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2023-12

絶対見逃せない映画 おすすめ

おすすめ映画『セント・オブ・ウーマン 夢の香り』(1992/マーティン・ブレスト監督)感想‣相当偏屈な盲目の退役軍人と若者との”不思議”な交流

『セント・オブ・ウーマン 夢の香り』のあらすじと概要 人生を悲観し、孤独な盲目の退役軍人と心優しい青年の心の交流を描き、アル・パチーノがアカデミー主演男優賞に輝いたヒューマンドラマ。イタリアの作家ジョバンニ・アルピーノの小説「Il buio...
絶対見逃せない映画 おすすめ

「ビル・ナイ」出演おすすめ映画10作品(最近見た映画・見直した映画限定、順不同)

イギリスの俳優。BBCテレビ・ラジオ、また舞台でも主に脇役として活躍し、2003年公開の『ラブ・アクチュアリー』にて英国アカデミー賞 助演男優賞などを受賞しています。最近の映画黒沢明監督の『生きる』のリメイク版に主演(アカデミー主演男優賞に初ノミネートされています)している為、御覧になった方も多いと思います。最近見た映画中心に10作品をご紹介します。まだ未視聴の作品がありましたら、是非、参考にしてみてください。
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おすすめ映画『EMMA エマ』(2020/オータム・デ・ワイルド監督)感想‣他人の恋のお節介を焼く上流階級令嬢の恋の行方は!?

「いつか晴れた日に」「プライドと偏見」などの映画化作品でも知ら、1800年代の初期に活躍したイギリスの作家ジェーン・オースティンによる1815年に発表された名作恋愛小説で、これまでにも何度も映像化されている「エマ」を、Netflixオリジナルドラマ「クイーンズ・ギャンビット」のアニヤ・テイラー=ジョイの主演で新たに映画化したもの。容姿端麗で利発、裕福な暮らしを送るエマ・ウッドハウスは、裕福な家庭に生まれ育ち、女王様気取りで周囲の人びとの恋の仲介を楽しんでいました。しかし、いくつかの失敗を経て自らを見つめ直した彼女はやがて、ずっと身近にあった愛に気づきます。2021年・第78回ゴールデングローブ賞でアニヤ・テイラー=ジョイが主演女優賞(ミュージカル/コメディ部門)にノミネート。第93回アカデミー賞では、衣装デザイン賞とメイクアップ&ヘアスタイリング賞の2部門にノミネートされた作品です。
おすすめ本の紹介

おすすめの歴史小説 「全一冊 小説 蒲生氏郷」 (童門冬二著・集英社文庫)感想‣戦国武将蒲生氏郷と、或る近江商人の物語

かつて織田信長から受けた薫陶を忘れず、商人優遇の領地経営を心がける戦国武将・蒲生氏郷。戦場往来で出世を重ね、独自の経営哲学を実践する彼の周囲では、さまざまな商人が、新たな人生を切り拓いていく。乱世に芽吹いた、商いの道とは何か。後に「近江商人育ての親」と呼ばれる蒲生氏郷の生涯を通じて“商いの原点”を、高らかに謳い上げた異色の戦国ロマン。
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「ジョシュ・ブローリン」出演おすすめ映画10作品(最近見た映画・見直してみた映画限定、順不同)

米カリフォルニア州出身、1968念生まれ(55歳)脇役として出演する映画が多くなっています。いずれも有名映画、大作映画への出演で、スクリーン上で渋い演技を見る機会が大変に多い俳優です。又、今回ご紹介していませんが『アベンジャーズ/エンドゲーム』では「宇宙最強の悪役」を演じたと言われています。大半の出演作品に「コワモテ」で出演しています。映画監督らがこぞって起用する理由は、以下ご紹介する10作品から読み取れるかも知れません…
絶対見逃せない映画 おすすめ

おすすめ映画『イントゥ・ザ・ブルー』(2005/ジョン・ストックウェル監督)感想‣カリブ海でのマリンスポーツ盛りだくさんの青春・夏向き映画!

カリブ海バハマ諸島のある島に住み、貧しいながらも恋人のサム(ジェシカ・アルバ)と幸せな日々を送っているジャレッド(ポール・ウォーカー)は、いつか財宝を積んだ沈没船を見つけることを夢見ている。そんなある日、ジャレッドの幼馴染ブライスが知り合ったばかりという友人のアマンダを連れてバカンスに訪れます。彼らはカリブ海でダイビングを楽しんでいる最中に、古い沈没船の遺留品と思われる金装飾品、さらには大量の麻薬を積んだまま沈んでいる墜落機を海底で見つけます…77年製作「ザ・ディープ」のリメイク作品。
絶対見逃せない映画 おすすめ

おすすめ映画『幸せの答え合わせ』(2018/ウィリアム・ニコルソン監督)感想‣長年連れ添うも、突然離婚の危機を迎えた夫婦の姿…

オスカー女優のアネット・ベニングとビル・ナイが離婚の危機を迎えた熟年夫婦を演じ、「ゴッズ・オウン・カントリー」のジョシュ・オコナーが息子役で共演した家族ドラマ。イギリス南部のイースト・サセックス地方にある海辺の町シーフォードで暮らすグレースとエドワードは、もうすぐ結婚29周年を迎えようとしていました。独立して家を出、一人暮らしをしている一人息子のジェイミーが久しぶりに帰郷した週末、エドワードは突然「家を出て行く」とグレースに別れを告げます。実は、エドワードは結婚生活に長らく不満を抱いており、1年前からこっそり付き合い始めていた他の女性と結婚するつもりでいました。突然別れようとする理由を聞いてグレースは絶望と怒りに支配され、そんな母を支えるジェイミーも自身の生き方や人間関係を見つめ直していくことになります。「グラディエーター」「永遠(とわ)の愛に生きて」でアカデミー脚本賞に2度ノミネートされたウィリアム・ニコルソンが、自身の実体験をベースに脚本を執筆し、自ら監督も手がけた作品です。
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おすすめ映画『トータル・リコール』(2012/レン・ワイズマン監督)感想‣大戦争後の近未来が20世紀後半の香港九龍城界隈の様に描かれる!?

フィリップ・K・ディックの短編小説を映画化したアーノルド・シュワルツェネッガー主演の同名SFアクションを、コリン・ファレル主演で新たにリメイク。監督は「ダイ・ハード4.0」のレン・ワイズマン。戦争の果てに環境が荒廃した近未来。猥雑で(酸性)雨が降り続くコロニーに住み、工場のライン労働者のダグラス・クエイド(コリン・ファレル)は、貧しいながら美人の妻ローリーと平和に暮らしていましたが、退屈な日々の生活に嫌気がさし、記憶を売買するリコール社を訪れます。しかし、クエイドが新しい記憶を植えつけられようとしたとき、何らかのトラブルが発生します。そして突然、警官隊が襲来。クエイドは思わぬ戦闘能力を発揮し、その場を逃げ切っています。やがてクエイドは、現在の自分が、記憶を上書きされてダグラス・クエイドという人物になっているだけだということを知り、自分の記憶のどこまでが本物なのか、すべてを疑いながら戦いに巻き込まれていくことになります。
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公開中 おすすめ映画『ナポレオン』(2023/リドリ―・スコット監督)感想‣総勢8000人のエキストラを動員、戦闘シーンをカメラ最大11台で同時撮影!

「グラディエーター」の巨匠リドリー・スコット監督が「ジョーカー」のホアキン・フェニックスを主演に迎え、フランスの英雄ナポレオン・ボナパルトの人物像を新解釈で描いた歴史スペクタクル。18世紀末、革命の混乱に揺れるフランス。若き軍人ナポレオンは目覚ましい活躍を見せ、軍の総司令官に任命されます。ナポレオンは夫を亡くした子持の女性ジョゼフィーヌと恋に落ち結婚しますが、ナポレオンの溺愛ぶりとは裏腹に奔放なジョゼフィーヌは他の男とも関係を持ち、いつしか夫婦関係は奇妙にねじ曲がっていきます。その一方で英雄としてのナポレオンは快進撃を続け、クーデターを成功させて第一統領に就任、そしてついにフランス帝国の皇帝にまで上り詰めます。政治家・軍人のトップに立ったナポレオンと、皇后となり優雅な生活を送るジョゼフィーヌでしたが、2人の心は満たされることはありません。やがてナポレオンは戦争にのめり込み、何十万人の命を奪う幾多の戦争を次々と仕掛けていく、フランスを守る為の戦いから、いつしか凄惨な侵略と征服を繰り返すようになっていきます。
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おすすめ映画『不都合な理想の夫婦』(2019/ショーン・ダーキン監督・脚本・製作)感想‣夫の転落振りは序の口、やり直しはいくらでも可能では!?

「マーサ、あるいはマーシー・メイ」のショーン・ダーキン監督が、ジュード・ロウとキャリー・クーンを主演に、一見すると理想的だが虚飾と野心に満ちた夫婦が崩壊していく様を描いた心理スリラー。1980年代初頭。ニューヨークで貿易商を営み成功した野心家のイギリス人ローリーは、アメリカ人の妻アリソンと息子と娘と4人で幸せに暮らしていました。ローリーは更に大金を稼ぐ夢を追い、好景気に沸くロンドンへ家族とともに移住することを決意します。かつての上司が経営する商社で働くことになったローリーは、仕事では周囲から高く評価され、プライベートではロンドン郊外のサリーにお城の様な大豪邸を借り、息子を名門校に編入させ、妻には乗馬の為の広大な敷地を用意するなど、まるでアメリカンドリームを体現した勝者の凱旋のよう。しかし、ある日、アリソンは敷地内の馬小屋の工事が進んでいないことに気付きます。業者に問い合わせると、建設費用の支払いが滞っているという。さらに驚くべきことに、新生活のために用意していた貯金が底を突き、ローリーは一文無しであることを知ります…それが原因で夫婦の間に徐々に溝ができ始め、ついには最悪の事態を迎えるのでした…
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