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映画『フック』(感想)スティーブン・スピルバーグ監督がピーター・パンの作品が大好きで、映画化をかねてから熱望していた!

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Emily_WillsPhotographyによるPixabayからの画像
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『フック』のあらすじ・概要

大人になって昔の記憶を失ったピーターパンが、再生してからの冒険を描くファンタジー。

40歳の弁護士であるピーター・バニングは、アメリカの企業付きの弁護士で猛烈な仕事人間、家族を省みずに仕事に熱中するあまり、ついには家族から軽蔑される始末。そんな一家が妻の祖母・ウェンディのいるイギリスに里帰りした晩、子供たちが何者かに誘拐されてしまいます。誘拐犯が残した脅迫状には、フック船長の名前が記してありました。

途方に暮れていたバニングに、祖母のウェンディは、バニングこそがかつてのピーター・パンであったことを告げます。しかし、かつての記憶を完全になくし、自分がピーター・パンであったことすら忘れてしまったバニングは、すぐには信じようとしません。そんな時、突然小さな妖精のティンカーベルが現れます。バニングはティンカーベルと共にさらわれた子供たちを救うために、半ば強引に連れ去られる形で再びネバー・ランドへと向かうことになります…そこには宿敵フック船長と海賊たちが待ち構えていました。先に拉致された二人の子供達、更にはピーターパンのかつての友達だった子供たちとの再会します。やがて、ピーターは自分がかつてピーターパンであった記憶を取り戻し、空を飛ぶ能力も回復する事になります。

1991年製作/アメリカ
原題:Hook

『フック』のスタッフとキャストについて

スティーブン・スピルバーグ監督:ピーター・パンの作品が大好きで、映画化をかねてから熱望していた。7000万ドルもの巨費の制作費を投じられているのも良く分かる作品。

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ダスティン・ホフマン(宿敵ジェイムズ・フック船長): 米・ロサンゼルス出身。オフブロードウェイでの活躍が映画監督マイク・ニコルズの目に留まり、「卒業」(67)に抜擢される。

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ロビン・ウィリアムズ(ピーター・パン/ピーター・バニング) :97年の「グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち」でアカデミー助演男優賞を受賞した。

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ジュリア・ロバーツ(ティン・カーベル):89年の「マグノリアの花たち」でアカデミー助演女優賞にノミネート。翌90年の「プリティ・ウーマン」が大ヒットを記録し、アカデミー主演女優賞にもノミネートされています。

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グウィネス・パルトロー(少女時代のウェンディ):ほんの一瞬だけの出演

 

『フック』のネタバレ感想

大人向けファンタジー実写映画というよりは、どちらかというとやはり子供向け映画だと見終わって分かりました。でも、果たして子供が140分余りもある長い映画に耐えられるのかちょっと疑問が残りました。内容が面白ければ結構くらいつて来るのかもしれませんが…

久し振りに見たダスティン・ホフマンの活躍する姿に感動しました。30年以前の映画なのでまだまだ相当若い。しかし、ちょっとも怖くない海賊船の船長です。また、ジュリア・ロバーツが良くこの役(小さな妖精・ティンカーベル)を引き受けたものだと感心しました。勿論最後の方には人間の大きさになっていましたが…

ロビン・ウィリアムズのピーターパンはかなりの無理があるのは確かです。こどもらから、オヤジ、デブとか散々なじられていました。最後にはすっかりなり切ってました。でも弁護士だから「汚い言葉」を並べる闘いでも絶対にロストボーイには負けまいと、必死になるところは何となく大人げないなぁと思いました。

スピルバーグ監督が「ピーターパン」の作品が大好きで、この映画を作りたかったそうです。ネバーランドの舞台などさぞ金を掛けて作り上げた感ありました。そしてなぜ、映画の題名が「フック」なのかイマイチ理解出来ないところですが、やはり「答えは映画の中に」あるのでしょうか?ちょっと分かりませんでした…

 

 

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