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公開中 おすすめ新作映画『マッドマックス フュリオサ』(2024/ジョージ・ミラー監督)感想‣アドレナリン全開のノンストップ・カーバトル!!

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『マッドマックス フュリオサ』のあらすじと概要

2015年に公開され、日本でも熱狂的なファンを生んだジョージ・ミラー監督のノンストップカーアクション「マッドマックス 怒りのデス・ロード」。同作に登場した女戦士フュリオサの若き日の物語を描く、九年振りの新作!

世界の崩壊から45年。暴君ディメンタス将軍の率いるバイカー軍団の手に落ち、故郷や家族、すべてを奪われた幼いフュリオサは、ディメンタス将軍と鉄壁の要塞を牛耳るイモータン・ジョーが土地の覇権を争う、狂気に満ちた世界と対峙することになります。狂ったものだけが生き残れる過酷な世界で、成長したフュリオサは復讐のため、そして故郷に帰るため、人生を懸けて修羅の道を歩むことに…

「マッドマックス 怒りのデス・ロード」ではシャーリーズ・セロンが演じ、強烈な存在感とカリスマ性で人気を博した女戦士フュリオサを、今作では「クイーンズ・ギャンビット」「ラストナイト・イン・ソーホー」などで人気のアニヤ・テイラー=ジョイが新たに演じています。ディメンタス将軍役で「アベンジャーズ」「タイラー・レイク」シリーズのクリス・ヘムズワースが共演。1979年公開の第1作「マッドマックス」から「マッドマックス 怒りのデス・ロード」まで一貫してメガホンをとっている、シリーズの生みの親であるジョージ・ミラーが、今作でも監督・脚本を務めています。

2024年製作/148分/アメリカ
原題:Furiosa: A Mad Max Saga

『マッドマックス フュリオサ』のスタッフとキャストについて

ジョージ・ミラー監督・脚本:1979年公開の第1作「マッドマックス」から「マッドマックス 怒りのデス・ロード」まで一貫してメガホンを取り、シリーズの生みの親、今作でも監督・脚本を務めています。

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アニャ・テイラー=ジョイ(フュリオサ):前作ではシャーリーズ・セロンが演じていたフュリオサを若きアニャが好演します。もっとも戦闘服に身を包み、顔の半分は黒塗りの戦士。母親を殺された復讐心と、生きて生まれ故郷「緑の地」に帰るという悲願を精神的な支えにして生き抜いている。

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クリス・ヘムズワース(ディメンタス将軍):オーストラリア・メルボルン出身。かなりいかれた極悪なキャラが出色。

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アリーラ・ブラウン(若い頃のフュリオサ):

『マッドマックス フュリオサ』のネタバレ感想・見どころ

幼いフュリオサ役のアリーラ・ブラウンの演技も素晴らしかったと思います。アニャと共通する目力の鋭さが光っていました。母親を目の前で無残に殺されるシーンに彼女の復讐心と故郷への思いの深さが伝わってきました。本作に登場する人物は殆んどが異常性を持った極悪人ばかりです。世界は崩壊した後に生き残る”人類”はこんな輩ばかりなのかと想像すると生き延びるのも考え物…

そんなことはさて置き、全編爆音に包まれ激走するウォーマシンの握力に圧倒されっ放しの148分間でした。目を覆いたくなる様なグロテスクな映像、処刑シーンなど極悪非道の限りを尽くすところは頂けません。また、獰猛な人食い犬の薄気味悪さも非常に際立っていました。

2,3に別れたグループ同士の仁義なき戦いが繰り広げられます。燃料を掘り出す”油田”だったり、砂漠の中に忽然と現れる〝鉱山”だったり、キャベツ・ジャガイモなど植物の生産工場もあるらしい…

部品がどこから調達出来たのか不鮮明な部分ではありますが、モンスターの様に激走する2800馬力(!?)のトレーラー、これに攻撃を仕掛ける相手も信じられない”技”の数々(こんな戦闘シーンのアイデアを考え出し、実際の映像にしてしまう技量の高さには驚き)スクリーンを大きく口を開けて呆然と見つめるばかりでした…

わたしはiMAX劇場でシニア割1600円で観賞しました。決して高いとは思えない大迫力の映像・音響(座席が震えるほどの振動あり…)更には熱き内容に大満足させられました。劇場の後部のやや前方の席にしましたが、最良席は最後部ではないかと思いました。迫力大画面を堪能するにはスクリーン全体が視野に入り易い最後部が良いのではないかと思いました。火炎放射器の炎は客席に向けられ放出されているので、これは「はっと」させられるシーンが幾度も出てくるので多少は覚悟してみた方がいいでしょう…

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