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おすすめ映画『シンデレラマン』(2005/ロン・ハワード監督)感想‣家族の為、貧困のどん底から再起を果たす実在のボクサーを描く!

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『シンデレラマン』のあらすじと概要

「ビューティフル・マインド」のロン・ハワード監督とラッセル・クロウが再び組んで実在したボクサーを描く感動の伝記映画。

1930年代の大不況下のアメリカ。強力な右ストレートを武器にのし上がって来たブラドックは、負傷のためプロボクシングの世界から引退し、港湾作業員として日雇いの肉体労働者となっていました。しかし、不況の為収入もわずかばかりで一家5人が食べる事さえも困難な状況でした。借金の為、電気代も払えず電気を止められる様な極貧の生活を続けていました。

ジェームズ・J・ブラドッグが、愛する妻と子供のため、まったく勝ち目のない、ボクシング・ヘビー級王座に挑戦するシーンは、貧困に喘ぐ多くの人々を勇気づけ、スポーツ記者からは「シンデレラマン」と呼ばれていました。ジェームズのどん底から這い上がり栄光を取り戻すまでを描く感動の実話。

ジェームズを見守る妻役でレニー・ゼルウィガー、マネージャー兼トレイナー役で「サイドウェイ」に主演したポール・ジアマッティが共演しています。

ボクシング関係映画には傑作が多いです ➢

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『シンデレラマン』のスタッフとキャストについて

ロン・ハワード監督:俳優としてシットコム「メイベリー110番」(60~68)や映画「アメリカン・グラフィティ」(73)に出演。

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ラッセル・クロウ(ジム・ブラドッグ):ニュージーランド出身。満身創痍でヘビー級チャンピオンの座を手にする死闘は歴史に残る名演技

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レネー・セルウィガー(メイ・ブラドッグ):1969年生まれ、米・テキサス州出身。リチャード・リンクレイター監督の「バッド・チューニング」(93)でスクリーンデビューし、トム・クルーズの相手役を演じた「ザ・エージント」(96)でブレイク。

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おすすめ映画|『ジュディ 虹の彼方に』(2019/ルパート・グールド監督) レネー・ゼルウィガーによるジュディ・ガーランドの半生

ポール・ジアマッティ(ジョー・グールド)名脇役、真骨頂の名演技が映画を引き立てます!

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おすすめ映画|『それでも夜は明ける』(2013/スティーブ・マックイーン監督)歴史ドラマ映画

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『シンデレラマン』のネタバレ感想

ブラドックが挑戦するヘビー級世界王者マックス・ベアはとてつもない破壊力のある強烈なパンチで、これまで、なんとリング上で二人の対戦相手を死亡させるという恐るべき相手。ロン・ハワード監督の映画作りが上手く、どん底から這い上がって行くブラドックを、家族が見守る姿や彼と同じような境遇の貧困層の大きな声援、臨場感溢れる映像に引き込まれました。ラジオの実況放送に聞き入る大勢のボクシングファンがブラドックの対戦状況(優勢・劣勢状況は刻々と変化する)に一喜一憂する姿も実に見事に描かれており一瞬もスクリーンから目が離せませんでした…

チャンピオンの殺人パンチが炸裂すれば、ブラドックと言えども命の保証はありません。また、彼には脇腹あばら骨に過去の対戦相手との古傷を抱えるなど不利な状況もあります。しかしながら、対戦はもつれにもつれてましたが、誰が見てもブラドック優位な状況で最終15ラウンドを終了します。

審判の判定が集計されますが、最終結果発表はかなり手こずっていました。漸く期待通り挑戦者ブラドックの勝利が告げられ、ほっとしました。前評判は圧倒的に不利だった状況をひっくり返しての感動的な見事な勝利!!

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