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一度見たら忘れられない”顔”、名バイプレイヤー「ジョン・キャロル・リンチ」出演のおすすめ映画10作品(最近見た映画限定、順不同)

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絶対見逃せない映画 おすすめ
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気の良いキャラクターから謎めいた人物まで、さまざまなジャンルの作品で強烈な印象を残すジョン・キャロル・リンチ。一度見たら忘れられない風貌をしています(身長193㌢の巨漢)。近所にいるおじさんのような素朴な雰囲気を漂わせています。ありとあらゆる有名映画作品出演の常連、出番の多さにかかわらず、類まれな存在感を発揮する名バイプレーヤー振りを常に発揮しています…

『悲しみが乾くまで』(2007/スサンネ・ビア監督)

「ある愛の風景」「アフター・ウェディング」で注目されたデンマークの名匠女性監督スサンネ・ビアのハリウッドデビュー作。愛妻の夫を突然思わぬ事故で失ってしまったオードリーは、夫の親友でヘロイン中毒から立ち直ろうと苦しんでいるジェリーに、寂しさを紛らわせるための一時的な共同生活を提案する。そして、やがて2人は互いを支えあう存在になっていくのですが……。主演は共にオスカー俳優のハル・べリーとベニチオ・デル・トロ。

おすすめ映画『悲しみが乾くまで』(2007/スサンネ・ビア監督)感想‣女性監督ならではの感性が光るずば抜けた映像美とストーリー展開…

『シカゴ7裁判』(2020/アーロン・ソーキン監督)

「ソーシャル・ネットワーク」でアカデミー脚色賞を受賞し、「マネーボール」や自身の監督作「モリーズ・ゲーム」でも同賞にノミネートされたアーロン・ソーキンがメガホンをとった。アメリカでは新型コロナウィルスの流行により、元々配給のパラマウントは劇場公開を断念し、Netflixに権利を売却し、Netflixオリジナル映画となっている。

ベトナム戦争の抗議運動から逮捕・起訴された実在の被告7人の男の裁判の行方を描いた実録法廷ドラマ。

おすすめ映画感想|『シカゴ7裁判』(2020/アーロン・ソーキン監督)

『ザ・テキサス・レンジャーズ』(2019/ジョン・リー・ハンコック監督)

「俺たちに明日はない」で知られる伝説の強盗犯ボニー&クライドを追う2人のテキサスレンジャーの戦いを、ケビン・コスナーとウッディ・ハレルソンの共演で実話にもとづいて映画化したクライムドラマ。

1934年、大恐慌時代のアメリカ・テキサス。悪名高い犯罪者カップルのボニー&クライドは、脱獄の手引きや強盗、警官殺しを繰り返していた。しかしながら、当時人々は貧困の底にあり、抑圧されていた。そんな時代に銀行(大資本家)から金を奪い、警官(権力)を殺すボニー&クライドは、いわば“庶民のヒーロー”でもあったという。

警察は2年前から彼らを追っていたが未だにその足取りさえ掴めず、業を煮やしたテキサス州知事は追跡のプロであるが、既に数年前に解散させられていたテキサス・レンジャーの元捜査官フランクとメイニーに捜査を依頼する。2人は長年の経験に裏付けられた直感を頼りに、ボニーとクライドを追い詰めていく……。

おすすめ映画|『ザ・テキサス・レンジャーズ』(2019/ジョン・リー・ハンコック監督)ケビン・コスナ―主演犯罪映画

『ジャッキー ファーストレディ 最後の使命』(2016/パブロ・ラライン監督)

ナタリー・ポートマンがジョン・F・ケネディ元大統領夫人ジャクリーン・ケネディを演じ、ケネディ大統領暗殺事件をファーストレディの視点から描いた伝記ドラマ。ファーストレディであった彼女が過ごした、ケネディ大統領の暗殺から葬儀までの4日間を活写しています。

1963年11月22日、テキサス州ダラスを訪れたケネディ大統領が、オープンカーでのパレード中に何者かに射撃され命を落としました。目の前で夫を殺害された妻ジャクリーンは悲しむ間も与えられず、葬儀の取り仕切りや代わりに昇格する副大統領の大統領就任式への出席、ホワイトハウスからの退去など様々な対応に追われることになります。

その一方で事件直後から夫が「過去の人」として扱われることに憤りを感じた彼女は、夫が築き上げたものを単なる過去にはさせないという決意を胸に、ファーストレディとして最後の使命を果たそうとします。

おすすめ映画『ジャッキー ファーストレディ 最後の使命』(2016/パブロ・ラライン監督)感想‣最愛の夫の暗殺事件からの4日間、彼女が取った行動とは?

『ラブ・アゲイン』(2011/グレン・フィカーラ&ジョン・レクア監督)

スティーブ・カレル、ライアン・ゴズリング主演で描くロマンティックストーリー。

40代の生真面目な男カル(スティーブ・カレル)は、幸せな人生を謳歌(おうか)してきたが、愛妻エミリー(ジュリアン・ムーア)から何の前触れもなく、突如浮気をしていることを告白され、離婚話を切り出される。高校時代からつきあっていたエミリー以外の女性とデートもしたことがないカルだったが、ある夜、バーでバーテンダーで相手に愚痴っていたところ、プレイボーイのジェイコブ(ライアン・ゴスリング)と知り合い、ジェイコブから女性の紹介を受けたり、彼の助言でファッションや髪型を磨いて新しい人生を歩もうと決意するが、、

映画|『ラブ・アゲイン』(感想)プレイボーイ役のライアン・ゴスリングが知り合い、娘はエマ・ストーンという設定に本当にワクワクします!

『メタルヘッド』(2011/スペンサー・サッサー監督)

自動車事故で母を失った13歳の少年TJと、TJの父で妻の死から立ち直れないポール、人生に意味を見出せずにいる女性ニコールらの前に、長髪に無精髭、半裸の、かなりいかれた謎の男ヘッシャーが現れ、祖母のマデリンの家に住みついてしまいます。大音量でヘビーメタルを流し、粗野でデタラメで暴力的な言動でさまざまなトラブルを巻き起こすヘッシャーでしたが……。

心に傷を負った人々を、ヘビーメタルの音楽とワイルドな行動で再生させていくナゾの男ヘッシャーの姿を描く。CMやMTVの分野で活躍するスペンサー・サッサーの初監督作。ジョセフ・ゴードン=レビット、ナタリー・ポートマンらが出演。

映画『メタルヘッド』(2011/スペンサー・サッサー監督)感想‣人生の目的を見失った人々が、ある人との出会いによって、再び活力を取り戻す姿を描く!

『グラン・トリノ』(2008/クリント・イーストウッド監督)

朝鮮戦争の従軍経験を持ち、フォードの自動車工を50年勤めあげたポーランド系米国人ウォルト・コワルスキーは、妻に先立たれ、愛車“グラン・トリノ”や愛犬と孤独に暮らすだけの日々を送っていました。頑固さゆえに二人の息子たちにも嫌われ、限られた友人と悪態をつき合う日々であり、亡き妻の頼った神父をも近づけようとしません。

そんな彼の隣家にモン族の少年タオの一家が越してきます。そんなある日、愛車グラン・トリノが盗まれそうになったことをきっかけに、心を通わせ始めたウォルトとタオでしたが、タオを仲間に引き入れようとする不良グループが2人の関係を脅かし始めます……。

背景としては、ミシガン・デトロイト近郊で育った主人公、おそらく彼と同じように、自動車産業に従事する人がたくさんいたはずです。また、彼のようなポーランド系アメリカ人の比率がかなり高い地域です。だから、慣れ親しんだ街が(アジア系移民・ここでは元々ラオス、タイ、ベトナムの高地に住んでいた農耕民族モン族の移民)様変わりしていく様子に痛々しさを感じている様子が理解できます。

映画『グラン・トリノ』(感想)朝鮮戦争従軍経験を持つ気難しい主人公の人生が、近所に引っ越してきたアジア系移民一家との交流で大変化!

『ソディアック』(2007/デビッド・フィンチャー監督)

カリフォルニア州バレーホで若いアベックが拳銃で殺害される事件が発生。一ヶ月後、報道機関に「ゾディアック」と名乗る犯人から暗号付きの手紙が送りつけられた。警察は必死に犯人を追うが、“ゾディアック”はその後も殺人を重ねていく。

本事件は、殺人犯が逮捕されたものの、2020年現在に至ってもまだ最終的に解決していないという。

批評家の一致した意見は以下の通りであり、かなり高い評価を得ている映画となっています。

はらわたがちぎれるような不安なシーンを次々と見せてくる、静かな、会話主導のスリラー。 デヴィッド・フィンチャーはまた殺人の残酷さを詳細に描写するよりも登場人物のニュアンスを描くとともに70年代のムードを再現することに多くの時間を費やしている

おすすめ映画|『ソディアック』(2007/デビッド・フィンチャー監督)実際に起こった未解決事件を題材に放つサスペンス映画

『ゴシカ』(2003/マチュー・カソビッツ監督)

美しく聡明な臨床心理学者ミランダは、上司でもあり夫である医師のダグラスが管理官を務めるウッドワード女子刑務所内の精神科病棟で働いていました。ある大雨の夜、車で帰宅途中に謎の少女と鉢合せ、交通事故に遭ってしまいます。3日間眠り続け、目が覚めると自分が勤務していた精神病棟に収容されるという驚きの展開に…そこで彼女は、信じられない様な自分が夫のダグラスを斧で惨殺し、殺人容疑で逮捕されたと聞かされるのでしたが…。

出演はオスカー女優ハル・ベリー、ロバート・ダウニー・Jr、ペネロペ・クルス。監督は俳優としても活躍する「クリムゾン・リバー」のマチュー・カソヴィッツ。ジョエル・シルヴァーとロバート・ゼメキスが設立したホラー専門プロダクションのダーク・キャッスル・エンタテインメントが製作した作品。

映画『ゴシカ』(2003/マチュー・カソビッツ監督)感想‣女子刑務所内の精神科病棟を舞台にしたホラー映画

『ファーゴ』(1996/コーエン兄弟監督)サスペンス映画

コーエン兄弟によるブラックユーモアを各所にちりばめた、代表作にして大ヒット作品、異色のクライムサスペンス。

1987年厚い雪に覆われるミネソタ州ファーゴで起きた狂言誘拐事件が発端。しかしながら、実際の事件はミネソタ州ブレナードで起きます。多額の借金を抱える自動車ディーラーのジェリーは、妻ジーンを偽装誘拐して彼女の裕福な父親から8万㌦の身代金を騙し取ろうと企てます。ところが誘拐を請け負った何とも怪しげな2人組の男が警官と目撃者の3名を射殺してしまったことから、事件は思わぬ方向へ発展していくことになります。

本作品はアカデミー脚本賞、主演女優賞をはじめ、多数の映画賞を獲得しました。また、制作費が700万ドルだったにも関わらず、全世界で6100万ドル売り上げた大ヒット映画だそうです。

なお、冒頭に実話を基にしている旨のテロップが映りますが、これも演出の一つで、実際には完全なフィクションであるという事です。

おすすめ映画|『ファーゴ』(1996/コーエン兄弟監督)サスペンス映画

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