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映画『レベッカ』(2020)感想 マンダレーの美しく、広大な屋敷で暮す美しい若妻が前妻レベッカの影に震えおののく!

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映画『レベッカ』のあらすじ・概要

「シンデレラ」のリリー・ジェームズと「君の名前で僕を呼んで」のアーミー・ハマーが共演したNetflixオリジナル映画で、1940年にアルフレッド・ヒッチコック監督が映画化(本作は第13回アカデミー賞にてアカデミー賞最優秀作品賞を受賞しました)ダフネ・デュ・モーリアの同名小説を新たな解釈で再映画化した心理サスペンス。

ヴァン・ホッパー夫人の使用人としてモンテカルロを訪れた若い女性は、イギリス人の大富豪マキシムと運命的に出会いをし、恋に落ちます。マキシムは前妻レベッカを海難事故で亡くしており、彼女はマキシムの後妻となり、マンダレーの美しく、広大な屋敷で夫と共に暮らすことになります。多くの使用人がいる屋敷の女主人として上手くやっていこうとする彼女でしたが、一年前に事故死した先妻レベッカを慕い続ける使用人ダンヴァース夫人から執拗な嫌がらせを受けてしまいます。屋敷には至るところにレベッカの痕跡が残されたままになっており、彼女はレベッカの影に翻弄され次第に精神的に追い詰められていきます。

ダンヴァース夫人役に「イングリッシュ・ペイシェント」のクリスティン・スコット・トーマス。監督は「フリー・ファイヤー」のベン・ウィートリー。

2020年製作/123分/イギリス
原題:Rebecca

映画『レベッカ』のスタッフとキャストについて

ベン・ウィ-トリー監督:イギリスの映画監督。『キル・リスト』や『サイトシアーズ 殺人者のための英国観光ガイド』を手がけたことで知られています。

リリー・ジェームズ(ド・ウィンター夫人):イギリス出身。イギリスの人気TVシリーズ「ダウントン・アビー」(12~15)を経て、ディズニーの実写版「シンデレラ」(15)で主演の座を勝ち取る。

本作品では身分は低いながらも美しい若い女性役。熱心に大富豪である夫マキシムに仕えようとするが、亡き前妻の影が色濃く残る大邸宅の生活で徐々に精神的に追い詰められている様子が気の毒。

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アーミー・ハマー(大富豪マキシム・ド・ウィンター):デビッド・フィンチャー監督の「ソーシャル・ネットワーク」(10)で双子のウィンクルボス兄弟を1人2役で演じて注目を浴びる。

本作では、前妻を艱難事故で亡くし、精神的にしっかり立ち直れていない若き大富豪役を演じている。

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クリスティン・スコット・トーマス(マキシムの使用人ダンヴァース夫人):英コーンウォール出身。「イングリッシュ・ペイシェント」(96)ではアカデミー賞、ゴールデングローブ賞などで主演女優賞にノミネートされた。

本作品では謎の多いド・ウィンター家の使用人頭役。前妻レベッカと一緒に、屋敷にやって来てずっと住み続けている。レベッカ亡き後も屋敷からレベッカの遺留品を残したままにしている。ラストの大審問の証人発言の際は、主人マキシムに不利になる発言をしている。古い屋敷を仕切る、女執事の異様な存在感は本作の恐怖感を高めています。

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映画『レベッカ』のネタバレ感想

(ネタバレ有り)絵に描いた様な『玉の輿』に乗り、乗り込んだマンダレーの屋敷は桁外れの大きさ、格式、美しい庭園に囲まれ、大勢の召使たちの歓迎を受けるシーンにびっくり仰天。しかし、使用人頭であるダンヴァ―ス夫人の顔色には何となく薄気味悪い陰りがあるところは、今後の不気味な展開を想像させるには十分でした。

表題の『レベッカ』は映画の中では姿を現す事はありません。非常に美しかった若妻としてダンヴァ―ス夫人が打ち明けるシーンがありますが、実際はどうだったのか想像するしかありません。邸宅の中あらゆるところにレベッカのイニシャル”R”が未だに置かれている環境は、再婚した若い女性にとってはとても耐えられないものでしょう。

そんな中、唯一の頼りとなる夫マキシムが夜中に夢遊病者の様に屋敷を歩き回ったり、まだ、亡き妻に未練がありありな様子を見て取り、一人取り残されという不安が日に日に高まっていく展開はサスペンス映画として見事な出来栄えでした。

海浜沿いの漁師小屋、前妻が住んでいた美しい鏡の間・書斎等々広すぎる屋敷には何やら訳の分からない部屋が多過ぎました。

”美し過ぎる”レベッカの本性が徐々に明かされ、夫マキシムとの実際の関係が分かって来ると、今まで一人ぼっちで孤独感に打ちのめされていた若妻が、一変マキシムを強く支える展開に切り替わって行くところは、ちょっと驚きはしたものの、これこそ自然の展開だと思いました。

ハラハラドキドキの2時間余りストーリー展開にくぎ付けになることは間違いありません。非常に楽しめた作品です。

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