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「アンソニー・ホプキンス」おすすめ映画10作品(最近見た映画限定・順不同)★第2弾

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『ファーザー』(20)で認知症を患った老人を演じ、二度目のアカデミー主演男優賞を受賞し、同部門における最年長受賞者となったアンソニー・ホプキンス。1937年生まれで現在85歳です。3月17日から公開されている新作映画、同じくフロリアン・ゼレール監督による『The Son息子』では、主演のヒュー・ジャックマンと共演しています。この作品も早い内に見に行かなければなりません… 元気で長生き出来る秘訣を教えて欲しいものです… 新旧取り混ぜ最近見た映画10作品(第2弾)につき、感想などを取り纏めてみました。もし、まだ、御覧では無い作品がありましたら、是非参考にしてみてください。

前回報告済のおすすめ映画10作品➢

アンソニー・ホプキンスおすすめ映画10作品(最近観た映画、観直してみた映画限定/順不同)

『世界最速のインディアン』(2005/ロジャー・ドナルドソン監督)

1960年代、ニュージーランドの南島の最南端の町に住む、60歳を過ぎても情熱を失わない 、スピードに魅せられた男バート・マンロー。“世界最速記録を打ち立てる”という40年越しの夢を叶えるために、地上最速マシン(1000cc以下のオートバイ)の地上最速記録のスピードを競う大会“スピードウィーク”が行われるアメリカ・ユタ州のボンヌビル・ソルトフラッツを目指す。ニュージーランドからアメリカ西部を旅するバート・モンローはさまざまな人たちから善意をもらっていました。ファンタジーのような姿を描くロードムービーとなっています。

バートは日頃、近所の子どもに「忘れるな。夢を追わない人間は野菜と同じだ」と諭します。子どもは「どんな野菜?」「さあな キャベツだ そう キャベツだ」という印象的なシーンがあります。

おすすめ映画|『世界最速のインディアン』(2005/ロジャー・ドナルドソン監督)

『ハワーズ・エンド』(1992/ジェームズ・アイボリー監督)

名匠ジェームズ・アイボリーが「眺めのいい部屋」「モーリス」に続いてE・M・フォースターの名作小説を実写映画化した長編作品。

20世紀初頭のイギリスが舞台。知的で情緒豊かな中流階級のシュレーゲル家と、現実的な実業家のウィルコックス家。両家は旅行中に親しくなり、シュレーゲル家の次女ヘレンはウィルコックス家の田舎の別荘「ハワーズ・エンド」に招かれます。そこで次男ポールに一目ぼれするヘレンでしたが、ある行き違いからウィルコックス家と気まずい関係になってしまいます。

その後、ロンドンのシュレーゲル家の向かいに期せずしてウィルコックス家が引越してきますが、当然のことながらヘレンは彼らに会おうともしません。一方、姉マーガレットはウィルコックス家の老婦人ルースと深く理解しあいます。やがてルース夫人は「ハワーズ・エンドはマーガレットに」という遺言を残して他界します。しかし遺言はもみ消され、マーガレットはウィルコックス家の当主ヘンリーのもとへ嫁ぐことになり……。

おすすめ映画『ハワーズ・エンド』(1992/ジェームズ・アイボリー監督)感想‣別荘「ハワーズ・エンド」をめぐって繰り広げるフォースターの傑作の見事な映像化

『アミスタッド』(1997/スティーブン・スピルバーグ監督)

アフリカの大地でライオンを倒した24歳の男・シンケは拉致され、53人の仲間達と共に奴隷船テコラ号に商品(奴隷)として積み込まれてしまう。その後、スペイン人に買われ、仲間と共に鎖に繋がれ、プエルト・プリンシペ行きのアミスタッド号に乗せられます。3日後、船はキューバ沖で遭難。その混乱をついたシンケ達は船上で反乱を起こし、乗組員を次々と惨殺し、船を乗っ取る事に成功します。

2ヵ月後、シンケを含む39人の生存者達は、本来アフリカに戻るはずが、舵取り役として生かして置いた白人であるルイスとモンテスに騙され、アメリカ・コネチカット州のニューヘイブンに辿り着き、投獄され、彼ら黒人は、海賊行為と謀殺の容疑で裁判にかけられますが、死刑が確実となってしまいます。裁判にかけられた彼らを見た元大統領・ジョン・クィンシー・アダムズは、若い弁護士ボールドウィンの助けを借り、シンケ達の自由を取り戻そうと闘います。

当時の法律では、奴隷の子として生まれた者のみ売買が許可される。もし彼らがアフリカで生まれたことが証明できれば、彼らは非合法に拉致されたことになり、船での殺戮行為は不問になる為、法廷論争の論点は彼らがどこで生まれたのか?という問題に集中していました。

映画『アミスタッド』(感想)史実を忠実に再現したとされ、歴史映画の傑作としての評価が高い!

『アレキサンダー』(2004/オリバー・ストーン監督)

古代マケドニアの英雄アレキサンダー大王の生涯を、製作費200億円を投じてオリバー・ストーン監督が映画化した歴史超大作(173分)。

紀元前356年、国王フィリッポス(ヴァル・キルマー)とその妃オリンピアス(アンジェリーナ・ジョリー)の間に誕生したアレキサンダー(コリン・ファレル)。マケドニアの王子アレキサンダーは、20歳で即位して以来、紀元前331年に世界最強と言われたペルシア帝国を滅亡させると、東西融合政策の方針のもと、その軍隊を東へと進め、侵攻はインドまで達し、まさに移動する大帝国を築き上げますが…

映画『アレキサンダー』(感想)古代マケドニアの英雄アレキサンダー大王の生涯を壮大なスケールで描出

『プルーフ・オブ・マイ・ライフ』(2005/ジョン・マッデン監督)

デビッド・オーバーンのピュリッツァー賞受賞戯曲を「恋におちたシェイクスピア」の監督&主演コンビ、ジョン・マッデンとグウィネス・パルトロウで映画化。

キャサリン(グウィネス・パルトロウ)の父親(アンソニー・ホプキンス)シカゴ大学教授、は20代で数々の業績を残した天才天才数学者でした。しかし、精神のバランスを崩し病んでしまいます。5年の看病も空しく、亡くなってしまいます。意気消沈している彼女の元に、父の教え子のハル(ジェイク・ギレンホール)が、遺された100冊以上もある教授のノートを見に訪ねて来きます。ノートを調べていたハルは、日記や他人には意味のない記述の中に、数学界を揺るがす驚きの証明が書かれているの事を発見します。戸惑う姉のクレア、興奮するハルに、それは父親ではなく自分が書いたものだとキャサリンは主張しますが・・・

映画『プルーフ・オブ・マイ・ライフ』(2005/ジョン・マッデン監督)感想‣天才数学者だった亡き父が残した一冊のノートに書かれた世紀の証明をめぐって…

『ハイネケン誘拐の代償』(2015/ダニエル・アルフレッドソン監督)

有名ビール企業ハイネケンの経営者が誘拐された実在の事件を映画化したクライムサスペンス。エミー賞受賞ジャーナリスト、ピーター・R・デ・ブリーズのベストセラーをもとに、誘拐犯と被害者双方の視点から謎多き事件の真相に迫る。

1983年、オランダの都市アムステルダムでハイネケンの会長フレディ・ハイネケンが誘拐されました。警察は巨大組織による犯行を疑いますが、真犯人は犯罪経験すらない幼なじみの若者5人組でした。犯人たちは莫大な身代金<当時としては世界最高額の身代金3500万ギルダー(約23億円)>を要求し、計画は順調に進んでいるかに見えました。ところが、人質でありながらも老獪で傲慢なハイネケンにコルたちは翻弄され、強い絆で結ばれていたはずの仲間たちの間に溝が生まれ始め、次第に追い詰められていくことになります。結局コルらは身代金を獲得しハイネケンは解放されますが、オランダ警察の捜査の手はコルらに伸び、メンバーが次々と逮捕され始めます。

おすすめ映画感想『ハイネケン誘拐の代償』(2015/ダニエル・アルフレッドソン監督)‣素人誘拐犯一味を翻弄する人質ハイネケン

『レッド・ドラゴン』(2002/ブレット・ラトナー監督)

FBI捜査官ウィル・グレアムはレクターにナイフで腹部を刺され生死の境を彷徨うほどの重傷を負います。ウィルはレクターを逮捕した後、しばらく引退して家族と平安な日々を過ごしていました。一方、一家全員を惨殺し、眼球に鏡の破片を突き刺す猟奇的殺人事件が連続して発生します。元上司に捜査への協力を求められて参加する事に、捜査に活路を見出す為、ウィルはレクターに犯罪捜査の助言を求める為に会いに行きます。

事件の鍵を握る男、荒れ果てた屋敷に一人住むビデオ加工技師フランシス・ダラハイド、通称ミスター・Dは自身の障害や、厳格な祖母に支配された生い立ちからくるトラウマに悩まされ、自らを脱却し超越することを望んでいました。

おすすめ映画『レッド・ドラゴン』(2002/ブレット・ラトナー監督)感想‣「羊たちの沈黙」「ハンニバル」に続くシリーズの3作目。1作目以前の時代設定

『アトランティスのこころ』(2001/スコット・ヒックス監督)

自分のことしか頭にない母と二人で暮らす11歳の少年が、不思議な力を持つ老人と出会い、人生という現実の感動と悲しみを体験する奇跡の物語。原作は「グリーン・マイル」のスティーブン・キング。

写真家ボビーのもとに幼なじみの訃報が届きます。生まれ故郷に戻ったボビーはそこで、過去の出来事を思い起こします。それは1960年の夏。11歳のボビーは友だちのキャロルとサリーの3人で楽しい毎日を過ごしていました。そんなある日、彼と母親が二人で住む家の二階に新しい下宿人テッドがやって来ました。知的で物静かなその老人にはある不思議な力がありました。彼にはいくつかの超能力と念力を持っていることがゆっくりと明らかになっていきます。

父を早くになくしたボビーは、そんなテッドに特別な親しみを感じていきます。しかし、テッドはその不思議な力のために謎の男たちから狙われていました。そして、男たちはすぐそこまで迫っていました……。

おすすめ映画『アトランティスのこころ』(2001/スコット・ヒックス監督)感想‣不思議な世界に迷い込んだ気持ちになる作品

『マスク・オブ・ゾロ』(1998/マーティン・キャンベル監督)

ジョンストン・マッカリーの大衆小説の主人公ゾロを映画化したアクション作品。かつてダグラス・フェアバンクス・シニアやアラン・ドロンが演じた伝説のヒーローを本作ではアントニオ・バンデラスが演じます。

スペインの植民地から独立を宣言したメキシコ。カリフォルニア知事のドン・ラファエル・モンテロ(スチュアート・ウィルソン)は、本国へ帰還する前に民衆のヒーローであるゾロを倒そうと待ち構えていました。ゾロの正体がスペインの貴族、ドン・ディエゴ・デ・ラ・ベガ(アンソニー・ホプキンズ)であることをつきとめた彼は、デ・ラ・ベガを捕らえて投獄、生まれたばかりのひとり娘を奪います。その争いにより、デ・ラ・ベガの妻は命を落とします。20年後、モンテロがカリフォルニアに戻ってきたことを知ったデ・ラ・ベガは脱獄に成功、彼を殺そうとしますが、成人した娘のエレナ(キャサリン・ゼタ・ジョーンズ)を見て思いとどまります。エレナは何も知らずモンテロの実の娘として育てられていたのでした。

兄を殺され酒場で自暴自棄になっていた青年アレハンドロが、かつてゾロを手助けした少年の成長した姿だと知ったデ・ラ・ベガは、彼をゾロの後継者として育てようと特訓を始めます。厳しい修行の末、新生ゾロとなったアレハンドロは、貴族になりすましてモンテロの屋敷に乗り込みます。美しいエレナとの情熱的なダンス。アレハンドロとエレナはいつしか心惹かれ合う存在となります。

ゾロの姿で地図を盗み、金鉱の場所をつきとめたアレハンドロ。人々が奴隷のように酷使される金鉱へ駆けつけ、宿敵であるラブ大尉と対決します。デ・ラ・ベガもまた、実の父親を知ったエレナの助力で、モンテロに立ち向かいます。ラブ大尉とモンテロを倒し、復讐を遂げる2人でした…

おすすめ映画『マスク・オブ・ゾロ』(1998/マーティン・キャンベル監督)感想‣初代ゾロが2代目ゾロにバトンを渡す、痛快アクションムービー

『エレファント・マン』(1980/デビッド・リンチ監督)

19世紀末のロンドンを舞台に実在した奇形の21歳の青年ジョン・メリックの悲劇の人生を、「イレーザーヘッド」のデビッド・リンチ監督が描き、鬼才リンチの名を世界にとどろかせた名作です。

見世物小屋で「エレファント・マン」として暮らしていた青年メリックの前に、ある日、外科医のトリーヴスという男が現れる。メリックの特異な容姿に興味を持ったトリーヴスは、メリックを研究材料にするため、自分が勤めるロンドン病院に連れ帰ることに。何も話さず怯え続けるメリックを、周囲は知能が低いと思っていました。しかしある時、メリックが知性にあふれた優しい性格であることが判明します。さらに芸術を愛する美しい心の持ち主だということに気付きますが……。やがてジョンの存在がマスコミによって広く世間に知られることになります。トリーヴスや病院長、師長などの加護により病院内で平穏に暮らしていましたが、ある夜悪意ある人間に病院から連れ出され、悲劇に遭遇するものの、何とか無事保護され病院に戻されます。

日本では1981年に初公開。作品誕生25周年を記念した2004年にはニュープリント版、本国公開から40年を迎えた2020年には4K修復版でそれぞれリバイバル公開されている作品です。

おすすめ映画『エレファント・マン』(1980/デビッド・リンチ監督)感想‣奇形した外見から”エレファント・マン”と呼ばれたジョン・メリックの生涯と、彼を取り巻く人々

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