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おすすめ映画感想|『レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで』(2008/サム・メンデス監督)

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『レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで』のあらすじと概要

名作「タイタニック」(97)のレオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットが11年ぶりに共演し、ある夫婦の夢や葛藤を描いた人間ドラマ。原作は、1950年代末のアメリカの郊外生活を題材としたリチャード・イェーツの1961年出版の小説『家族の終わりに』に基づいています。

1950年代アメリカ・コネチカット州。富裕層が集まる郊外の閑静な住宅街に暮らし、二人の子供にも恵まれた理想の夫婦フランクとエイプリル。「レボリューショナリー・ロード」と呼ばれる通りに面した庭付きの一軒家、都会の大企業への電車通勤、週末のリゾートへの小旅行等々、まさに二人は戦後のアメリカが黄金期を謳歌していた時代の典型的な体現者として描かれていました。

しかし、2人はマンネリ化する日々に不満を募らせて、次第に溝を深めていくことになります。彼らはそれぞれが抱いているヨーロッパでの成功と女優になるという夢の実現のため、憧れていたパリに移住すという人生で大きな賭けに出ることを決意します。人生の再出発を考えましたが、予期していなかったエイプリルの妊娠で移住の計画はご破算になってしまいます。このことが決定的な切っ掛けとなり、夫婦二人の溝は徹底的なものになって行きます…監督は「アメリカン・ビューティー」のサム・メンデス。

原題:Revolutionary Road

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『レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで』のスタッフとキャストについて

サム・メンデス監督:1999年公開の映画監督デビュー作『アメリカン・ビューティー』でアカデミー監督賞、ゴールデングローブ賞 監督賞を受賞。『007 スカイフォール』(12)では高評価を得た。

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レオナルド・ディカプリオ(フランク・ウィラー):親子二代に渡り務めるニューヨークの機械メーカーで働いているが、人生に意義を見出せていない。結婚生活には、それ程の不満は抱えていなかったが、妻エイプリルからの突然のパリ移住の提案を受け、素直に従ってしまう。

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ケイト・ウインスレット(エイプリル・ウィラー):女優を目指していたが、才能が無い事が分かり途中で諦めて、フランクと結婚して家庭生活に入る。人生を意義あるものにする為パリへの移住を決意する。しかし、出発直前に妊娠してしまい、その計画はとん挫する。夫フランクとの溝は更に深まり孤独感を感じ、堕胎を決意するが、それが原因で出血多量で命を落とす。

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マイケル・シャノン(ジョン・ギヴィングス):本作「レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで」(08)でアカデミー助演男優賞に初ノミネートされた。トム・フォード監督作「ノクターナル・アニマルズ」(16)で2度目のアカデミー助演男優賞候補になる。

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キャシー・ベイツ(ヘレン・ギヴィングス夫人):不動産屋。精神病院に入院していた息子ジョンを伴い、ウィラー家に食事をする為に訪問する。しかし、息子ジョンが、真実をずばずば言い過ぎてフランクを怒らせてしまう。

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『レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで』のネタバレ感想

50年代アメリカ、はた目からは典型的な成功者と思われたフランクでしたが、内面的には仕事や職場に対する不満を抱え、人生に意義を見出せずにいました。更に、輪を掛けた様に何不自由なく幸福にくらしている様に見えた妻エイプリルはマンネリした平凡な日々の暮らしに嫌気を感じていました。

突拍子も無いように思われたパリ移住計画は彼女に取っては本当に人生起死回生の手段と考えていました。しかしながら、『子供じみた』この計画は、自らの妊娠により挫折する事になります。

ところが、この移住計画の失敗は二人の夫婦間の溝を決定的なものにしてしまう事に成ります。わたしにはエイプリルがかなり自分勝手過ぎるように思えます。或はいつまでも若い頃の夢を捨て切れずにいた為に自ら不幸を招いてしまったと思わざるを得ません。

50年代アメリカの華々しい繁栄の時代に、ニューヨーク郊外の富裕層の家庭内で起っていた生々しい生活の一断面が見事に切り取られているのではないかと思います。ケイト・ウインスレットは複雑な女性の心境を上手く表現したと思います。しかし、何故エイプリルがそこまで深刻に現状をありのままに受け入れる事を頑なに”拒否”するのか正直、どうしても良く理解出来ませんでした。

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