過去2回”高湯温泉”を訪問していました。今回初めて待望の『安達屋旅館』に泊まる事ができました。梅雨時期の平日ということもあり、何とか2連泊で予約が取れました。週間天気予報では雨だったので、雨覚悟で出発しましたが、幸いな事に3日間共快晴に恵まれ温泉を楽しむことが出来ました。
前回高湯温泉『花月ハイランドホテル』(温泉街の一番奥の高台にあります)に宿泊した時の記事はこちら➢
東京からの高湯温泉へのアクセス方法
【新幹線利用の場合】
東京<東北新幹線90分>福島駅 ※福島駅からタクシー約30分又はバスご利用にて約40分
新幹線料金は8910円(片道)
【車利用の場合】
東京<東北自動車道/約2時間40分>福島西IC<R115・R5・R70経由約30分>高湯温泉安達屋
※東北自動車道IC下車後約40分 浦和ICより267㌔
福島県の中でも最北端に位置し、山形県に近い。
高湯温泉『安達屋』のおすすめポイント
高湯街道(県道70号)沿いの日帰り入浴施設『あったか湯』の右手正面に看板が出てくるので分かり易い。
宿の雰囲気
館内全体に癒し系の雰囲気が漂い、非常に居心地の良い宿でした。
石造りのフロント
美しい生花のお出迎え
こちらの1Fのラウンジでは夕食後のお酒の提供がありました。
玄関を入って直ぐ右手の落ち着いたラウンジに通されます。ここでチェックイン手続きを行います。(チェックイン時間は14:00から)
冬場であれば暖かそうな囲炉裏の日が出迎えてくれます。
ウェルカムドリンク!他に6種類もの珈琲類の提供がありました…
東向きの落ち着いた部屋に通されました。
部屋の窓からの眺め、野鳥の声・姿が多く非常に楽しみでした
館内に何気なく置かれる数々の調度品にも注目です!
源泉掛け流しの温泉
一番の驚きは、期待通りの素晴らしい”源泉掛け流し”の乳白色の硫黄泉の魅力です。とても広い露天風呂を常時”独占”状態で満喫することが出来ました。1,2月の冬季は露天風呂の温度が外気に晒され、低くなるとの情報がありましたが、訪問した時期(6月)は丁度良い湯加減でした。
期待以上の大きさと泉質、上の写真は早朝の朝日を浴びて色が刻々と変化する温泉
福島県下最大級の露天風呂”大気の湯”基本的に混浴ですが、女性時間18:00〜21:00の設定あり
早朝ほぼ独占状態で露天風呂に浸かる(
どばどばと勢いよく流れ込む、自然湧出の生源泉!
露天風呂の脇には冷水の湧き水あり
【内風呂】泉質は同じ。露天風呂も開放感があふれ素晴らしいですが、内湯の風情も捨てがたいものがあります。ドバドバと注入される硫黄泉の勢いが素晴らしい。流れ出る時は透明、空気にさらされることで乳白濁色に変化するそうです。
朝日を浴びて躍動する源泉
どばどばと物凄い勢いで注がれる硫黄泉
朝風呂は最高です!
【貸切露天風呂】予約制で一日一回無料、かなり広めの貸し切り風呂、45分制。鍵をフロントで借り、出たら返す。時間帯によっては開放時間あり。夜21:00から利用した貸切風呂↓
いろり焼き+充実したコース料理に舌鼓
温泉も素晴らしいですが、料理の味、量(かなり充実しています)、質にもびっくり仰天しました。中身もいいですが、見た目も愉しむ事が出来ました。また、囲炉裏焼きという雰囲気も素晴らしく、食事を堪能することが出来ました。
【1日目夕食】
囲炉裏端での夕食、囲炉裏焼きメニューはこのほかもう一籠の二つ
前菜の乗ったプレート がっつり系の見事な一皿、コーンスープも納得の味
鱧の梅肉仕立て 蟹餡
本鮪とアボカドのタルタル
和牛ロースト味噌仕立て
1泊目の朝食 きれいな盛付で食欲全開!
【2日目夕食】
前菜が相当なインパクトがあります。アワビの香草焼、合鴨とアボカドのサラダ
海老大根餅、カボチャスープ仕立て 絶品の味
お造りも盛りだくさん!!
和牛しゃぶしゃぶ
鍋が小さ過ぎる訳ではなく、とにかく肉の大盤振る舞い!?
林檎のグラタン
甘味
2泊目の朝食
周辺の見どころ
磐梯朝日スカイライン利用による浄土平訪問。周辺の散策。
ちょっと怖い硫化水素ガスを噴出する一切経山、浄土平ビジターセンターから
磐梯吾妻スカイラインを利用して高湯温泉から浄土平ビジターセンターまで30分程度
高山植物イワカガミを発見
吾妻小富士の火口周囲、直径500㍍を一周(30分程度)
福島市街地を眺望する
最後に
『安達屋旅館』温泉、食事、おもてなしの3点共パーフェクトではないかと感じました。価格もそこそこリーズナブルだと思います。部屋数が18しかなく、既に10月の紅葉シーズン、年末年始時期は予約で満室との情報もありました。特にリピーターの利用が多いらしいです。それも肯ける素晴らしい宿です。唯一の問題点は東京から少し遠い事だけです。
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