>

『エイペックス・プレデター』見どころ3選 – 49歳シャーリーズ・セロンが200mの断崖を裸足で登る狂気

スポンサーリンク
絶対見逃せない映画 おすすめ
スポンサーリンク

正直、予告を観た時はただのサバイバル・スリラーだと思っていました。
ところが本編を観て、度肝を抜かれました。CGではありません。主演のシャーリーズ・セロンが、ほぼスタント無しで200mの断崖絶壁を登っているんです。

これは映画というより、ドキュメンタリーに近い執念の作品でした。

見どころ①:撮影場所の景観が美しすぎる – オーストラリアの知られざる大自然
本作のもう一人の主役は、オーストラリアの自然そのものです。

ゴールドコーストの海や、中央部の赤い砂漠ばかりを想像していましたが、本作で映し出されるのは、緑豊かで、水と岩が織りなすワイルドな世界でした。

1. ブルーマウンテン国立公園(ニューサウスウェールズ州)
物語のメイン舞台。シドニーから車で約2時間、電車で90分という日帰りも可能な場所にありながら、100万ヘクタールもの広大な世界遺産です。
切り立った断崖、無数に落ちる滝、140kmに及ぶハイキングコース、そして地下に広がるジェノラン鍾乳洞。壮大なクライミングシーンのほとんどはここで撮影されています。

2. ネローネック周辺の砂岩の崖と、エンガディーン「ザ・ニードル」
セロンが裸足で登る200m級の断崖はここ。シドニー南郊外に位置し、川や水辺、鬱蒼とした茂みのシーンもこのエリアで撮影されました。
「こんな場所、どうやってカメラを回したんだ?」と思わずにはいられないアングルばかりです。

見どころ②:シャーリーズ・セロンの身体能力と、恐怖に打ち勝つ執念
本作最大の衝撃は、セロン本人のアクションです。

撮影当時、49歳。クライミング経験はゼロ。6歳からプロを目指していたというバレエで培ったバランス感覚と体幹だけを武器に、わずか2ヶ月の集中訓練で200mの断崖を裸足で登り切りました。

専属コーチを務めたのは、エンガディーン在住の世界トップ女性クライマー、ベス・ロッデン。彼女はセロンをこう評しています。

「彼女は、身体の使い方を知っている」

南アフリカ生まれのセロン。ニューヨークに移住後もバレエを続けましたが、19歳で半月板を痛め断念。母親の後押しでハリウッドへ向かい、女優へと転身した経歴の持ち主です。そのバレエで鍛えた身体が、ここで生きるとは。

もちろん高所の恐怖はバレエとは別物です。映像では消されていますが、実際は安全ロープで確保されているとはいえ、スタント無しで本物の断崖を登る姿は、もはや「気違い沙汰」と言っても過言ではありません。

撮影中は肘を壊して2度の手術、岩に足指をぶつけて骨折、肋間筋断裂…満身創痍になりながらも撮影を続行したというから、プロ根性には脱帽しかありません。

唯一、急流を下るカヤックのシーンだけはスタントだそうです。オリンピック選手が担当したそうですが、岩がゴツゴツした激流の中を、転覆した状態で頭を下にして下るシーンは、観ているだけで恐怖。ヘルメットが何の役にも立たないように思えるほどです。

見どころ③:サイコパスな狩人を演じるタロン・エガートン
獲物を追うサイコパスな殺人鬼を演じるのは、タロン・エガートン。
『キングスマン』でスーツが似合う紳士なスパイを演じていた彼とのギャップが凄まじい。

興奮すると「ホーッホー」とカラスのように啼く不気味さ。森の中の住処で目にするおぞましい光景の数々は、目を覆いたくなります。特に、人肉と思われる干し肉を袋に詰めて売っていたと気づくシーンは「おぇっ」となること必至です。

ラスト、セロンはハーネスを外し、タロンを谷底へ突き落とし一件落着…となるのですが、ここからが本当のクライマックス。

ラスト十数メートルに、全てが詰まっている
多くの観客はタロンが落ちた瞬間、拍手喝采でしょう。でもすぐに我に返ります。喜んではいられない。

セロンには、命綱も無し、素手、裸足で、最後に残された十数メートルの岸壁を登り切らなければならないのですから。

この最後の岸壁は、誰も引っ張ってはくれない。完全に自力です。

セロン本人が後に「人生で一番怖かったけど、最高の瞬間だった」と語っていますが、スクリーンに映るのは演技ではない、達成感に満ち溢れた本当の彼女の顔でした。そりゃそうだろう、と思います。

49歳の女優が、命を懸けて見せてくれた「本物」。ぜひ大画面で体験してほしい一作です。

シャーリーズ・セロン出演作

ものすごい映画『アトミック・ブロンド』(2017/デビット・リーチ監督)感想‣シャーリーズ・セロンが、MI6の女スパイを演じた主演作!

タロン・エガートン出演作

映画『キングスマン ゴールデン・サークル』(2017/マシュー・ボーン監督)感想 格調高いイギリス製スパイアクションを期待するか、面白いコメディーを期待するかで見方は微妙!?

コメント

タイトルとURLをコピーしました