『ローン・レンジャー』のあらすじ・概要
主演ジョニー・デップ、監督ゴア・バービンスキー、製作ジェリー・ブラッカイマーと「パイレーツ・オブ・カリビアン」のチームが再結集したアクション大作。
1930年代にラジオドラマ、50年代にはTVシリーズや映画も製作されて人気を博した往年の西部劇ヒーローを、新たに映画化した。わたしも、内容はまったく覚えていませんが、「ローン・レンジャー」という西部劇TV番組を良く見ていた記憶はあります。主人公ローン・レンジャーが愛馬シルバーを発進させる時の掛け声「ハイヨー、シルバー!」、トントの有名な台詞「白人嘘つき。インディアン嘘つかない」は現在でも耳にこびりついている大変懐かしい作品でもあります。
少年時代のある忌まわしい事件の復讐に燃える悪霊ハンターのトントは、自らの悲願を果たすため、瀕死の重傷を負った郡検事ジョンを聖なる力で甦らせる。正義感の強いジョンは、目的を達成するためならどんな手段も用いるトントと衝突しますが、愛する者を奪われたことで豹変したジョンは、愛馬シルバーにまたがり、白いテンガロンハットと黒いマスクがトレードマークのヒーロー、ローン・レンジャーとなり、トントとともに巨悪に立ち向かいます。
トント役のデップのほか、ローン・レンジャーを「ソーシャル・ネットワーク」のアーミー・ハマーが演じます。
なお、本作はゴールデンラズベリー賞の最低作品賞、最低主演男優賞等にノミネートされたちょっと不名誉な作品?
原題:The Lone Ranger
『ローン・レンジャー』のスタッフとキャストについて
ゴア・バービンスキー監督:アメリカ/テネシー州出身。ブラッド・ピットとジュリア・ロバーツが共演した「ザ・メキシカン」(01)、ジャパニーズ・ホラーの代表作「リング」をリメイクした「ザ・リング」(02)と話題作を監督している。更に、「パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち」(03)が全米興収3億ドルを超える大ヒットを記録している。
ジョニー・デップ(コマンチ族最後の悪霊ハンターを自称するトント):今回も個性溢れる白塗りで登場する。
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アーミー・ハマー(新任検事ジョン・リード=ローン・レンジャー):アーマンド・ハマー財団の御曹司。デビッド・フィンチャー監督の「ソーシャル・ネットワーク」(10)で双子のウィンクルボス兄弟を1人2役で演じて注目を浴びる。
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ルース・ウィルソン(ジョンの兄ダンの妻/レベッカ・リード):英・ケント州出身。12年、「アンナ・カレーニナ」でスクリーンデビューし、「ローン・レンジャー」(13)でハリウッドに進出
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『ローン・レンジャー』のネタバレ感想
ジョニー・デップとアーミー・ハマーの身長差ばかりやたら目につくシーンがあり、調べたらアーミーはなんと194㌢もある巨人でした。ジョニー・デップが製作総指揮を取った映画でした。作品中のセリフは殆んどローン・レンジャー役のアーミー・ハマーの会話やアクションシーンが大半を占めていたという印象でした。
悪霊ハンタートントは白塗りで、頭にカラスを乗せている(被っている)という異形でひと際存在感を放っていますが、主役はやはりローン・レンジャーでした。
二大スターに加え、ヘレナ・ボナム・カーター、ルース・ウィルソンなどの魅力的な女優陣も出演していますが、正直な話、ストーリー展開にイマイチのめり込むことが出来なかったというのが感想です。今では内容は殆んど覚えていないのですが、半世紀以上見たTV番組の情景でもちらりと記憶の断片でも蘇りはしないかと見てましたが、期待するまでも有りません。
超有名なセリフ「白人嘘つき。インディアン嘘つかない」はわたし自身が聞き逃したのか、このセリフは初めから無かったのか、聞く事は出来ませんでした。「ハイヨー、シルバー!」は最後の最後に叫ぶシーンはありました。
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