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公開中 おすすめ映画『バービー』(2023/グレタ・ガーウィグ監督)感想‣“この夏観たいNo.1映画”あのバービーが人間の世界に現れる!

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『バービー』のあらすじと概要

世界中で愛され続けるアメリカのファッションドール「バービー」を、マーゴット・ロビー&ライアン・ゴズリングの共演で実写映画化。さまざまなバービーたちが暮らす完璧な世界「バービーランド」から人間の世界にやってきたひとりのバービーが、世界の真実に直面しながらも大切なことは何かを見つけていく姿を描きます。

ピンクに彩られた夢のような世界「バービーランド」。そこに暮らす住民は、皆が「バービー」であり、皆が「ケン」と呼ばれている。そんなバービーランドで、オシャレ好きなバービーは、ピュアなボーイフレンドのケンとともに、完璧でハッピーな満ち足りた毎日を過ごしていました。ところがある日、彼女の身体に異変が起こります。困った彼女は世界の秘密を知る変わり者のバービーに導かれ、ケンとともに人間の世界へと旅に出ることになります。しかしロサンゼルスにたどり着いたバービーとケンは人間たちから好奇の目を向けられ、思わぬトラブルに見舞われてしまいますが…

「レディ・バード」「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」に続く第三作目としてグレタ・ガーウィグが監督を務め、「マリッジ・ストーリー」のノア・バームバックとガーウィグ監督が共同で脚本を手がける。なお、ガ―ウィク監督は現在、C・S・ルイスの不朽の名作「ナルニア国物語」の映画化を準備していると言われています。

2023年製作/114分/アメリカ
原題:Barbie

『バービー』のスタッフとキャストについて

グレタ・ガーウィグ監督・脚本:ノア・バウムバックがメガホンをとった「フランシス・ハ」(12)では脚本と主演を兼ね、ゴールデングローブ賞ミュージカル/コメディ部門の主演女優賞にノミネートされています。

おすすめ映画|『フランシス・ハ』(2012/ノア・バームバック監督)元気に走り回るグレタの姿が清々しい!

マーゴット・ロビー(バービー):DCコミックス原作の超大作「スーサイド・スクワッド」(16)のハーレイ・クイン役で世界的にブレイク。17年には「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」でトーニャ・ハーディングのスキャンダラスな半生を演じ、第90回アカデミー主演女優賞候補となっています。

おすすめ映画『アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル 』(2017/クレイグ・ギレスピー監督)マーゴット・ロビー主演映画

ライアン・ゴズリング(ケン):ミュージカル映画「ラ・ラ・ランド」(16)で2度目のアカデミー主演男優賞候補に挙がった。続いて、傑作SFノワール「ブレードランナー」の続編「ブレードランナー 2049」(17)で主演を務めています/本作ではバービーの引き立て役と思いきや後半以降彼の”野望”が実現し、バービーランドからケンワールドへとまさかの大変貌を遂げている事にびっくり仰天、バービーらの結束で事態は思わぬ展開を見る事に…

おすすめ映画感想|『ラ・ラ・ランド』(2016/デミアン・チャゼル監督)ライアン・ゴズリング&エマ・ストーン主演で描いたミュージカル映画。

『バービー』のネタバレ感想・見どころ

映画『バービー』がアメリカを中心に全世界で大人気となっていることから、是非観てみたいと思ったものの、情報では観客の7割は女性とあり、劇場での鑑賞を多少躊躇していました。ところが、うちのかみさんがやおら『興味あり、是非観てみたい』と言い出したので、”しぶしぶ”重い脚を引きづり観に行くことにしました。本音としてグレタ・ガーウィク監督、マーゴット・ロビー、ライアン・ゴズリングらの名前を聞き、絶対に観たいと思っていたのですが…

前半の「バービーランド」は想像以上のピンク一色のゴージャスな映像にびっくり仰天。ありとあらゆる”バージョン”の「バービー」「ケン」達が一緒にとても和やかに暮していました…しかしながら、そんな華やかな人形(ドール)ワールドのみをどんなに詳細に描出しようとここまで映画がヒットする訳はありません。

まさかの展開でバービーとケンは奇想天外なkとに、人間の世界へと旅立ちます。彼らの予想に反して、そこで出会う人間からは”好奇”な目で見られてしまいます。余りにバービーランドの生活と違う真実の人間の世界の厳しい”現実”に目覚めていく事になります。

一方、女性中心のバービーランドの世界にどっぷり慣れ親しんだケンは、人間界ではまだまだ”男性”が主導権を握っている様子を詳しく観察し、なにやら大きな勘違いをして元の世界に帰る事になります…

物語の展開はテンポも非常に良く、意表を衝いた進展には驚きの連続でした。主人公マーゴット・ロビーは生きたバービー役(標準モデル!)には当にドンぴしゃりのはまり役ではなかったと思われました。ボーイフレンドとはいうものの微妙な距離感を彷徨うケンのライアン・ゴズリングも右往左往しっ放しの生活から人間界の生活に刺激を受けて、一皮剥けた感じを上手く演じていました。

『バービー』人形からこれだけの映像世界を作り出す監督・スタッフ・出演陣の技量、情熱、努力に完全に脱帽です…

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