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映画|『プリティ・プリンセス』(2001/ゲイリー・マーシャル監督)アン・ハサウェイの映画デビューでいきなり主演作!

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『プリティ・プリンセス』のあらすじと概要

ninjasonによるPixabayからの画像

サンフランシスコで芸術家の母親と二人で暮らすミア・サーモポリス(アン・ハサウェイ)は冴えない15歳の女子高生。人前に立つことも運動も大の苦手で、地味で野暮ったい彼女をまともに相手にしてくれるのは親友のリリーとその兄のマイケルのみ。それでも消防署を改造した個性的な家で、奔放な画家の母と共に自由かつ幸せに暮らしていました。

そんなある日突然、ミアは、自分の亡き父フィリップが、欧州にある国ジェノヴィア(架空の国、スペインとフランスの間に在る小国の設定)のクラリス・レナルディ女王(ジュリー・アンドリュース)の息子であり、女王の孫である自分が唯一の王位継承者であることを知らされます。

突然のことに、ミアは、事実を隠し続けて来た母にも、自分を王女としてジェノヴィアに連れて行こうとする祖母にも反発します。それでも、王位継承とは別に、王女としてのお披露目となる舞踏会に出席するために「王女教育」を受けることを、ミアはしぶしぶ承諾するしかありませんでした。祖母である女王のプリンセス教育で見違えるように素敵な女性に磨かれ、大胆に変貌していく様子は見ていて楽しいものでした。

『プリティ・プリンセス』のスタッフとキャストについて

fancycrave1によるPixabayからの画像

ゲイリー・マーシャル監督「病院狂時代」(82)で映画監督デビューを果たす。リチャード・ギアとジュリア・ロバーツが主演する「プリティ・ウーマン」(90)が大ヒットしました。

アン・ハサウェイ:1982年生まれ、ニューヨーク・ブルックリン出身。本作「プリティ・プリンセス」の主役で映画デビューを果たし、若い世代の女性から絶大な人気を得る。

デビュー作品でいきなり主演を務めています。20年前の映画ですが今も殆んど変わらないキュートな魅力に溢れています。

本作品は全米で1億ドルを超えるヒットとなり、いきなり大ブレイクとなっています。王女役の役作りのために、スウェーデンのヴィクトリア王女関連の本を読み漁ったという。04年には『プリティ・プリンセス』の続編が公開され、9500万ドルのヒットとなりますが、これにより人気女優となったものの”プリンセス”のイメージが定着してしまい、理想の役が得られずに一時期低迷することになったとも。その後、『ブロークバック・マウンテン』(05)『プラダを着た悪魔』(06)でアイドル女優的なイメージを払拭しています。彼女はヴェジタリアンだそうです。

次作は『ダーク・ウォーターズ』(Dark Waters)は環境汚染を取り扱ったスリラー映画。監督はトッド・ヘインズ。マーク・ラファロとの共演作の公開が待たれます。本作品と全く違って、シビアな内容の様ですが、大変楽しみです。

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ジュリー・アンドリュース:1935生まれ、英国サリー州出身。TV映画版「シンデレラ(原題)」(57)に主演し、ディズニーの傑作ミュージカル「メリー・ポピンズ」(64)で映画初出演にしてアカデミー主演女優賞を射とめた。再び同賞の候補となった「サウンド・オブ・ミュージック」(65)も映画史に残る大ヒットを記録しています。

『プリティ・プリンセス』のネタバレ感想

Free-PhotosによるPixabayからの画像

女性ならば誰もが一度は夢見るお姫様ですから、この映画は十分夢を与えてくれる映画の王道の作品だと思います。また、プリンセスになる事、有名になること、公務を行う事で束縛されるなど現実との対比も上手く説明されていて、その狭間で正直に苦悩し悩む姿も自然な描写で納得がいくストーリーでした。最終的には父親の残した手紙の文章が逡巡していたミアの背中を一押しするところも泣けてきます。

ダサい女子高生(それでも美しさの片鱗を隠しもっているところは覗い知る事は出来るのですが)がプリンセス教育、美容師などのテクニックで高貴なプリンセスに変貌していく様は、多分多くの若い女性の夢が現実になっていくシーンを自分と重ね合わせる事が出来るのかもしれません。

一瞬ですが、ミアの変貌する様子を見乍らミュージカル映画『マイ・フェアレディ―』の中の、イライザがどんどん変容していく場面が頭を過りました。

正直に思いましたが、やはり、この映画は女性が見るべき映画かなと。

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