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「ビル・ナイ」出演おすすめ映画10作品(最近見た映画・見直した映画限定、順不同)

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イギリスの俳優。BBCテレビ・ラジオ、また舞台でも主に脇役として活躍し、2003年公開の『ラブ・アクチュアリー』にて英国アカデミー賞 助演男優賞などを受賞しています。最近の映画黒沢明監督の『生きる』のリメイク版に主演(アカデミー主演男優賞に初ノミネートされています)している為、御覧になった方も多いと思います。最近見た映画中心に10作品をご紹介します。まだ未視聴の作品がありましたら、是非、参考にしてみてください。

 

『アバウト・タイム 愛おしい時間について』(2013/リチャード・カーティス監督)

タイムトラベルの能力を持つ家系に生まれるという奇想天外な設定が面白い。21才になった時、父から一族の男にはタイムトラベルの能力があると告げられる。ただし自分の過去にしか行くことはできない。金儲けではなく理想の人生を送るために能力を使えと忠告され、恋愛のために使おうとティムは思う。特殊能力を身に付けた主人公ティムが意中の女性メアリとの関係を進展させようと奮闘する中で、愛や幸せの本当の意味に気付いてゆくヒューマンコメディーの決定版。『ラブ・アクチュアリー』などで知られるラブコメに定評のあるリチャード・カーティス監督が、恋人や友人、家族と育む何げない日常の大切さを描く。『ハリー・ポッター』シリーズなどのドーナル・グリーソンを主演に、『きみに読む物語』などのレイチェル・マクアダムス、『ラブ・アクチュアリー』にも出演したビル・ナイ(やはり特殊能力を持つ父親役)らが共演。

おすすめ映画|『アバウト・タイム 愛おしい時間について』(2013/リチャード・カーティス監督)正しい超能力の使い方!?

『EMMA エマ』(2020/オータム・デ・ワイルド監督)

「いつか晴れた日に」「プライドと偏見」などの映画化作品でも知ら、1800年代の初期に活躍したイギリスの作家ジェーン・オースティンによる1815年に発表された名作恋愛小説で、これまでにも何度も映像化されている「エマ」を、Netflixオリジナルドラマ「クイーンズ・ギャンビット」のアニヤ・テイラー=ジョイの主演で新たに映画化したもの。容姿端麗で利発なエマ・ウッドハウスは、裕福な家庭に生まれ育ち、女王様気取りで周囲の人びとの恋の仲介を楽しんでいました。しかし、いくつかの失敗を経て自らを見つめ直した彼女はやがて、ずっと身近にあった愛に気づきます・・・2021年・第78回ゴールデングローブ賞でアニヤ・テイラー=ジョイが主演女優賞(ミュージカル/コメディ部門)にノミネートされています。第93回アカデミー賞では、衣装デザイン賞とメイクアップ&ヘアスタイリング賞の2部門にノミネートされた作品です。

 

おすすめ映画『EMMA エマ』(2020/オータム・デ・ワイルド監督)感想‣他人の恋のお節介を焼く上流階級令嬢の恋の行方は!?

『生きる LIVING』(2022/オリバー・ハーマナス監督)

黒澤明監督の不朽の名作映画「生きる」(52)を、ノーベル賞作家カズオ・イシグロの脚本によりイギリスでリメイクしたヒューマンドラマ。

1953年、第2次世界大戦後の復興途上のロンドン。仕事一筋に生きてきた役所の市民課に勤務する課長ウィリアムズは、周囲の部下からは煙たがられ自分の人生を空虚で無意味なものと感じていました。そんなある日、彼はガンに冒されていることがわかり、医師から余命半年と宣告されます。手遅れになる前に一瞬だけでも充実した人生を手に入れたいと考えたウィリアムズは、仕事を放棄し、海辺のリゾート地で酒を飲んで馬鹿騒ぎしますが、満たされることはありません。息子夫婦には病気で余命半年という事実を打ち明けられないでいました。ロンドンへ戻った彼はかつての役所の部下マーガレットと偶然再会し、バイタリティに溢れる彼女と過ごす中で、自分も新しい一歩を踏み出すことを決意します。しかし、彼の一歩は無関心だった周りの人々の意識を徐々に変えていくことになります。

公開中 新着映画『生きる LIVING』(2022/オリバー・ハーマナス監督)感想‣余命宣告を受け、果たして人生を変える事ができるのか!?

『MINAMATA ーミナマター』(2020/アンドリュー・レビタス監督)

1971年、ニューヨーク。かつて、数多くの写真を「ライフ」誌に掲載され、アメリカを代表する写真家と称えられたユージン・スミスは、現在は酒に溺れる日々を送っていました。そんなある日、アイリーンと名乗る通訳の女性から、熊本県水俣市のチッソ工場が海に流す有害物質によって苦しんでいる人々を撮影してほしいと頼まれます。そこで彼が見たのは、水銀に冒され歩くことも話すこともできない、被害者の子どもたちの姿や、激化する抗議運動、そしてそれを力で押さえ込もうとする工場側という信じられない光景の数々でした。

衝撃を受けながらも冷静にカメラを向け続けるユージンだったが、やがて自らも危険にさらされ、借り受けていた写真現像所を焼き払われたり、工場内で暴行に遭い重症を負います。(その怪我が遠因となり後に亡くなります)追い詰められた彼は水俣病と共に生きる人々に、あることを提案し、被害者たちの衝撃的な写真を撮る事に成功します。ユージンが撮影した写真は、彼自身の人生と世界を変えることになります。

おすすめ映画『MINAMATA ーミナマター』(2020/アンドリュー・レビタス監督)感想‣ユージン・スミスの1975年に発表した写真集「MINAMATA」の映画化

『マイ・ブックショップ』 (2017/イザベル・コイシェ監督)

1959年、イギリスの海浜の町、のフォーク州ハーボローが舞台。戦争未亡人のフローレンス(エミリー・モーティマー)は亡き夫の願いでもあった本屋を開店する。しかし、保守的な町の人々は彼女が新しく本屋を開店することを面白くなく、色々と邪魔をしてくる。中でも最も反対しているのは町の有力者で大きな屋敷に住む貴族のガマート夫人という人物。彼女は最終的にはもう一軒別の本屋をわざわざ開店して邪魔をしてくる。

唯一の味方は人間嫌いで40年間も引きこもりずっと一人で本ばかり読んでいたブランディッシュ(ビル・ナイ)である。フローレンスはブランディッシュが好みそうな本を選んでは何冊も届けるようになり、やがてお互いに打ち解け合う。

ブランディッシュはガマート夫人の妨害工作に我慢が出来ず、直談判に及びが聞き入れられることはなかった。更に帰り道で心臓発作を起こして亡くなってしまう。

おすすめ映画|『マイ・ブックショップ』 (2017/イザベル・コイシェ監督)

『あるスキャンダルの覚え書き』(2006/リチャード・エア監督)

アメリカで実際に起こった事件を基に、41歳の陶芸教師と15歳の教え子の禁断の愛を描いたゾーイ・ヘラーによる同名小説の映画化。2人の愛とその終焉が、事件の当事者で逮捕された41歳の美術教師シーバ(ケイト・ブランシェット)の同僚で親友のバーバラ(ジュディ・デンチ)によって語られていきます。

厳格な女教師バーバラは、新任の美人教師シーバのクラスの騒ぎを治め、彼女と親しくなります。ところが、人妻であるシーバと15歳の生徒の密会を目撃してしまいます。彼女の弱みを握ったバーバラは、シーバが打ち明けた情事を克明に記録しはじめますが、その日記は後々シーバの目に留まる事になります..家族も親しい友人もおらず、飼っている猫だけが心のよりどころだった孤独な年配女性の屈折した愛情が、徐々に明らかになっていくストーリー展開から一瞬も目が離せません。

映画『あるスキャンダルの覚え書き』(2006/リチャード・エア監督)感想‣ジュディ・デンチxケイト・ブランシェット二大女優の競演が見もの!

『ナイロビの蜂』(2005/フェルナンド・メイレレス監督)

「シティ・オブ・ゴッド」のフェルナンド・メイレレス監督がスパイ小説の名手英国ミステリー界の重鎮ジョン・ル・カレ(アフリカにおける製薬会社の無法ぶりに憤りを覚えたという)の同名小説を映画化した作品。

アフリカで暮らす英国外務省一等書記官ジャスティンと妻テッサ。ある日、テッサが視察旅行中謎の死を遂げ、ジャスティンはその原因を追求していく中で、彼女がその信念のためにある製薬会社の巨大な陰謀に巻き込まれていたこと、そして彼女の真実の愛を知ることになります。

妻テッサ役のレイチェル・ワイズがアカデミー助演女優賞を受賞しています。

映画『ナイロビの蜂』(感想)アフリカを舞台とする、製薬会社の巨悪に立ち向かう人権活動家の活躍を描く

『ラブ・アクチュアリ―』(2003/リチャード・カーチス監督)

「ブリジット・ジョーンズの日記」「ノッティング・ヒルの恋人」「ビーン」の脚本家兼製作者リチャード・カーティスの監督デビュー作、監督が以前の映画やテレビ番組で共に働いた事がある俳優を中心にしたキャストされています。

クリスマス間近のロンドンを舞台に、英国首相から宝石売り場の店員まで、老人から11歳の少年まで、さまざまな職業と年齢の男女19人が織りなす群像ロマンチック・ラブ・ストーリー。米国大統領役のビリー・ボブ・ソーントン、老いた元ロックスター役のビル・ナイ、店員役のMr.ビーン/ローワン・アトキンソンなど個性派俳優がぞくぞくと出演。

脚本は様々な境遇の登場人物が送る、千差万別の恋模様を描き、全く何の繋がりも無く平行的に展開しますが、驚くべき事には、次第に彼らの物語が予想だにしなかったのですが、互いに繋がっていたことが分かる流れになっているから驚きです。

物語はクリスマスの5週間前から始まって、次第にクリスマスに近付いていき、エピローグはクリスマスから1ヶ月後に設定されています。シーンの大半はロンドンで撮影されています。

映画『ラブ・アクチュアリ―』(感想)クリスマスに贈るオールスターキャストによる心温まるラブコメディ!

『幸せの答え合わせ』(2018/ウィリアム・ニコルソン監督)

オスカー女優のアネット・ベニングとビル・ナイが離婚の危機を迎えた熟年夫婦を演じ、「ゴッズ・オウン・カントリー」のジョシュ・オコナーが息子役で共演した家族ドラマ。イギリス南部のイースト・サセックス地方にある海辺の町シーフォードで暮らすグレースとエドワードは、もうすぐ結婚29周年を迎えようとしていました。独立して家を出、一人暮らしをしている一人息子のジェイミーが久しぶりに帰郷した週末、エドワードは突然「家を出て行く」とグレースに別れを告げます。実は、エドワードは結婚生活に長らく不満を抱いており、1年前からこっそり付き合い始めていた他の女性と結婚するつもりでいました。突然別れようとする理由を聞いてグレースは絶望と怒りに支配され、そんな母を支えるジェイミーも自身の生き方や人間関係を見つめ直していくことになります。「グラディエーター」「永遠(とわ)の愛に生きて」でアカデミー脚本賞に2度ノミネートされたウィリアム・ニコルソンが、自身の実体験をベースに脚本を執筆し、自ら監督も手がけた作品です。

おすすめ映画『幸せの答え合わせ』(2018/ウィリアム・ニコルソン監督)感想‣長年連れ添うも、突然離婚の危機を迎えた夫婦の姿…

『トータル・リコール』(2012/レン・ワイズマン監督)

フィリップ・K・ディックの短編小説を映画化したアーノルド・シュワルツェネッガー主演の同名SFアクションを、コリン・ファレル主演で新たにリメイク。監督は「ダイ・ハード4.0」のレン・ワイズマン。戦争の果てに環境が荒廃した近未来。猥雑で(酸性)雨が降り続くコロニーに住み、工場のライン労働者のダグラス・クエイド(コリン・ファレル)は、貧しいながら美人の妻ローリーと平和に暮らしていましたが、退屈な日々の生活に嫌気がさし、記憶を売買するリコール社を訪れます。しかし、クエイドが新しい記憶を植えつけられようとしたとき、何らかのトラブルが発生します。そして突然、警官隊が襲来。クエイドは思わぬ戦闘能力を発揮し、その場を逃げ切っています。やがてクエイドは、現在の自分が、記憶を上書きされてダグラス・クエイドという人物になっているだけだということを知り、自分の記憶のどこまでが本物なのか、すべてを疑いながら戦いに巻き込まれていくことになります。

おすすめ映画『トータル・リコール』(2012/レン・ワイズマン監督)感想‣大戦争後の近未来が20世紀後半の香港九龍城界隈の様に描かれる!?

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