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おすすめ映画『プレステージ』(2006/クリストファー・ノーラン監督)感想‣奇術師同士のマジック対決。そのタネ明かしに誰もが息を呑む!

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『プレステージ』のあらすじと概要

「メメント」「バットマン・ビギンズ」のクリストファー・ノーラン監督が、クリストファー・プリーストの小説「奇術師」を映画化。19世紀末のロンドンを舞台に、ライバル関係にある2人の天才マジシャンが、お互いの意地とプライドを賭けて戦いを繰り広げます。

冒頭シーンでは、19世紀末のロンドン。ボーデン(クリスチャン・ベール)はライバルであるアンジャー(ヒュー・ジャックマン)の瞬間移動マジックを調べるため、彼のマジックの最中に舞台下に侵入します。するとアンジャーはボーデンの目の前で、2人にとっていわくつきの水槽に落ちて溺死。そばにいたボーデンはアンジャー殺害の容疑で逮捕されるところから、物語が始まります。

主演のマジシャン2人にはヒュー・ジャックマンとクリスチャン・ベール。マジック監修はデビッド・カッパーフィールドが担当します。

 

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『プレステージ』のスタッフとキャストについて

クリストファー・ノーラン監督・脚本:「インセプション」(10)、「インターステラー」(14)、「TENET テネット」(20)などオリジナル脚本の超大作を手がけ、「ダンケルク」(17)では実話の映画化にも挑戦しました。

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クリスチャン・ベール:1974年生まれ、イギリス/ペンブルックシャー州出身。クリストファー・ノーラン監督の「ダークナイト」3部作(05~12)のブルース・ウェイン/バットマン、「ターミネーター4」(09)のジョン・コナーと人気シリーズの顔を務める。➢孤児として生まれ育ち身元が謎に包まれた奇術師。下積み時代に水槽の脱出マジックの事故を引き起こし、アンジャーの妻を死なせてしまう。

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ヒュー・ジャックマン:1968年生まれ、オーストラリア・シドニー出身。3作目の「X-メン」(00)でハリウッドに進出する。演じるウルヴァリン役は「X-MEN」シリーズを代表するキャラクターとなり9作品に登場している/育ちがよく貴族出身である奇術師。下積み時代に水槽の脱出マジックの事故で妻を亡くしたことで、ボーデンが縛った結び目に疑問を持ち強い憎悪を抱いている。

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アンジャーの奇術の助手。

マイケル・ケイン:1933年生まれ、英ロンドン出身。15歳で学校を退学し様々な職業に就いた後、軍隊に入り朝鮮戦争に参加する。退役後は演劇に興味を持ち、舞台監督助手の職を得て、1954年の映画「ケイン号の叛乱」からとったマイケル・ケインを芸名にする。00年にナイトの称号を授与されています。

デヴィッド・ボウイ(二コラ・テスラ役)

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『プレステージ』のネタバレ感想

映画の最初の場面で出て来る衝撃的な瞬間移動の手品でアンジャーは最愛の妻を溺死させてしまいます。この手品のトリックがどうなっているのかまったく分かりませんでした。一度水槽に転落したものが、どこかに再度現れるというものだと思われますが、びしょびしょに濡れてしまい、たとえ水槽から無事出られたとしても濡れた髪の毛とかはどう乾かすのか不明でした…

エジソンに対抗して交流電気を開発した二コラ・テスラが米・コロラド州に実験施設を構えていました。二コラのお蔭でコロラド州は電力が供給され、どの家庭も夜は電灯が灯り快適な生活を送っていました。しかし、二コラが開発したという瞬間移動の仕組みが良く分かりませんでした。精度はイマイチでした…シルクハットは何度も瞬間移動(コピー)に成功していた様なのですが、、、

(ネタバレあり要注意!!、未観賞の方は是非見てから読んでください…

これは、その手を使ってしまってはマジックショーではなくなるでしょう!と言われかねません。ボーデンは瓜二つの兄弟(双子)がいたということにはびっくり仰天しました。それよりも前に死んだ筈のアンジャーがコールドロウ卿として復活してくるシーンにも更に驚きました。訳のわからなくなる展開は、当に映画自体がマジックショーだったという壮大な構想なのでしょうか… 執念深い二人の世紀の魔術師の因縁対決は大変見どころがあったのですが、この種明かしには、正直とても拍子抜けの感は否めませんネ!

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