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おすすめ映画|「ファイティング・ファミリー」フローレンス・ピュー主演/女子プロレスラー・フローレンス、兄妹対決!

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「ファイティング・ファミリー」のあらすじと概要

Roman GracによるPixabayからの画像

アメリカのプロレス団体WWEで一夜にしてスターの座を掴んだプロレス一家ナイト家の長女ペイジの実話をもとに、プロレスを通して固い絆で結ばれた家族を描いたヒューマンストーリー。両親と兄妹が5人全員がプロレスラーという一家!

ペイジとその家族を描いたドキュメンタリー「The Wrestlers:Fighting with My Family」に感銘したドウェイン・ジョンソンが、イギリスの映画製作会社Film4 Productionsとタッグを組んで映画化に成功した。ドウェイン・ジョンソンは映画に本人役で出演すると共に本作品の製作にも絡んでいる。

イギリス北部の町ノリッジでレスリングジムを営むナイト一家。しかし、ジム・興行の経営は苦しく、中学1年生の時からリングに立っている18歳のサラヤ(のちのペイジ:フローレンス・ピュー)は、いつかWWEの試合に出て一家を盛り上げたいと願っていた。

兄ザック(ジャック・ロウデン)もプロレスに没頭している、その一方で愛する彼女と結婚して既に赤ん坊も生まれたことから普通の家庭を持ちたいとも考えていた。

そんなある日、WWEのトライアウトに参加した2人は、尊敬するスーパースター、ドウェイン・ジョンソンと対面を果たす。兄妹は大喜びでトレーニングに励むものの、サラヤだけが次のステージに進み、フロリダへ行きが決定する。

フロリダでは苦しい練習や同僚から嫌がらせを受けるなど、孤独な毎日が続きホームシックになり、一時故郷に舞い戻るが、そこでは兄ザックから手痛い歓迎を受ける。一度はアメリカWWEでの栄光を掴むことを諦めるが、もう一度アメリカでの再起を目指す事になる。

前回、劇場で見たスウェーデン映画『ミッド・サマー』に出演していたフローレンス・ピューの出演映画だったので、DVDを借りて見た。まさか、プロレスラー役だとは知らなかったので、びっくり仰天した。

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「ファイティング・ファミリー」のネタバレ・感想

ストーリーとテーマについて

Roman GracによるPixabayからの画像

巨匠ケン・ローチ監督の諸作品など、イギリスの労働者階級社会の苦しさを描くのはイギリス映画が得意とするところ、本作品この実話に基づくプロレス一家の娘のサクセスストーリーは、労働者階級の苦労とともに家族愛・兄妹愛に満ちた作品となっている。最後に見事な勝利の瞬間をTVで見つめるイギリスの家族の喚起に思わず、一緒にガッツポーズを出しそうになる程感激させられた。

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キャラクターとキャストについて

David MarkによるPixabayからの画像

スティーブン・マーチャント監督:「The Office」に出演したのをきっかけに俳優としても活躍し、近年は「LOGAN ローガン」(17)、「ジョジョ・ラビット」(19)など映画の話題作にも出演。脚本も手がけた「ファイティング・ファミリー」(19)で初めて長編映画のメガホンを取ったもの。大変多才である。

ジョジョ・ラビットの関連投稿記事はこちら:ジョジョ・ラビット 映画 タイカ・ワイティティ監督作作品レビュー

フローレンス・ピュー(ペイジ役):19年は本作品及びアリ・アスター監督作「ミッドサマー」などの主演作でさらなる注目を集め、「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」で演じた4姉妹の末っ子エイミー役で、第92回アカデミー助演女優賞にノミネートを果たした。日本公開時に非常事態宣言が出された為、映画公開はストップされてしまったが、今後の上映スケジュールが気に掛かるところである。20年にはマーベル・シネマティック・ユニバースの「ブラック・ウィドウ」で、スカーレット・ヨハンソン扮するナターシャの妹とされるエレーナ役を務める。

プロレスシーンは本人が取り組んだシーンなのか調査中!物凄い迫力だった…

ジャック・ロウデン(兄ザック役):クリストファー・ノーラン監督の戦争大作「ダンケルク」(17)で英空軍パイロットのコリンズ役に大抜てきされた。本作品では兄役として、妹に少し嫉妬しながらも、優しく見守る良い兄役を演じていた。

まとめ

Robert LeusmannによるPixabayからの画像

ストーリーは極めて単純明快で、多少の波風はあったものの圧倒的な強さで勝利を掴むシーンは分かり切っているものの感動した。人間は単純な物語程感動し易いのかも知れない。また、先にも述べた通り、プロレスモノを見ようとしたわけではなく、フローレンス・ピューの演技が見たかったので、本編ストーリーの前知識無く、プロレスだったのでびっくり仰天していまった。ミッド・サマーのピューとは全く別人の役どころでの大活躍には正直驚いたが、とても演技が光っていた。

なお、本作品を見終わった時に思わぬニュースが飛びこんで来ました。同じく母娘ともにプロレスラーだった木村花さんが不幸にして亡くなられました。私は女子プロレスはマッハ文珠、ダンプ松本、長与千種位までは見てましたが、最近の状況は全く知りませんでした。どんな問題があったのか、詳しくはわかりませんが、花さんのご冥福をお祈りします。

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