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おすすめ映画感想|『ロード・トゥ・パーディション』(2002/サム・メンデス監督)漫画『子連れ狼』をモチーフとした重厚かつ繊細な世界観

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『ロード・トゥ・パーディション』のあらすじ・概要

「アメリカン・ビューティー」のサム・メンデス監督がトム・ハンクスを主演に迎え、大恐慌時代のアメリカを舞台にマフィアの世界の掟と、父と息子の絆を描いた人間ドラマ。

ミステリー作家マックス・アラン・コリンズのグラフィックノベルを原作に、殺し屋に追われるマフィアとその息子の逃避行の旅を描く。小池一夫、小島剛夕の漫画『子連れ狼』をモチーフとした重厚かつ繊細な世界観は主に映画評論家から高く評価されたという。

舞台は1931年、イリノイ州。妻や2人の息子と暮らすサリバンには、アイルランド系マフィアの殺し屋という裏の顔も持っていました。組織の首領ルーニーはサリバン一家を本当の家族のように愛しており、ルーニーの実の息子コナーに対しては、その言行が気に入らず、冷ややかな態度を取っていました。サリバン一家への嫉妬と憎悪の念を募らせたコナーは彼の命を狙い、妻と次男を殺害してしまいます。生き残ったサリバンと長男はコナーへの復讐を誓いますが、逆にルーニーはサリバンのもとへ凄腕の殺し屋マグワイアを差し向ける事になります。

マフィアの首領ルーニーをポール・ニューマン、ルーニーの息子コナーをダニエル・クレイグ、殺し屋マグワイアをジュード・ロウが演じた。2003年・第75回アカデミー賞で撮影賞を受賞した作品。

原題:Road to Perdition

 

 

 

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『ロード・トゥ・パーディション』のスタッフとキャストについて

サム・メンデス監督:99年、「アメリカン・ビューティー」で映画監督デビューを果たし、アカデミー作品賞と監督賞を含む5部門を受賞。「007 スカイフォール」(12)が世界中で大ヒットし、続編の「007 スペクター」(15)の監督も務めた。

コンラッド・L・ホール 撮影監督:アカデミー賞撮影監督賞を『明日に向って撃て!』『アメリカン・ビューティー』『ロード・トゥ・パーティション』と3度受賞している。”レンズの絞りをワイド・オープンで被写界深度を浅くし、一点に焦点が合うようにした”というテクニックなども多用されている。

トム・ハンクス(マイケル・サリヴァン):他映画作品と異なり、本作品では余り心情を顔に出さない冷徹な殺し屋に徹している。

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ポール・ニューマン(ジョン・ルーニー):米オハイオ州クリーブランド出身。「明日に向って撃て!」(69)や「スティング」(73)は大ヒットを記録した。6度目のオスカー候補となった「評決」(82)を経て、「ハスラー2」(86)で初のオスカーに輝く/マフィアの大ボスとしての裏の顔とサリバン一家に対する温厚な顔の二面性を持つところが非常に恐ろしい。

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ジュード・ロウ(マグワイア):異常な性格を持つ殺し屋。死者の写真を撮り、新聞社に売り込むことを表向きの商売としている。

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ダニエル・クレイグ(コナー・ルーニー):親の七光りに頼るのみの無能な馬鹿息子。大ボスの父親からは煙たがられている存在。

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『ロード・トゥ・パーディション』のネタバレ感想

ネタバレ有り!

久し振りの再視聴。今回日本の超人気漫画『子連れ狼』(萬屋錦之助主演。TV放映も毎回欠かさず見ていました)をモチーフしていると知りびっくり仰天しました。確かにチャンと大五郎に見えなくはありませんが、ハリウッドで撮ると独特の味わいのある映像になっています。それもそのはず、コンラッド・L・ホールという撮影監督が本作品で3度目のアカデミー賞撮影監督賞を受賞しています。全般的に薄暗いトーンで、重厚感溢れる映像です。「光と影の魔術師」といわれた工藤栄一監督の影響もあるのでしょうか!?

なお、題名(Road to Perdition=地獄への道)は『子連れ狼』のキャッチコピー「冥府魔道を行く父子」からきているらしいです。Perditionというどこかの”地名”かとずっと思いこんでいましたが、全くの見当違いでした!無知というのは恐ろしい。

ある日、好奇心旺盛な長男が父親がマフィアに雇われている殺し屋で、マシンガンをぶっ放して人を殺す衝撃的なシーンを目撃してしまいます。さらに、マフィアの大ボスの馬鹿息子(なんとダニエル・クレイグ。007シリーズ初参加は後の2006年)に母親と弟まで殺された挙句、大ボスからは凄腕の暗殺者(ジュード・ロウ)を送り込まれ、絶対絶命のピンチを何度も潜り抜けて行きます。最後には何とか親子二人で生き延びる筈!という筋書きだったのですが…

新旧超大物スターらの大競演、さらに日本の『子連れ狼』がモチーフという本当に信じられない映画でした。

 

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