>

映画『バリー・シール アメリカをはめた男』(感想)嘘のような実話に基づくクライムアクションながらノリは軽妙で爽やか!?

スポンサーリンク
絶対見逃せない映画 おすすめ
stokpicによるPixabayからの画像
スポンサーリンク

『バリー・シール アメリカをはめた男』のあらすじ・概要

トム・クルーズが米大手航空会社TWAのパイロットからCIAエージェントに転身し、メデジン・カルテルの麻薬の運び屋として暗躍した実在の人物バリー・シールを演じるクライムアクション。

バリーの嘘のような人生がアクション、コメディ要素満載で描かれる。敏腕パイロットとして民間航空会社に勤務するバリー・シールのもとに、ある日CIAのエージェントがやってくる。絶対的な飛行技術を見込まれ、CIAのスカウトを受けたバリーは、偵察機のパイロットとしてCIAの極秘偵察任務に参加。作戦の過程で伝説的な麻薬王パブロ・エスコバルらと接触し、バリーはなんと麻薬の運び屋として、メデジン・カルテルの指示でコカインをルイジアナ州に密輸する仕事も請け負い、天才的な才能を開花させていきます。一フライト数億円もの荒稼ぎを実行します。

エージェントとしてホワイトハウスやCIAの命令に従いながら、同時に違法な麻薬密輸ビジネスで数十億円の荒稼ぎをする破天荒な働きをするバリーでした。しかしながら、遂にCIAは、シールを見捨てて地元警察とDEAとFBIとATFが逮捕するのを黙認した為、逮捕されます。

そして、ホワイトハウスが求めているニカラグアの左派武装勢力であるサンディニスタ民族解放戦線が麻薬の密輸に関与している証拠を得る手助けする事を司法取引の材料として釈放されますが、それはメデジン・カルテルを裏切ることを意味していました

監督は「オール・ユー・ニード・イズ・キル」に続き、クルーズとタッグを組むダグ・リーマンが担当しています。

2017年製作/115分/アメリカ
原題:American Made

『バリー・シール アメリカをはめた男』のスタッフとキャストについて

ダグ・リーマン監督:初めて大作に挑戦した「ボーン・アイデンティティー」(02)では、原作者のロバート・ラドラムに直談判して映画化権を獲得し、監督だけでなくプロデュースも務めています。

監督作品関連記事➢

映画『ボーン・アイデンティティー』(感想)記憶を失った男ジェイソン・ボーンを巡るサスペンス・アクション。

おすすめ映画感想|『Mr.&Mrs.スミス』(2005/ダグ・リーマン監督)

トム・クルーズ(バリー・シール)CIAにリクルートされた民間飛行機会社の敏腕パイロット、知り合った中南米諸国の反政府組織、麻薬カルテルの運び屋を請け負い荒稼ぎをする。

トム・クルーズ主演おすすめ映画10作品(最近観た映画、観直してみた映画限定です。順不同)

ドーナル・グリーソン(モンティ・”シェイファー” ):アイルランドの首都ダブリン出身。映画「わたしを離さないで」「トゥルー・グリット」(ともに10)に脇役として出演し、人気シリーズの最終章「ハリー・ポッターと死の秘宝」2部作(10、11)ではルパート・グリント演じるロンの兄ビルに扮する。

映画感想|『わたしを離さないで』(2010/マーク・ロマネク監督)近未来”クローン人間”の衝撃の物語!

おすすめ映画|『トゥルー・グリット』(2010/コーエン兄弟監督)兄弟監督作品史上最高のヒット作!

サラ・ライト(ルーシー・シール):映画では元KFCの店員をしていましたが、当初夫がCIAのエージェントになった事を知らなかった。莫大な利益が転がり込むが、3人の子供を育て夫を脇から支える妻役を好演している/私生活では夫エリック・クリスチャン・オルセンも俳優で、二人ともとても子煩悩で知られています。

ジェシー・プレモンス(ダウニング保安官):2012年、ポール・トーマス・アンダーソン監督の『ザ・マスター』に出演し、デイモンと同じく外見が似ていると言われているフィリップ・シーモア・ホフマン演じる新興宗教の教祖の息子役を演じています。

出演作投稿記事➢

おすすめ新作映画|『パワー・オブ・ザ・ドッグ』(2021/ジェーン・カンピオン監督)カンバーバッチ史上最強の怖い冷血漢!

Netflix配信映画|『運命のイタズラ』(2022/チャーリー・マクダウェル監督)待ち構える強烈なインパクトのある結末にただただ呆然!犯罪スリラー

Flor CubilloによるPixabayからの画像

『バリー・シール アメリカをはめた男』のネタバレ感想

トム・クルーズの人柄なのか知れませんが、かなりヤバい状況に何度も陥りますが、兎に角明るく軽妙に次々と簡単にクリアして行く様はコメディー映画としか思われません。しかしながら、このストーリーはアメリカが一切公表してこなかった事実に基づくということに驚きました。CIAに、そのずば抜けた飛行機の操縦技術の才能を見込まれ、中南米諸国の盗撮するためにエージェントとしれスカウトされた事から、当に波乱万丈の人生が始まります。太く短くという人生感であれば、絵に描いた様幸福なな”男”の人生だったと思われます。武器密輸、麻薬の運び屋…留まるところを知りません。金が有り余り、庭に埋めて隠していたというのは正直笑えないジョーク!?

『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』『アビエーター』『華麗なるギャッツビー』などもかなりド派手な人生を描いていますが、ここまで”地に足”の付いた泥臭い金儲けを見たのは初めてでした。

トム・クルーズ=飛行機と連想する程操縦かんを握る姿が様になる役者は他にいないと思います。今回も自らコックピットに座り撮影されたものと言います。カッコ良さもさることながら、やはりずば抜けた演技力が視聴者を引き付け続けている事を実感する映画でした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました