おすすめ映画『しあわせの雨傘』(2010/フランソワ・オゾン監督)感想‣退屈な日々を過ごしていた主婦が、ある切っ掛けで生きがいをみつけ、自立していく姿を描く!
「8人の女たち」のフランソワ・オゾン監督とカトリーヌ・ドヌーブが再びタッグを組んだコメディ。1970年代の後半、セレブ主婦のスザンヌは、毎朝のジョギングが日課の幸せなブルジョワ妻でした。雨傘工場を経営する亭主関白な夫ロベールと優雅で退屈な毎日を送っていましたた。ある日、心臓発作で倒れ療養する夫ロベールに代わり、スザンヌが工場の運営を任されることになります。彼女は主婦ならではの感性を駆使するとともに、子ども、昔の恋人、工場の従業員たちの協力を得て予想外の本能が目覚め、傾きかけていた工場を見事に立て直していきますが……。