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おすすめ映画感想|『グッドフェローズ』(1990/マーティン・スコセッシ監督)ニューヨークのマフィア界で生きた、ヘンリー・ヒルという実在の男の生き様を描く

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『グッドフェローズ』のあらすじと概要

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巨匠マーティン・スコセッシがニコラス・ピレッジのノンフィクションを基に、「グッドフェローズ」と呼ばれるギャングたちの生き様を描き、1955年から1980年にかけてのニューヨーク・マフィア界で生きた、ヘンリー・ヒルという実在の男を題材とした作品である。

アメリカ映画名作ランキング・ギャング映画編では『ゴッドファーザー』に次ぐ第2位に選ばれている作品。

(あらすじ)

ニューヨークの下町ブルックリンで生まれたヘンリーは、幼い頃からマフィアに憧れて育つ。地元を牛耳るポーリーの下で働き始めた彼は、兄貴分のジミーや野心旺盛なトミーらと犯罪を重ね、組織内での地位を高めていく。

そして1978年、一味はケネディ国際空港を襲撃し、600万ドルの強奪に成功。FBIの捜査の手が迫る中、ジミーらは口封じのため事件の関係者を次々と殺害していきます。(このあたりのマフィアの行動は良く理解できません)

しかしこれが終わりの始まりとなった。ジミーとトミーは証拠物件の処分に失敗した人物を皮切りに、関わった人物を口封じのために次々と殺害していく。ヒルはルフトハンザには直接関わった訳ではないが、計画立案段階からの詳細を知る人物であった。また、ヒルはポーリーの組織ではタブーとされていた麻薬密売に関わった事が発覚し、たった3,000ドルの退職金をもらい受けて「破門」状態となっていた…

トミー役のジョー・ペシが凶暴なマフィアの演技が評価され、第63回アカデミー賞で助演男優賞を受賞している。ヘンリーをレイ・リオッタ、ジミーをロバート・デ・ニーロがそれぞれ演じている。

『グッドフェローズ』のスタッフとキャストについて

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マーティン・スコセッシ監督

レイ・リオッタ(ヘンリー・ヒル):83年、「The Lonely Lady(原題)」でスクリーンデビューし、「サムシング・ワイルド」(86)で注目を集め、「フィールド・オブ・ドリームス」(89)を経て、マーティン・スコセッシ監督作本作品「グッドフェローズ」(90)で主人公を演じ、出世作となった。最近ではスカーレット・ヨハンソン主演映画「マリッジ・ストーリー」に出演している。

10代の頃からマフィアになることに憧れていた少年が、やがてマフィアの一員として組織的な強盗事件を重ねていく。途中からボスの制止にも拘らず、こっそりと麻薬取引に手を出し始める事で、それがやがて自ら墓穴を掘る事になる。

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ロバート・デ・ニーロ(ジェームズ・“ジミー”・コンウェイ):ヘンリーの兄貴分的な存在ながら、最後には警察に密告されてしまう。

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ジョー・ペシ(トミー・デヴィート):人を殺す事に何の良心の呵責を感じない、凶悪な悪党役。

The Death Collector(原題)」でスクリーンデビューするも全く売れず、芸能界に見切りをつけてさまざまな職業を転々とする。レストランの支配人をしていた時に、ロバート・デ・ニーロがペシのハスキー・ボイスに目を付け、マーティン・スコセッシ監督も巻き込み、映画「レイジング・ブル」(80)への出演をオファーした。

『グッドフェローズ』のネタバレ感想

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本作品は今回初めてNetflixで観賞。マーティン・スコセッシ監督の代表作として評判も非常に高く、期待して見てみました。冒頭いきなりトランクに入れられ、苦しむ人間を殺害するシーンで始まり、またか、とただならぬ予感を感じましたが、その後全く人が殺されるシーンはありませんでした。しかしながら、後半から訳も無く仲間割れか、口封じの為か次々と凄惨な手口で人が殺害されていきます。

小さい頃からブルックリンで育ち、マフィアに憧れて育ったヘンリーは一人前のマフィアに成長します。しかし、決して幸せな人生を送る事は出来なかったのではないでしょうか?最後には仲間からも命を狙われる羽目になり、隠棲生活に甘んじ、こっそりと余生を送らざるを得ない寂しい状況でした。

スコセッシ監督も表面的にはマフィアの男らしさ、カッコ良さ、男の生き方、掟を守る義理堅さ等をストーリー展開・映像美で最大限に賛美しています。しかし、実際は裏の世界に関わった人間達の哀れな末路について、訴えようとしているのではないかと感じます。

最後に

本作品の中でもジョー・ペシ演じるトミーがマフィアの中でも最悪の恐ろしい悪党役として出演していますが、多分彼がマフィアの正体なのではないかと思います。彼の正体を知る限り真面な人間であれば、『マフィアに憧れる』ことはまずあり得ないのではないか、と思います。

 

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