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映画『イントゥ・ザ・ワイルド』(感想)恵まれた環境に育ちながらも、人生に疑問を抱き、突然すべてを捨て旅立った青年の2年間のさすらいの旅

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映画『イントゥ・ザ・ワイルド』のあらすじ・概要

「インディアン・ランナー」「クロッシング・ガード」のショーン・ペン監督が実話に基づくジョン・クラカワーのノンフィクション「荒野へ」を映画化。

東海岸の裕福な家庭に生まれ、物質的に恵まれた環境で育ちながらも、幼い頃から両親の不和を見せつけられ、金で物ばかりを与えようとする両親に嫌気が差していました。人生に不満を抱えていた青年が、学資預金を全額寄付し、世界の真理を求め旅に出ます。その果てにたどり着いたアラスカの荒野に分け入ったクリスは、うち捨てられたバスを発見し、そこを拠点と100日間にも及ぶ生活をします。そこで日記を記します。死ぬまでの間に経験した見知らぬ人々との交流、心の軌跡を描ています。但し、最後に「幸せが現実となるのはそれを誰かと分かち合った時。」という文章を残しています。

原作はジャーナリスト、作家、登山家であるジョン・クラカワーによる、1992年に青年が放浪の末にアラスカで死体で発見された事件を描いた1996年のノンフィクション作品『荒野へ』。

主演は「ロード・オブ・ドッグタウン」「スピード・レーサー」のエミール・ハーシュ。

 

2007年製作/140分/アメリカ
原題:Into the Wild

アラスカの夏
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映画『イントゥ・ザ・ワイルド』のスタッフとキャストについて

ショーン・ペン監督:脚本・製作:1991年の『インディアン・ランナー』以降、映画監督にも進出しており、2007年の本作『イントゥ・ザ・ワイルド』は自身の監督作品として最高評価を獲得し、アカデミー賞でも2部門にノミネートされました。「ミスティック・リバー」でアカデミー賞主演男優賞を受賞し、現代アメリカ映画界を代表する存在となっています。

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エミール・ハーシュ(クリストファー・マッキャンドレス):クエンティン・タランティーノ監督作「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」(19)では、有名人ヘアスタイリストのジェイ・セブリング役を演じています/18キロもの減量を自らに課すなど全身全霊で役に打ち込んでいます。ガス・バン・サント監督の『ミルク』では、ショーン・ペン監督と共演。

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マーシャ・ゲイ・ハーデン(母親ビリー・マッキャンドレス):

ウィルアム・ハート(父親ウォルト・マッキャンドレス):

ジェナ・マローン(妹カリーン・マッキャンドレス、語り手):出演作➢映画『プライドと偏見』などで知られる「キーラ・ナイトレイ」出演のおすすめ10作品(最近見た映画、見直してみた映画限定・順不同)のご紹介

クリステン・スチュワート(友人・歌手トレイシー):2008年にはステファニー・メイヤー原作のベストセラー小説『トワイライト』に主演のベラ・スワン役で出演。映画は1億ドルを超えるヒットとなり大ブレイクしています。

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アラスカの旅
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映画『イントゥ・ザ・ワイルド』のネタバレ感想

(ネタバレあり)主人公クリスは大学卒業後、家族に一言も言い残す事無く、忽然と姿を消してしまいます。有り金の総てを寄付したり、燃やしたりした為、所持金は全くない状態で旅に出ています。ここまで徹底した行動を起こした事も、起こそうとも思った事が無いので、当時のクリスの心境を理解することは難しいと感じました。

アラスカでの100日は所持していた『米』と野生動物を狩ってそれらを食料にして生き延びていました。捕らえたヘラジカは肉の処理に手間取ってか、蛆が湧いてしまい食料にする事が出来ず廃棄していました。最悪の事態は川の水が増水し、人里に戻れないまま、誤って毒性の強い植物を食べた為、衰弱して死亡するという何とも痛ましい最期を迎えてしまいました。

傍の目から見ると無謀な青年の行動力があだとなり、大切な生命を無駄にしたような死に様に見えてなりません。現実から逃避して、人間はもはや原始的な生活には決して戻れないと考えてしまうのですが…

多分、現実生活に不満を持つ人はクリスの様な生き方に共鳴するのではないかと思います。まさか、死を覚悟で現実逃避行を真剣に考える人もいないと思いますが、、、クリスも最後には非業の死を後悔しているのではないかと思います。

本作品は見る人を選ぶ映画だと思いました。大絶賛する人と、まったくくだらない内容だと受け入れない人と。クリスは単純に現代社会のシステムに疑問を持ち、生きるとは何か、本当の幸せは何かを求め旅に出ます。最終的に、彼自身その答えが見つかったのであれば、幸福な「死」を迎える事が出来たと言えるのではないかと思います。

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