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おすすめ新作映画『バビロン』(2022/デイミアン・チャゼル監督)‣サイレント(無声)ムービー時代の束の間の栄華を生々しく活写

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『バビロン』のあらすじ概要

「ラ・ラ・ランド」のデイミアン・チャゼル監督が、ブラッド・ピット、マーゴット・ロビーら豪華キャストを迎え、1920年代(およそ100年前の映画製作現場がリアルに再現されています)のハリウッド黄金時代を舞台に撮り上げたドラマ。チャゼル監督がオリジナル脚本を手がけ、ゴージャスでクレイジーな映画業界で夢をかなえようとする男女の運命を描いています。

夢を抱いてハリウッドへやって来た青年マニーと、彼と意気投合した新進女優ネリー。サイレント映画で業界を牽引してきた大物ジャックとの出会いにより、彼らの運命は大きく動き出します。恐れ知らずで美しいネリーの演技力は多くの人々を魅了し、スターの階段を瞬く間に駆け上がっていきます。やがて、トーキー映画の革命の波が業界に押し寄せますが……。

共演には「スパイダーマン」シリーズトビー・マグワイア「レディ・オア・ノット」サマラ・ウィービング、監督としても活躍するオリビア・ワイルド、ロックバンド「レッド・ホット・チリ・ペッパーズ」のフリーら多彩な顔ぶれが集結。「ラ・ラ・ランド」ジャスティン・ハーウィッツが音楽を手掛けています。第95回アカデミー賞では作曲賞、美術賞、衣裳デザイン賞にノミネートしています。

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2022年製作/189分/アメリカ
原題:Babylon

『バビロン』のスタッフとキャストについて

デミアン・チャゼル監督・脚本:名門ハーバード大学在学中に卒業制作としてミュージカル映画「Guy and Madeline on a Park Bench(原題)」(09)を監督する。

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ブラッド・ピット(大物俳優ジャック・コンラッド):近年は自身の製作会社プランBエンタテインメントでプロデューサー業にも力を入れており、製作と出演を兼ねた「それでも夜は明ける」(13)、製作総指揮を務めた「ムーンライト」(16)がアカデミー作品賞を受賞している

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マーゴット・ロビー(女優を目指すネリー・ラロイ):サイレント映画時代の最大のセックス・シンボルとしても愛されたクララ・ボウがネリーのモデルの大部分を占めています。/オーストラリア・ゴールドコーストで生まれ育つ。

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ディエゴ・カルバ(映画界での出世を夢見る青年マニー・トレス):

『バビロン』のネタバレ感想・見どころ

ネタバレ有り

100年前の1920年代の米ハリウッドで繰り広げられる狂気と錯乱のゴージャスなパーティーシーンに度肝を抜かれました。象の脱糞は嘘の様な展開でした。どこからこんな発想が出るのか分かりません。一時的なハリウッドの全盛期を、言葉通り”糞まみれ”と笑い飛ばしている様な象徴的なシーンに絶句させられました。同じように唖然とさせられる衝撃的なシーンは本作品内には目白押しなので、ある程度映画を観賞する前に覚悟しておいた方がいいかも知れません。若いカップル向き映画とは少し言い難い様な気がするので、週末デートシーンではあまりお勧めしません…(汚物にまみれるシーンにご注意!)

戦争シーンの撮影状況がかなりリアルに描かれていて非常に興味深いものでした。両軍がぶつかり合う合戦シーンのすぐ横でオーケストラが生演奏をしているという俄かに信じ難い所もカメラが捉えていました。合戦では本物の槍が武器として使用され、俳優かエキストラが腹を刺されて亡くなっていました!?わたしも黒澤明監督の『影武者』の映画に長槍を持って敵軍に総攻撃を仕掛けるエキストラとして出演した経験があります。この戦闘シーンを思い出し、恐ろしくなりました。勿論持たされたのは偽物の槍でしたが…

マーゴット・ロビー扮するネリー・ラロイの生まれながら持っていたと自称している素晴らしい演技力(スター性)が見事に開花して行くシーンは見応え十分でした。マーゴットが水を得た魚のように素晴らしい演技力で本当に何度も魅せてくれました…デミアン・チャゼル監督もネリーの役柄を演じる事が出来るのはマーゴット以外に有り得ないのではと考えていた様です。

彼女はトップスターの座に上り詰めると、定石の如く、ドラッグに溺れ、賭博にも手を出します。起死回生のチャンスを与えられるものの、自らそれを台無しにして遂には破滅への道を辿る事になります…

主要キャスト3名それぞれの映画人としての人生の絶頂の光と哀愁の影を見事に描き出し、生き生きと再現されています。サイレントからトーキーへ移り変わる節目の時期であった黄金期1920年代、非常に興味深く見る事が出来ました。

 

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