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映画『エリン・ブロコビッチ』(感想)かなりケバイ、肝っ玉母さん奮戦記!驚愕の実在の人物を描く!?

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映画『エリン・ブロコビッチ』のあらすじ・概要

第73回アカデミー賞でジュリア・ロバーツが主演女優賞を受賞。作品賞、監督賞ほか5部門にノミネートされたスティーブン・ソダーバーグの監督作の「ちょっとケバい肝っ玉 かあさんの奮戦記」巨大企業を相手に、史上最大級の集団訴訟に勝利した実在の人物、エリン・ブロコビッチの活躍を描いたヒューマンドラマ。

カリフォルニアの小さな町に住むエリンは、幼い子供を3人(幼児1人)も抱えているのに仕事もお金もないシングルマザー、しまいには信号無視の車に衝突事故に遭い怪我までする始末。非は猛烈な勢いで信号無視をした先方側にありながら、雇った弁護士エドは弁護に失敗し和解金を取れず、借金はかさむ一方でした。窮地に追い込まれたエリンは、エドの弁護士事務所に押しかけて居座り、エドはしぶしぶ彼女を雇い入れます。不動産関係のファイル整理を任された彼女は、ある書類に不審を抱いて調査を始め、大企業が引き起こした周辺地域の水質汚染に気付くことになります…

2000年製作/131分/アメリカ
原題:Erin Brockovich

映画『エリン・ブロコビッチ』のスタッフとキャストについて

スティーブン・ソダーバーグ監督:初長編監督作「セックスと嘘とビデオテープ」(89)がカンヌ国際映画祭でパルムドールに輝き、アカデミー賞でも脚本賞を受賞しています。

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ジュリア・ロバーツ(エリン・ブロコビッチ):89年の「マグノリアの花たち」でアカデミー助演女優賞にノミネート。翌90年の「プリティ・ウーマン」が大ヒットを記録し、アカデミー主演女優賞にもノミネートされたことで、名実ともにトップスターとなる。

本作品では陽気で明るく、勝気な女性役を演じています。正義感に強く、大企業の水質汚染問題を疑い始めると徹底的な解明に向け奔走を始めます。

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アルバート・フィニー(弁護士/エドワード・L・マスリー):王立演劇学校を卒業、当時の同級生にピーター・オトゥールがいるという。

本作品では、交通事故の裁判では呆気なく負けてしまいますが、エリンが不動産関連のファイルから偶然に嗅ぎ出した公害問題案件を千載一隅のチャンスと考え、土地家屋を抵当に入れ取り組みを始める。

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アーロン・エッカート:クリストファー・ノーラン版「バットマン」シリーズ第2弾の「ダークナイト」(08)でゴッサム・シティの検事ハービー・デント/トゥーフェイスを好演しています。

エリンの三人の子供の面倒を良く見る主夫役が板についていた。

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映画『エリン・ブロコビッチ』のネタバレ感想

(ネタバレ有)三人の子供を抱えて必死に働くシングルマザーの姿を描いています。しかしながら、貯金はゼロ、生活苦の惨めさはそれ程表に出ないところはエリンの性格に依るところだと思います。ちゃっかりとずうずうしく弁護士事務所の事務の仕事にありついています。

しかしそこからが普通の女性とはかなり違ってしました。彼女は人並優れた正義感と実行力を発揮して行きます。ずけずけと他人の家に入り込み、家庭のプライベートな状況などを質問しても、嫌がれることもなく自分や家族の病気の状況などを説明しています。そして、大企業PG&E社の汚染された水の垂れ流しという重要な問題点に気付いて行く事になります。開けっ広げな明るい性格、されに卓越した分析力、記憶力なども披露されていますが、かなりの潜在的な能力があったにもかかわらず、今までその才能を彼女には生かす道が無かったという事かも知れません。

さらに、大企業の問題を内部から証拠立てる情報を、幸運から入手出来たという事も大きなポイントであった事が映画では描かれていました。

かなりの幸運が重なった事もあり、当時史上金額の和解金3.33億㌦が支払われるという結果になりました。

なんとエリン・ブロコビッチ氏自身が本作でウェイトレスとしてカメオ出演していた様です。ジュリア・ロバーツがエリン本人に似せる様な演技をしていたのか、あるいは性格的にも元々相似した部分があり、ジュリア本人のそのものの素の部分もあるのではないかと思われる独特の陽気な明るさと、男勝りの勝気な性格表現は正に適役だと感じました。

大胆な超ミニスカートから伸びた長い脚、ボリューム感溢れる胸を露わに活躍する姿は非常に眩し過ぎました。水道水質管理局かどこからの緑色のシャツを着た青年は一目エリンを見るなり、何もかも上の空で、重要な資料のコピーを勝手撮りまくらせていましました。ほとんどの世の中な男性がここまで鼻の下を思いっきり伸ばす存在とは限りませんが、緑色シャツの男性の気持ちは一般男性の気持を代表している様でもありました。

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