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おすすめ映画|『世界にひとつのプレイブック』(2012/デヴィト・O・ラッセル監督)ジェニファー・ロレンス主演ヒューマン・コメディ

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『世界にひとつのプレイブック』のあらすじと概要

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それぞれに愛する人を失い心に大きな傷を負った男女が巡りあい再生していく姿を、涙と笑いで綴るヒューマン・ラブコメディー。『ザ・ファイター』のデヴィッド・O・ラッセル監督が、人生の再起に懸ける男女を描く。主演は、『ハングオーバー!』シリーズのブラッドリー・クーパー(パット)と『ウィンターズ・ボーン』のジェニファー・ローレンス(ティファニー)。さらにロバート・デ・ニーロ(パットの父親)、ジャッキー・ウィーヴァー(パットの母親、『欲望という名の電車』に出演)らベテランが脇を固める。

第85回アカデミー賞では作品、監督、脚色、主演・助演男女と主要部門すべての8部門にノミネートされ、最終的にはローレンスが主演女優賞を受賞した作品。

(あらすじ)

妻の浮気が原因で心のバランスを崩したパットは、躁うつ病を患い、8ヶ月で精神病院を退院した。仕事も家も失い、両親とともに実家で暮らしているが、かなり情緒不安定気味で両親に心労を掛けている。いつか妻とよりを戻そうと奮闘していたある日、交通事故で夫を亡くして同じように心に傷を抱えた女性ティファニーに出会う。愛らしい容姿とは裏腹に、過激な発言と突飛な行動を繰り返すティファニーに手を焼くパットだったが、ダンスが得意なティファニーは、心身の安定した自分を取り戻すためにダンスコンテストへの出場を決意する。ダンスは初心者のパットをパートナーに選び、日々練習を重ねることで、二人は引かれ合っていく。

『世界にひとつのプレイブック』のスタッフとキャストについて

Bruce EmmerlingによるPixabayからの画像

デヴィッド・O・ラッセル監督:1958年ニューヨーク生まれ。2010年の『ザ・ファイター』は1億ドル以上の興行収入を挙げ、アカデミー作品賞、監督賞を含む7部門にノミネートされ、出演したクリスチャン・ベールとメリッサ・レオがオスカーを獲得した。本作品『世界にひとつのプレイブック』の後、2013年の『アメリカン・ハッスル』ではFBIを巻き込んだ実在の収賄事件を基に脚本を執筆。3作連続の監督賞や4つの演技部門賞すべてを含む最多10部門にノミネートされ、アカデミー賞の常連監督の地位を不動のものにした。

ジェニファー・ローレンス:17歳の時に『あの日、欲望の大地で』に出演し、監督のギジェルモ・アリアガには「メリル・ストリープの再来かと思った」と言われるほど高い評価を得た。本作品撮影時は21歳。当初、ローレンスではなく、アン・ハサウェイがティファニー役にキャスティングされていたが、彼女は『ダークナイト ライジング』とのスケジュール競合のために降板した経緯があり、ティファニー役を得た。

ブラッドリー・クーパー:2009年公開の『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』でブレイク、この映画はMTVムービー・アワード コメディ演技賞にノミネートされている。

ロバート・デ・ニーロ:77歳。本作品『世界にひとつのプレイブック』で21年振りにアカデミー助演男優賞にノミネートされ、還暦を超えてもなお精力的に活動を続けていた。

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『世界にひとつのプレイブック』のネタバレ感想

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心の痛手から躁うつ病を患い、情緒不安定となった二人が再生していくストーリーですが、ジェニファー・ローレンス扮するティファニーは手も付けられない情緒不安定で、周囲はただただ傍観するばかり。性依存症というから厄介です。同じ心に傷を持つパットに心を引かれるところがあり、毎朝のジョギングに現れるところが、何となくぎこちないが愛くるしい。ジョギングパンツ姿が余りにも妖艶で惹きつけられるのは、わたしだけではないでしょう!

パットは別れて暮らしている妻との撚りを戻す為に、敢えて魅惑的なティファニーとの距離を保とうと必死に抵抗している姿は涙ぐましい。病気であることから妻と会う事を禁じられていますが、妻への気持ちを綴った手紙を、なんとティファ二―に託して、渡してもらおうとします。頼まれたティファニーは渡す事を承諾したものの、内心面白くありません。(わたしの想像ですが、手紙は彼の妻に手渡す事は出来たが、返事は無かった)ティファニーは自分で返事を書いて、あたかも妻から返事があったかの様に思い込ませ、パットに書いて渡しています。パットを喜ばせると同時に、暗示めかした内容を書き込み、妻との撚りを戻す事を諦めさせるように仕向けました。最終的にはこの作戦は成功を収め、ダンスの練習にも集中できるようになると同時に徐々に思いがステファニーに傾き始めていきます。

このあたりが非常に微妙な心情が出ていて、たいへん面白い場面です。特にパットはティファニーを初めてデートに誘ってしまいますが、妻への気兼ねがあり、デートであることを認められたくありません。レストランではシリアルを注文し牛乳を掛け二人で食べるという味気ないものにし雰囲気をぶち壊しています。結局ティファニーはパットの失言で、烈火の如く怒りをぶちまける行為にでます。

心に傷を負ったもの同士、お互いの痛みが分かりあえるので再生への道を歩むことは可能というストーリーは単純な話です。が、そう簡単に一筋縄ではいきません。映画では、病気の発作が起る緊張感あり、いつまでも温かく見守る両親の目もあり、一方、周囲の他人の冷たい視線も交えつつ、最終的には収まるべき鞘に収まるという、かなり完成度の高いストーリーはデヴィト・O・ラッセル監督の映画作りの技巧の高さを感じました。

 

最後に

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ノミやの父親が全財産を地元フットボールチームの試合とパット・ティファニーが出場するダンスコンテストの点数に掛ける設定というのは流石に少し常識は外れていますが、映画が盛りあがる事は間違いありません。

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