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「ケビン・コスナ―」出演のおすすめ映画10作品(最近見た映画、見直した映画限定。順不同)

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絶対見逃せない映画 おすすめ
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初主演作『アンタッチャブル』では既に30才を超えていました。実は苦労した下積み時代を経験した遅咲きの大スターです。その後大ヒット作を連発するもの最盛期は長く続かず、興行的な失敗作もあり一時低迷しました。しかし、最近はいぶし銀の魅力で見事な作品への出演が続いています。最近見た映画を中心に10作品をご紹介します。まだ、御覧になっていない作品があれば、是非次回観賞の参考にしてみてください。

『パーフェクトワールド』(1993/クリント・イーストウッド監督)

1963年、テキサス州が舞台。犯罪者と幼い少年の心の絆を描いたヒューマン・ドラマ。ブッチ・ヘインズ(ケヴィン・コスナー)は、アラバマ刑務所から同じ囚人のテリー・ピュー(キース・サセバージャ)と脱走しました。途中、8歳の少年フィリップ(T・J・ローサー)の家に押し入った2人は少年を人質に逃亡します。

厳重な警戒線が張られ、州警察署長のレッド・ガーネット(クリント・イーストウッド)が陣頭指揮に当たります。

一人前の男として接するブッチに少年フィリップは徐々に親しみと友情を覚え、彼のほうでも少年が気に入りました。父親を知らずエホバの証人の信者である母親のもとで、宗教上の厳しい戒律から年頃の男の子の楽しみは何一つ与えられずに育ったフィリップでした。

少年に自分に似たものを感じたブッチは、ハロウィンやローラー・コースターなどフィリップのささやかな望みをリストに書かせ、ひとつずつ実現させていきます…

映画『パーフェクトワールド』(感想)クリント・イーストウッド、ケビン・コスナ―共演作。脱獄犯と人質の少年との心の交流を描出

『ザ・テキサス・レンジャーズ』(2019/ジョン・リー・ハンコック監督)

1934年、大恐慌時代のアメリカ・テキサス。悪名高い犯罪者カップルのボニー&クライドは、脱獄の手引きや強盗、警官殺しを繰り返していた。しかしながら、当時人々は貧困の底にあり、抑圧されていた。そんな時代に銀行(大資本家)から金を奪い、警官(権力)を殺すボニー&クライドは、いわば“庶民のヒーロー”でもあったという。

警察は2年前から彼らを追っていたが未だにその足取りさえ掴めず、業を煮やしたテキサス州知事は追跡のプロであるが、既に数年前に解散させられていたテキサス・レンジャーの元捜査官フランクとメイニーに捜査を依頼する。2人は長年の経験に裏付けられた直感を頼りに、ボニーとクライドを追い詰めていく……。

おすすめ映画|『ザ・テキサス・レンジャーズ』(2019/ジョン・リー・ハンコック監督)ケビン・コスナ―主演犯罪映画

『モリーズ・ゲーム』(2017/アーロン・ソーキン監督)

「ソーシャル・ネットワーク」でアカデミー脚色賞を受賞した名脚本家アーロン・ソーキンが、2014年に刊行されたブルームの回想録をもとに脚色し、ソーキンの映画監督デビュー作です。

モーグルの選手として五輪出場も有望視されていたモリーは試合中の大怪我でアスリートの道を断念する。ロースクールへ進学することを考えていた彼女は、その前に1年間の休暇をとろうとロサンゼルスにやってくるが、ウェイトレスのバイトで知り合った人々(超有名人ら)のつながりから、ハリウッドスターや大企業の経営者が法外な掛け金でポーカーに興じるアンダーグラウンドなポーカーゲームの運営アシスタントをすることになる。その才覚で26歳にして自分のゲームルームを開設し、500万ドルもの富を築くが、10年後、FBIに逮捕されすべてを失ってしまう。

おすすめ映画|『モリーズ・ゲーム』(2017/アーロン・ソーキン監督)ギャンブルの世界に飛び込んだ元アスリートの実在の女性を描く

『ドリーム』(2016/セオドア・メルフィ監督)

ソ連とアメリカの宇宙開発競争が繰り広げられていた61年、米バージニア州ハンプトンにあるNASAのラングレー研究所に、ロケットの打ち上げに必要不可欠な計算を行う黒人女性グループがいた。なかでも天才的な数学の才能をもつキャサリンは、宇宙特別研究本部の計算係に抜てきされるが、白人男性ばかりのオフィス環境は、キャサリンにとって決して心地よいものではなかった。依然として白人と有色人種の分離政策が行われていた時代背景があります。一方、ドロシーとメアリーもそれぞれ、黒人であるというだけで理不尽な境遇に立たされますが、それでも3人はひたむきに夢を追い続け、やがてNASAの歴史的な偉業に携わることになります。

米・映画批評誌IGNでは『忘却の彼方に追いやられた―そこまでは行かなくとも、多くの人々に知られていない―黒人女性たちを見事に描ききっている。俳優陣による上質の演技と優れた物語によって、本作は観客の時間と金、注目を得るに値する娯楽映画になっている』と絶賛されています。

おすすめ映画|『ドリーム』(2016/セオドア・メルフィ監督)60年代米国・NASAで活躍した黒人女性、天才数学者たちの活躍を活写

『エージェント:ライアン』(2013/ケネス・ブラナー監督)

米作家トム・クランシーのベストセラー小説を原作に、CIAエージェントで超頭脳派のジャック・ライアンが活躍する人気シリーズを、「スター・トレック」のクリス・パインを新たな主演に迎えて描くアクションサスペンス。「レッド・オクトーバーを追え!」(1990)、「パトリオット・ゲーム」(92)、「今そこにある危機」(94)、「トータル・フィアーズ」(2002)に続き通算5作目となる本作では、アメリカ同時多発テロ事件後の現代を舞台に、表向きはウォール街の投資銀行でコンプライアンス担当として働きながら、密かにCIAのためにテロリストの資金の流れを追う経済アナリスト(情報分析官)を担当しています。CIAのスパイ経験ゼロのド新人・エージェントへと転身したジャックが、その天才的情報分析力で世界規模のテロに挑み、世界恐慌勃発を狙う巨大な陰謀に立ち向かいます。若きジャックがいかにしてCIA捜査官として活躍するようになったかを描いています。

おすすめ映画|『エージェント:ライアン』(2013/ケネス・ブラナー監督)クリス・パイン主演のアクションサスペンス。

『アンタッチャブル』(1987/ブライアン・デ・パルマ監督)

1930年、禁酒法下のシカゴ。財務省から派遣された特別捜査官エリオット・ネスは街を牛耳るギャングのボス、アル・カポネに敢然と戦いを挑む。捜査チームの主任捜査官だったエリオット・ネスの自伝を基にしている。なお自伝は既に1959年にテレビドラマ化され名作TVシリーズ「アンタッチャブル」として大ヒットしていたものをリメイク・映画化した。

ベテラン警官のマローンを始め、警察学校の生徒で新米だが射撃の名手ストーン、財務省から応援にきた簿記係のウォレスといったメンバーに支えられ、ネスの捜査が始まる。しかし巨悪カポネの差し向けた殺し屋によって、ひとり、またひとりと証人や仲間の犠牲者が生まれていきます。

おすすめ映画|『アンタッチャブル』(1987/ブライアン・デ・パルマ監督)

Rudy and Peter SkitteriansによるPixabayからの画像

『フィールド・オブ・ドリームス』(1990/F・A・ロビンソン監督)

レイ役のケビン・コスナーにとっては「さよならゲーム」に続く野球作品への出演。アイオワ州の片田舎で、広大なトウモロコシ農場を営むレイは、ささやかながら家族と共に幸せな日々を送っていました。ある春の日の夕暮れ、彼の人生を一変させるある“声”を聞きます。「畑をつぶして野球場を作れば、彼が帰ってくる……」、その意味するところは、八百長疑惑でメジャーリーグを去ったホワイトソックスの名選手であるジョー・ジャクソンが時を超えて現れるものと信じ、トウモロコシ畑を潰して野球場を作り上げます。とても順調とは言えない農場の経営状態ながら、取り憑かれたようにトウモロコシ畑の大部分を潰して野球場を作るレイでしたが…オスカー俳優バート・ランカスターが、実在の大リーガー役を演じています。

映画『フィールド・オブ・ドリームス』(感想)夢のある映画に涙、映画って本当にいいですね!

『ウォーターワールド』(1995/ケヴィン・レイノルズ監督)

地球温暖化により全ての陸地が水没した未来の世界を舞台に、海賊たちと戦う一匹狼の戦士の活躍を描いたSFアクション。

何世紀にもわたる環境破壊の末、地球の温暖化が進み、北極・南極の氷はおろか、シベリアの広大な凍土までが全て溶け、地球に大洪水が起こっていました。海面は上昇し、地表を覆い、やかて陸地は消えて世界はついに海の底に沈んでしまうという状況。それから数世紀。かつて地球と呼ばれたこの惑星にはわずかな人間だけが残されていました。文明と共に漂流を余儀なくされた彼らは海中から引き上げられた既に消滅した世界の残骸から、巨大な人工の浮遊都市を築いていました。そこでは、一匹狼の戦士と海賊たちの間で展開する熾烈なサバイバル戦が行われていました…

映画『ウォーターワールド』(感想)地球温暖化によってすべての陸地が水没した未来世界のぞっとする世界が舞台のSFアクション

『ダンス・ウィズ・ウルブズ』(1990/ケビン・コスナ―監督・主演)

映画『ダンス・ウィズ・ウルブズ』(感想)インディアン民族と同化した白人の視点から当時のアメリカ社会を批判するという斬新なストーリーが大ウケ!

1863年、秋。南北戦争の激戦地で北軍を勝利に導いた英雄ジョン・ダンバー中尉(ケビン・コスナ―)は、勤務地を選ぶ権利を与えられ、「失われる前にフロンティアを見ておきたい」と願い、当時の最西部であるサウスダコタのセジウィック砦に赴任します。見渡す限りの荒野が広がる地で、彼は愛馬シスコや野生の狼と共に孤独ながらも、「自給自足」を始め、満ち足りた生活を送り始めます。やがてダンバーはこの地に暮らすスー族と交流を深め、彼らから“狼と踊る男”という名前を授けられることになります…

インディアン民族と同化した白人の視点から当時のアメリカ社会を批判するという斬新なストーリーである事、さらに壮大なスケールとダイナミック且つ繊細な演出が批評家・観衆双方の絶大な賞賛を獲得し、アメリカ国内だけで製作費の10倍近い収益を挙げ、西部劇映画としては歴代最高のアメリカ国内興行収入を記録していた作品となっています。

『ロビン・フッド』(1991/ケビン・レイノルズ監督)

12世紀後半の十字軍遠征の一員である英国貴族のロックリーのロビン(ケヴィン・コスナー)はムスリム軍に捕らわれ、死刑のときを待っていました。わずかな隙を見つけ、ムーア人のアジーム(モーガン・フリーマン)と共に牢から脱走します。彼に恩を感じたアジームを伴い、故国へ戻ったロビンを待っていたのは変わり果てた領土でした。

国王の留守に乗じてノッテンガムの代官(アラン・リックマン)がロビンの父を殺し、領土を私物化、住民を圧政の名のもとに支配し、部下たちに破壊と略奪の限りを尽くさせていました。父の汚名返上と復讐を誓ったロビンは代官の配下たちを成敗しますが、多額の懸賞金を掛けられお尋ね者にされてしまいます。

ロビンは十字軍の親友の妹で幼馴染みのレディ・マリアン(メアリー・エリザベス・マストラントニオ)と再会し、アジームと共にシャーウッドの森に逃げ込み、反乱軍の長リトル・ジョン(ニック・ブリンブル)と知り合います。烏合の衆であった彼らを真の反乱軍としてまとめあげ、そのリーダーとなります・・・

映画『ロビン・フッド』1991・ケヴィン・コスナー(感想)中世イギリスの民衆的ヒーロー、ロビン・フッドの活躍を描く

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