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おすすめ映画|『ツリー・オブ・ライフ』(2011/テレンス・マリック監督)自然の壮大さに圧倒され、理屈を越えた癒しの中に神の存在を感じとる

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『ツリー・オブ・ライフ』のあらすじ・概要

「天国の日々」「シン・レッド・ライン」のテレンス・マリック監督が、ブラッド・ピット、ショーン・ペンを主演に描くファンタジードラマ。

1950年代半ば、オブライエン夫妻は3人の子供に恵まれ、中央テキサスの田舎町で幸せな夫婦生活を送っていました。しかし夫婦の長男ジャックは、信仰にあつく男が成功するためには「力」が必要だと説く厳格な父に厳しく育てられます。一方、子どもたちに深い愛情を注ぐ優しい母との間で葛藤する日々を送っていました。やがて大人になって成功したジャックは、自分の人生や生き方の根源となった少年時代を過ごした日々について回想していきます……。

製作も務めたピットが厳格な父親に扮し、成長したジャックをペンが演じる。第64回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した。

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『ツリー・オブ・ライフ』のスタッフとキャストについて

テレンス・マリック監督:20年ぶりの監督作「シン・レッド・ライン」(98)でベルリン国際映画祭の金熊賞を受賞、アカデミー監督賞と脚本賞にもノミネートされ、映画界に返り咲いている。

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ブラッド・ピット アメリカ/オクラホマ州出身父親オブライエン、子供にはかなり厳しい躾けを要求しているが、自分自身にはそれ程でもない。妻とは教育方針を巡り衝突する事もある。

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ショーン・ペン アメリカ/カリフォルニア州サンタモニカ出身後年の長男ジャック、映画のの中では冒頭とラストのほんの短い時間のみの出演となっている。少年時代を演じたハンター・マクラケン君の演技に注目。次男RL役のララミー・エップラー君も良かった。

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ジェシカ・チャステイン(母親オブライエン夫人):米・カリフォルニア州出身。06年にアル・パチーノと共演して脚光を浴びた舞台「サロメ」を見たテレンス・マリックに、本作「ツリー・オブ・ライフ」(11)の主要キャストに抜てきされる。

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『ツリー・オブ・ライフ』のネタバレ感想

2011年のカンヌ国際映画祭での初演時には拍手喝采と同時にブーイングも起こったりしたものの、同映画祭では最高賞であるパルム・ドールを受賞したそうです。正直、私はこの映画がさっぱり理解出来ず、何を言いたいのか分かりませんでした。視聴後に「解説記事」を読んで、ようやくストーリーの内容を少し把握することができると、途中挿入された溶岩の流れるシーンやアリゾナ州のアンテロープの洞穴、恐竜などの映像が延々と流される場面には、当初??の連続だったのですが、マリック監督の意図が分かりました。

わたしの読んだ解説が正しいとすれば、壮大な美しい自然の姿を実感することは「神」が存在する事を「証明」するものという監督の意図があったという事です。

さらに、神の救いはきちんと準備されている事をラストシーンの海岸の風景を見れば一目瞭然であることを示しています。

本作品のテーマが「敬虔なキリスト教徒が抱える永遠の疑問」に応えるものと理解出来れば、それ程難解な映画ではないそうです。下準備無くいきなりこの映画を見るのはちょっと一般的な日本人には理解出来ない部分が多過ぎる気がします。

 

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