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絶対見逃せない映画 おすすめ

おすすめ映画『トータル・リコール』(2012/レン・ワイズマン監督)感想‣大戦争後の近未来が20世紀後半の香港九龍城界隈の様に描かれる!?

フィリップ・K・ディックの短編小説を映画化したアーノルド・シュワルツェネッガー主演の同名SFアクションを、コリン・ファレル主演で新たにリメイク。監督は「ダイ・ハード4.0」のレン・ワイズマン。戦争の果てに環境が荒廃した近未来。猥雑で(酸性)雨が降り続くコロニーに住み、工場のライン労働者のダグラス・クエイド(コリン・ファレル)は、貧しいながら美人の妻ローリーと平和に暮らしていましたが、退屈な日々の生活に嫌気がさし、記憶を売買するリコール社を訪れます。しかし、クエイドが新しい記憶を植えつけられようとしたとき、何らかのトラブルが発生します。そして突然、警官隊が襲来。クエイドは思わぬ戦闘能力を発揮し、その場を逃げ切っています。やがてクエイドは、現在の自分が、記憶を上書きされてダグラス・クエイドという人物になっているだけだということを知り、自分の記憶のどこまでが本物なのか、すべてを疑いながら戦いに巻き込まれていくことになります。
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公開中 おすすめ映画『ナポレオン』(2023/リドリ―・スコット監督)感想‣総勢8000人のエキストラを動員、戦闘シーンをカメラ最大11台で同時撮影!

「グラディエーター」の巨匠リドリー・スコット監督が「ジョーカー」のホアキン・フェニックスを主演に迎え、フランスの英雄ナポレオン・ボナパルトの人物像を新解釈で描いた歴史スペクタクル。18世紀末、革命の混乱に揺れるフランス。若き軍人ナポレオンは目覚ましい活躍を見せ、軍の総司令官に任命されます。ナポレオンは夫を亡くした子持の女性ジョゼフィーヌと恋に落ち結婚しますが、ナポレオンの溺愛ぶりとは裏腹に奔放なジョゼフィーヌは他の男とも関係を持ち、いつしか夫婦関係は奇妙にねじ曲がっていきます。その一方で英雄としてのナポレオンは快進撃を続け、クーデターを成功させて第一統領に就任、そしてついにフランス帝国の皇帝にまで上り詰めます。政治家・軍人のトップに立ったナポレオンと、皇后となり優雅な生活を送るジョゼフィーヌでしたが、2人の心は満たされることはありません。やがてナポレオンは戦争にのめり込み、何十万人の命を奪う幾多の戦争を次々と仕掛けていく、フランスを守る為の戦いから、いつしか凄惨な侵略と征服を繰り返すようになっていきます。
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おすすめ映画『不都合な理想の夫婦』(2019/ショーン・ダーキン監督・脚本・製作)感想‣夫の転落振りは序の口、やり直しはいくらでも可能では!?

「マーサ、あるいはマーシー・メイ」のショーン・ダーキン監督が、ジュード・ロウとキャリー・クーンを主演に、一見すると理想的だが虚飾と野心に満ちた夫婦が崩壊していく様を描いた心理スリラー。1980年代初頭。ニューヨークで貿易商を営み成功した野心家のイギリス人ローリーは、アメリカ人の妻アリソンと息子と娘と4人で幸せに暮らしていました。ローリーは更に大金を稼ぐ夢を追い、好景気に沸くロンドンへ家族とともに移住することを決意します。かつての上司が経営する商社で働くことになったローリーは、仕事では周囲から高く評価され、プライベートではロンドン郊外のサリーにお城の様な大豪邸を借り、息子を名門校に編入させ、妻には乗馬の為の広大な敷地を用意するなど、まるでアメリカンドリームを体現した勝者の凱旋のよう。しかし、ある日、アリソンは敷地内の馬小屋の工事が進んでいないことに気付きます。業者に問い合わせると、建設費用の支払いが滞っているという。さらに驚くべきことに、新生活のために用意していた貯金が底を突き、ローリーは一文無しであることを知ります…それが原因で夫婦の間に徐々に溝ができ始め、ついには最悪の事態を迎えるのでした…
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おすすめ映画『ウェディング・クラッシャーズ』(2005/デビッド・ドブキン監督)感想‣財務長官の二人の娘とただならぬ関係になってしまった二人の恋愛喜劇!

「シャンハイ・ナイト」のオーウェン・ウィルソンと「Mr.&Mrs.スミス」のビンス・ボーン共演によるラブコメディ。離婚調停人のジョンとジェレミーには、他人の結婚式に親族になりすまし紛れこみ大騒ぎし、そこで軟派した女性をお持ち帰りする「結婚式荒らし」という共通の趣味がありました。ある日、2人は財務長官ウィリアムの娘の結婚式に潜入しますが、ジョンは婚約者のいる次女クレアに本気でひと目惚れ、そしてジェレミーは末娘グロリアに付きまとわれてるようになってしまいます…見ず知らずの自分たちを受け入れてくれるウィリアム一家と接するうちに、2人は次第に今までの軟派な人生に疑問を持ち始めることになります…
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「コーエン兄弟監督」監督作&脚本の映画10作品ご紹介(最近見た映画・見直した映画限定、順不同)

非常に薄気味の悪い主役だったり、奇想天外な筋書きだったり、ブラックジョークに溢れる”恐ろしい”コメディ”等々、視聴者はどう理解したらいいのか悩んだり、恐怖のどん底に落とされたりしています。これらコーエン兄弟の個性豊かな10作品(監督・脚本)を紹介します。参考にしてみてください。
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おすすめ映画『ビッグ・リボウスキ』(1998/ジョエル&イーサン・コーエン監督)感想‣ジェフ・ブリッジスの脱力感たっぷりの演技が魅力!?

「ファーゴ」でアカデミー脚本賞を受賞したジョエル&イーサン・コーエン兄弟が監督・脚本を手がけ、同姓同名の富豪と間違えられて誘拐事件に巻き込まれた男の騒動を描いたコメディ。1991年、ロサンゼルス。その日暮らしの気ままな生活を送る無職の中年男デュード(ぐーたら男)は、同姓同名の富豪リボウスキと間違われ、2人組のチンピラからまったく身に覚えのない借金を返せと脅されます。自宅の絨毯を一味に台無しにされ腹を立てたデュードは、賠償を請求するべくリボウスキの豪邸に押しかけますが、追い返されてしまいます。数日後、リボウスキに呼び出され再び彼のもとを訪れたデュードは、誘拐されたリボウスキの妻バニーの身代金の引き渡し役を依頼されます……。キャストには主演のジェフ・ブリッジスをはじめ、ジョン・グッドマン、スティーブ・ブシェーミら個性派が集結しています。
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★第二弾「ショーン・ペン」出演・(監督)おすすめ10作品(最近見た映画・見直した映画限定、順不同)

大抵の映画では、出演者を一目見てショーン・ペンとずぐ分かりますが、映画『カリートの道』で弁護士デイブに扮している時はまったく別人になっていました。髪型をガラリと変えて体重を増量、銀ぶち眼鏡に洒落たスーツ、それまでとは全く違った外見を作りあげ、人生を踏み外し問題を抱えた弁護士役、挙句の果てに主人公役アル・パッチーノが致命的な問題を抱える事に…なお、本作は偶然にも、今週11月28日(火)[NHK BSプレミアム]午後1:00〜3:25で放送される事を知りました。一方、女性にもて過ぎなのが「玉に瑕」で、同性には受けないのかと思いきやそんな事はありません…女性にもてる秘訣が映画を見れば、少しでもわかるのではないかと必死に映画を見まくりましたが…
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おすすめ映画『カリートの道』(1993/ブライアン・デ・パルマ監督)感想‣アル・パッチーノの圧倒的な演技に魅了される至福の145分!

1975年、ニューヨーク。麻薬ビジネスで名を馳せた暗黒街の大物元麻薬王のカリート(アル・パッチーノ)は、親友の弁護士デイヴ(ショーン・ペン)の尽力によって、刑期30年のところ、たった5年で刑務所から出所します。彼は犯罪から足を洗うことを決意し、クラブの経営者に収まります。かつての恋人ゲイルとよりを戻すことが出来、南国バハマでレンタカー屋を営むという夢を叶えるため、堅気の生活を送りながら貯金に精を出しています。しかし、捜査当局からは執拗にマークされ、さらにブロンクスの新興マフィア、ベニーとのいざこざも絶えません。そんな折、カリートはマフィアに脅迫されていた弁護士デイブを助けますが、それがきっかけで命を狙われるハメに……。パチーノとデ・パルマ監督が「スカーフェイス」以来、久々に手を組んだアクション・ドラマ。
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おすすめ映画『ギター弾きの恋』(1999/ウッディ・アレン監督)感想‣ジャズギタリストのエメットが奏でる音色に魅了されて…

1930年代、ジャズ全盛期のシカゴが舞台。ジプシージャズの天才ギタリストのエメット・レイを描いた映画。(実はではない!) 彼は“世界で2番目”を自称するギタリスト、音楽の才能に恵まれながらも派手で自堕落な生活を送っていました。ある日彼は口のきけない純情な女性ハッティと出会い、愛しあうようになります。時にエメットに横暴な態度をとられながらも、献身的に愛を捧げ続けるハッティ。やがてエメットはギタリストとして名声を手に入れますが、気紛れな生活がやめられず、ハッティを捨て上流階級の女性ブランチと衝動的に結婚していまいます。
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おすすめ映画『デッドマン・ウォーキング』(1996/ティム・ロビンス監督)感想‣ショーン・ペン、スーザン・サランドンの演技が素晴らしい!

死刑囚とカトリックの修道女の心の交流を綴ったシリアス・ドラマ。実際に何人もの死刑囚に精神アドヴァイザーとして付き添った、死刑廃止論者である修道女シスター・ヘレン・プレイジョーン本人と、彼女の同名著書(邦訳・徳間文庫)に感銘を受けた、「依頼人」の演技派女優スーザン・サランドンがヒロインをつとめています。彼女の伴侶で「ショーシャンクの空に」などの個性派俳優ティム・ロビンスが「ボブ・ロバーツ」についで監督・脚本を手がけ、夫婦共同で映画化。サランドンは通算5度目のノミネートだった本作で、アカデミー主演女優賞をみごと受賞しています。対する死刑囚には「カリートの道」のショーン・ペンが扮しました。
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