルフヘルム村を見つけるために旅立ち消息を絶った父親を捜し出し、人々に希望をもたらす贈り物を見つけて持ち帰るために出発します。雪に深く覆われた北の地をたったひとりで目指します。〜強く願えば、できないことなんて何もない〜という言葉を信じて、困難を乗り越えて行きます。

途中で出会ったトナカイのブリッツェンとペットの話の出来るネズミ・ミイカと共に雪深い土地を旅するうちに、ニコラスはついにエルフたちが暮らす人里離れた土地にたどり着くことが出来ます。そこには人間(父親と仲間たち)に子どもをさらわれたことで、人間を恨むようになったエルフが住んでいました。また、そこにはエルフたちのなんとも不思議なメルヘンの世界が広がっていました。

超おすすめ新作映画|『クリスマスとよばれた男の子』(2021/ギル・キーナン監督)サンタクロースの起源にまつわるファンタジー映画

『シェイプ・オブ・ウォーター』(2017/ギレルモ・デル・トロ監督)

フランコ独裁政権下で孤独な少女の非合理な夢想を紡いだ傑作「パンズ・ラビリンス」のギレルモ・デル・トロが監督・脚本・製作を手がけ、2017年・第74回ベネチア国際映画祭の金獅子賞、第90回アカデミー賞の作品賞ほか4部門を受賞したファンタジーラブストーリー。

1962年、冷戦下のアメリカが舞台。政府の極秘研究所「航空宇宙研究センター」で夜勤の清掃員として働く女性イライザは、研究所内に密かに運び込まれた不思議な生き物を目撃します。イライザはアマゾンで神のように崇拝されていたという不思議な生き物である”彼”にすっかり心を奪われ、こっそり会いに行くようになります。幼少期のトラウマで声が出せないイライザでしたが、“彼”とのコミュニケーションに言葉は不要で、2人は少しずつ心を通わせていくようになります。

そんな矢先、イライザは“彼”が生体解剖の実験の犠牲になることを知り、無謀な救出作戦を決行します。

おすすめ映画|『シェイプ・オブ・ウォーター』(2017/ギレルモ・デル・トロ監督)珠玉のファンタジー・ロマンス!

『パディントン2』(2017/ポール・キング監督)

1958年に第1作が出版されて以降、世界40カ国以上で翻訳され、3500万部以上を売り上げるイギリスの児童文学「パディントン」シリーズの実写映画の続編。第1弾は、寓話的世界の中に「多様性の受容」や「相互理解」というテーマを盛り込んでいたのも大きな特徴となっていましたが、この点は第2弾にもしっかり受け継がれています。

ペルーのジャングルの奥地からはるばるイギリスのロンドンへやってきた、真っ赤な帽子をかぶり、青いダッフルコートを着た小さな熊のパディントン。親切なブラウンさん一家とウィンザーガーデンで幸せに暮らし、今ではコミュニティの大人気者。

ペルーの森に住む大好きなルーシーおばさんの100歳の誕生日プレゼントを探していたパディントンは、グルーバーさんの骨董品屋でロンドンの街並みを再現した飛び出す絵本を見つけ、プレゼント用に絵本を買うためパディントンは窓ふきなど人生初めてのアルバイトに精を出していました。しかしある日、その絵本が何者かに盗まれてしまう事件が発生し、警察の手違いでなんとパディントンが逮捕されてしまい、濡れ衣の罪で懲役10年の刑を受け、刑務所に送られてしまいます。

おすすめ映画感想|『パディントン2』(2017/ポール・キング監督)

『ジェーン・エア』(2011/キャリー・ジョージ・フクナガ監督)

繰り返し映像化されてきたシャーロット・ブロンテの不朽の同名小説の映画化作品を、「アリス・イン・ワンダーランド」「永遠の僕たち」のミア・ワシコウスカ主演で映画化した。過酷な運命に晒されながらも、女性ひとり持ち前の知性と慈愛に満ちた精神でたくましく生き抜いていく女性の姿が、繊細なタッチで描かれます。

監督は、長編デビュー作「闇の列車、光の旅」(2009)が高い評価を受けた日系米国人のキャリー・ジョージ・フクナガ。

生徒として6年間、教師として2年間寄宿学校ローウッドで辛い思いをして過ごした孤児のジェーン・エアは、教師の資格を取り、やがてソーンフィールドという屋敷で住み込みの家庭教師の職を得ます。晴れて新しい生活を手したジェーンは、屋敷の主人ロチェスターと恋に落ちていき、身分を超えた恋愛を経験し結婚を申し込まれます。しかし、ロンチェスターはある大きな秘密を抱えていました……。

おすすめ映画感想|【ジェーン・エア】(2011/キャリー・ジョージ・フクナガ監督)

『ウディ・アレンの夢と犯罪』(2007/ウディ・アレン監督・脚本)

「マッチポイント」「タロットカード殺人事件」に続くウッディ・アレン監督のロンドン3部作の最終章。主演にユアン・マクレガーとコリン・ファレル、共演に「フィクサー」のトム・ウィルキンソンら。

ロンドン南部でレストラン営むブレイン家の2人の兄弟、ホテルへの投資で成功を収めようする野心家の兄イアン(ユアン・マクレガー)と、恋人ケイトと結婚し、マイホームを買って気楽に暮らす事を夢見るきままな弟テリー(コリン・ファレル)を描きます。小型クルーザーの購入を機に、イアンは運命的な女性と出会い、優雅な生活を手に入れようとします。テリーは賭け事で作った莫大な借金により、将来の計画が大きく狂い始めます。そこにアメリカに住む資産家の叔父が現れ、資金援助を条件に元同僚の殺害を依頼されます。

おすすめ映画感想『ウディ・アレンの夢と犯罪』(2007/ウディ・アレン監督・脚本)人生の歯車が狂い、破滅への道を転がり落ちる兄弟を描く

『僕と世界の方程式』(2015/モーガン・マシューズ監督)

「ヒューゴの不思議な発明」「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」のエイサ・バターフィールド主演で、国際数学オリンピックで金メダルを目指す天才少年を描いたドラマ。実際モデルになったのは、アスペルガー症候群と診断されながらも2006年の国際数学オリンピックで銀メダルに輝いたダニエル・ライトウィングという人物です。

自閉症スペクトラムと診断されたネイサン(エイサ・バターフィールド)は、他人とのコミュニケーションは苦手だが、数学に関しては突出した才能を持っていました。普通の学校では適応できない息子の才能を伸ばそうと、母のジュリー(サリー・ホーキンス)は数学教師ハンフリーズ(レイフ・スポール)に個人指導を依頼します。ネイサンは国際数学オリンピックのイギリス代表チームの6名の内の一人に選ばれるまでになります。台北での2週間にわたる合宿に参加した彼は、そこで中国チームの少女チャン・メイ(ジョー・ヤン)との交流を通じて徐々に他人とのコミニュケーションが取れるように心を開いて行きます。

おすすめ映画感想|『僕と世界の方程式』(2015/モーガン・マシューズ監督)自閉症と診断されながらも、国際数学オリンピックで金メダルを目指す天才少年を描く

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