『オーシャンズ11』のあらすじと概要
フランク・シナトラ主演の「オーシャンと十一人の仲間」(60)をリメイク。ラスベガスの3大カジノ「ベラージオ」「ミラージュ」「MGMグランド」の金が集まる地下巨大金庫から1億6000万ドルを盗み出すという、前代未聞の現金強奪計画のために、全米各地からその道の犯罪スペシャリスト11人のプロフェッショナルが集結しました!
監督を務めるのは「エリン・ブロコビッチ」「トラフィック」のスティーブン・ソダーバーグ。ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、ジュリア・ロバーツ、アンディ・ガルシア、マット・デイモンといった、超豪華な出演陣が揃い踏みしていることが話題になりました。本作品は批評家から大好評を得たほか、全世界で4億5000万ドルを売り上げ興行的にも大成功!
原題: Ocean’s Eleven
『オーシャンズ11』のスタッフとキャストについて
スティーブン・ソダーバーグ監督:1989年、26歳で初めて監督した長編映画『セックスと嘘とビデオテープ』でカンヌ国際映画祭パルム・ドールを受賞し、センセーショナルなデビューを飾っている。2000年には『エリン・ブロコビッチ』と『トラフィック』でアカデミー監督賞にダブルノミネート。後者で受賞を果たしています。
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ジョージ・クルーニー(ダニエル・オーシャン/主人公。作戦のリーダー兼立案者、窃盗罪でニュージャージーの刑務所に服役していた稀代の大泥棒にして一流の詐欺師):1978年にテレビシリーズ『遥かなる西部』にエキストラ出演して演技キャリアが始まった。初めて主要な役割を務めたのは1984年の『E/R』(『ER緊急救命室』とは異なる)であったが、同番組は短命に終わったという。
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ブラッド・ピット(ラスティ・ライアン/オーシャンの右腕で、チームのNO.2):1991年のロードムービー『テルマ&ルイーズ』でテルマ(ジーナ・デイヴィス)のボーイフレンドのJ.D.を演じ、知名度を上げている。
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マット・デイモン(ライナス・コールドウェル/シカゴで「黄金の指を持つスリ」と呼ばれている青年)
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アンディ・ガルシア(テリー・ベネディクト/オーシャンが狙う3つの巨大カジノ「ベラージオ」、「ミラージュ」、「MGMグランド」のオーナー):1989年には日本が舞台のハリウッド映画『ブラック・レイン』において、マイケル・ダグラス演じる刑事の相棒刑事を演じ、日本人俳優の高倉健、松田優作らと共演
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ジュリア・ロバーツ(テス/ベネディクトの現恋人でベラージオ美術館の館長)
『オーシャンズ11』のネタバレ感想
ラスベガスの巨大カジノの地下に眠る大金強奪を目指します。現金総額は1億5000万㌦という巨額。万全のセキュリティーに防御されている筈で強奪は荒唐無稽と思われますが、そこは映画なのでどうにでも実現可能なところが面白い!
刑務所の中で知り合った金庫破りに関わるスペシャリストの寄せ集めではありますが、ジョージ・クルーニー扮するオーシャンの元、固く結束します。主役級の出演者がゾロゾロ出演しているだけで、大味の作品になるのではないか、お互いに「本当の主役は俺だ!」と目立ちたがり屋が出て来るのではないかと少し懸念されました。ところが、本作品はそんな心配は一切ありません。それぞれ特色ある役柄を見事に演じ、ジョージ―・クルーニーを中心に、役者同士の絡み合いがそれぞれの役者の味をお互いに引き立るという素晴らしい作品でした…
肩肘張らず、ゆっくり寛ぎ乍ら観賞するにはぴったりの映画だと思います。思いも寄らない最後の大どんでん返しにはびっくり仰天します。もし初見であれば、期待しながら最後までハラハラドキドキしながら最後まで映画観賞するのがいいでしょう!
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