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おすすめ映画『幻影師アイゼンハイム』(2006/ニール・バーガー監督)感想‣あっと驚く最後の仕掛けにびっくり仰天!!

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『幻影師アイゼンハイム』のネタバレ無し感想・見どころ

ネタバレになってしまっては未だ視聴されていない人に取っては大変迷惑になるので、極力ネタバレをしない様にお話ししたいと思います。わたしは最後の最後まですっかり騙されていました。皆さんも大いに騙されてください。大筋は若い幼馴染の頃からの純愛が成就されるのではないかという淡い期待はあったものの、憎まれ役の皇太子の横暴に涙を呑む事になってしまいます…

一方、天才幻影師の技はかなり出来が良く、種明かしはあるのだと思いますが、まったくどうなっているのか分からないものばかりでした。みかんの種を鉢に植えるとみるみる芽が出て、成長してあっという間に、みかんの果実を結実します。多分、実際はこんな”芸”は存在しない映画の中だけの物とは思ってしまいます…更に、自分が写っていた鏡の中の自分自身が勝手に動き出すシーンも驚きでした。本当に謎だらけの幻影術の数々でした。それだけでも観る価値は十分なのでは…幻影術の行われる劇場の雰囲気も照明を落とし、曰くあり気な雰囲気が充満していました。ただ一人、種明かししようと血眼になって疑い深い視線を送っていたのは皇太子でしたが…

アイゼンハイムは15年間行方を眩まし多くの時間を”東洋”で修行したようです。日本・中国・台湾でこんな”奇術”は見たことがありません。中国の幻影術は中国革命で伝統の糸は途切れてしまったのでしょうか?

『幻影師アイゼンハイム』あらすじと概要

19世紀末のウィーンが舞台。天才幻影師アイゼンハイムの評判を聞きつけたレオポルド皇太子は、婚約者のソフィを連れて劇場を訪れます。実はアイゼンハイムとソフィの間には、愛し合いながらも身分違いのために無理やり引き裂かれたという切ない過去の思い出がありました。ほどなくしてソフィが皇太子邸で謎の死を遂げます……。ピューリッツァー賞作家スティーブン・ミルハウザーの短編をエドワード・ノートン主演で映画化。全米公開時に51館のみで公開されましたが、口コミで評判を集めて1438館まで拡大公開されて大ヒットを記録しています。

2006年製作/109分/アメリカ・チェコ合作
原題:The Illusionist

2人の天才マジシャンが魅せる大奇術! 

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『幻影師アイゼンハイム』のスタッフとキャストについて

ニール・バーガー監督・脚本:ベストセラー・ヤングアダルト小説を映画化するSFアクション大作「ダイバージェント」(14)の監督に抜てきされ、全米で1億5000万ドルを超す大ヒットを記録しています。

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エドワード・ノートン(幻影師アイゼンハイム):家具職人の息子エドゥアルド。侯爵令嬢ソフィとの仲を割かれ後、ゆくえをくらまし、遠く東洋まで旅をしたエドゥアルドは、以前から熱中していた奇術の技を磨き、成人後は大人気の幻影師アイゼンハイムとして町に戻ってきます。

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ポール・ジアマッティ(ウール警部):皇太子からアイゼンハイムの監視と、彼を追い詰めることを命じられますが、アイゼンハイムの幻影術に心酔しています。

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ジェシカ・ビール(公爵令嬢ソフィ):オーストリア皇太子レオポルドと婚約間近となっていましたが、15年振りにアイゼンハイムと劇場の舞台の上で再会、そして、お互いに変わらぬ愛を確かめます。

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エディ・マーサン(興行師フィッシャー):

ルーファス・シーウェル(オーストリア皇太子レオポルド):横暴で短気、わがままな皇太子。

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