『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』のあらすじと概要
「バットマン」や「スーパーマン」を生んだDCコミックスに登場する悪役たち、ユニーク過ぎるヴィラン達がチームを組んで大暴れする姿を描いた、超過激で大爆笑・痛快な、そして少し下品なアクションエンタテインメント。
デビッド・エアー監督により映画化された「スーサイド・スクワッド」を、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズ(刑務所からだっそうしたお尋ね者が活躍する)で大きな成功を収めたジャームズ・ガン監督が新たに描く。
ジョーカーと別れて彼氏募集中の身になり、ますますクレイジーになったハーレイ・クインを筆頭に、最強スナイパーのブラッドスポート、敵をチーズに変えてしまう能力を持つ全身カラフルな水玉模様ののろまな兵士・ポルカドットマン、平和のためには暴力もいとわないという矛盾な生き様のピース・メイカー、ネズミを操って戦うラットキャッチャー2、そして食欲意外に興味のないキング・シャーク(=人食いサメ、声の出演はシルヴェスター・スタローン)、頭部から異様なものが突き出た天才科学者シンカーという、いずれも強烈な個性をもった悪党たちが(明らかにいけていなヴィラン達も10人以上もピックアップされていました)減刑と引き換えに、危険な独裁国家から世界を救うという決死の成功率ほぼゼロの自殺級ミッション(南米の島国にある極秘人体実験施設を破壊すること)に挑みます。
2021年製作/132分/アメリカ
原題:The Suicide Squad
ロッテントマト批評家支持率:90%
『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』のスタッフとキャストについて
ジェームズ・ガン監督・脚本:1970年、米ミズーリ州セントルイス出身。マーベル・スタジオズの「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」が全米で14年夏No.1のヒット作となり、続編でも脚本・監督を兼ねることになった。
ガン監督は本作品で60年代の戦争映画の臨場感を目指して、極力CGによる特殊効果を抑え、カメラでの撮影にこだわったそうです。その迫力あるアクションシーンも十分満喫できます。
作品では役者たちのアドリブが大いに生かされたそうで、撮影現場は常に大きな笑いに包まれていたそうです。何となく、このセリフはアドリブだなと感じるセリフはあるにはありましたが、、、
マーゴット・ロビー(ハーレイ・クイン):1990年生まれ、オーストラリア・クイーンズランド州出身。元・精神科医の危険な犯罪者。3度目のDC映画出演、今回は赤いドレスで大暴れ。なお、コロナ禍以前のパナマでロケが観光されており、マーゴットもパナマの素晴らしい風景、素晴らしい人々、そして素晴らしい仲間たちに大絶賛を送っていました。
感想|『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(2013/マーティン・スコセッシ監督)レオナルド・ディカプリオ主演コメディ映画
イドリス・エルバ(ブラッドスポート):1972年イギリス・ロンドン生まれ。特殊のスーツを装着した傭兵。刑期を短くして娘タイラと会う事を愉しみにしている。ミッションチームの隊長に選ばれる。
➢映画観賞|『コンクリート・カウボーイ 本当の僕は』(2020/リッキー・スタウブ監督)都市に住む黒人カウボーイを描く
シルベスター・スタローン(キング・シャーク):直立二足歩行で、鋭い爪の腕を持つ。敵も味方も丸呑みしてかみ砕いてしまう残忍さを持つ。
ジェームズ監督から出演依頼があり「キング・シャークを演じてい欲しい!」と頼まれたそうです。初めはそんなキャラクター聞いた事も無かったので、調べてみたら面白そうだったので引き受けたと某映画雑誌で打ち明けています。
ジョン・シナ(ピースメイカー):平和を達成するためならいかなる手段も厭わないとい過激な思想の持主。仮面の様なヘルメットを被っている。作品中では「人間としてやるべき事をやる…」という意味深な回答をしていましたが、映画を見るとどんな意味か理解が出来ました。
➢映画感想|『ワイルド・スピード ジェットブレイク』(2021/ジャスティン・リン監督)「そんな馬鹿な!?」の大連発映画!!
ダニエラ・メルㇱオール(ラットキャッチャー2):ネズミの大群を操る能力を持つ。相棒は可愛いネズミのセバスチャン!
『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』のネタバレ感想
選び抜かれた極悪非道で終身刑を食らっている悪党で結成されたチームによる決死のミッション遂行!勿論DCコミックの人気者!?の強烈なキャラクター10数名が暴れ回るので、抱腹絶倒の大笑いに、グロテスクな殺戮シーンが交錯しています。
中でも一番人気のハーレイ・クインは艶やかな真っ赤なドレス姿で、仲間から引き継いだ槍を片手に大奮闘、女子プロレスを見ている様なシーンもあり大興奮させられます。イドリス・エルバ、ジョン・シナの活躍する姿も、極悪の悪党ながらも人間味を感じるキャラクターにドッキリです。
(ネタバレ要注意!!)
実際映画で見るまでは、ラストシーンに出て来る”カイジュウ”の情報は一切公開されていませんでした。ヒトデの形をした化け物です。カイジュウの脇の下から小さな分身が次々に飛び出し、人間の顔に次々と張り付いてしまします。これには大笑いしました!これに立ち向かったのはラットキャッチャー2の操る大量のネズミ軍団でした。唖然としました!
マーゴット・ロビー見る為に観賞した映画でした。とてつもなく面白い作品でした。癖になりそう…
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