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おすすめ本|『内臓脂肪を最速で落とす 日本人最大の体質的弱点とその克服法』奥田 昌子著 (幻冬舎新書/電子書籍)普段の食事や生活習慣の改善が減量に直結する指南書

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本書は以前より何回も読み直しています。読むたびに「あぁそうか」と納得し、食習慣・食生活、運動習慣などを改善しなければならないと気付かされます。しかしながら、暫くすると本書の内容もすっかり忘れてしまい元の「習慣」に戻ってしまいます。その意味では私にとっては「まったく役に立たない本」といえなくも有りません。しかしながら、この度本書を再度読み直して、今回こそは心を入れ替え体質改善(簡単に言えば減量)にしっかり取り組みたいと思い、重要事項をピックアップして頭に入れ、実践して行きたいと思います。

『内臓脂肪を最速で落とす 日本人最大の体質的弱点とその克服法』の概要

肉中心の食生活をしてきた欧米人と比べ、魚と穀物中心だった日本人は摂取した脂肪を皮下脂肪として蓄える能力が低く、より危険な内臓脂肪の形で蓄積しやすい。放置すれば高血圧や糖尿病など生活習慣病はもちろん、各種がんや認知症の原因になることもわかってきた。だが、体質だからと諦めるのは早い。内臓脂肪は皮下脂肪よりも落ちやすく、普段の食事や生活習慣の改善が減量に直結するのだ。肉や炭水化物の正しい摂り方、脂肪に効く食材、効果抜群の有酸素運動などを、最新の論文をもとに解説。読むほどやせる内臓脂肪の新常識。

内容(本書背表紙に記載されている本書の説明文より)

著者は、生命とは何か、健康とは何か考えるなかで予防医学の理念にひかれ、健診ならびに人間ドック実施機関で20万人以上の診察にあたられた経験を持たれています。
著書には、

  • 『欧米人とはこんなに違った 日本人の「体質」』(講談社ブルーバックス)
  • 『健康診断 その「B判定」は見逃すと怖い』(青春新書インテリジェンス)
  • 『実はこんなに間違っていた! 日本人の健康法』(大和書房)など

その他同著者関連の本の感想記事➢

おすすめ本|『「日本人の体質」研究でわかった長寿の習慣』奥田昌子著 (青春出版社)

おすすめ本|『血圧を最速で下げる 老化を防ぐ「血管内皮」の鍛えかた』 奥田昌子著(幻冬舎新書)

『内臓脂肪を最速で落とす 日本人最大の体質的弱点とその克服法』のトピックスの一部のみをご紹介

内蔵脂肪は万病のもと!

日本人はBMI25を超えたあたりから脂質異常症、高血圧、高血糖症の発症率が2倍になる。

内蔵脂肪は皮下脂肪と異なり、中性脂肪を大量に取り込むと一個一個の脂肪が大きくなり、体積が最大で2倍を超える。内臓脂肪が大きくなると悪玉物資を分泌する力が高まり、脂質、血圧、血糖の数値は悪化する

メタボリックシンドロームで心臓病の発症率は、肥満、脂質、血圧、血糖が全て基準値以下の人が心筋梗塞を発症する確率を1として、これらの項目がいくつか引っかかる人の発症率は3.1倍(4つの項目の内3つ以上のケース)

肥満の人は高血圧に2.3倍なりやすい。脂肪が付く事で血圧が上がる原因の一つはインスリンが関わっています。それは内臓脂肪が増加するとインスリンの効き目が悪くなる。すると脳は膵臓に指示を出し、インスリンを大量に分泌させます。しかし、高濃度のインスリンは血圧を上げる働きがあるという悪循環を生みます

癌と肥満の関係(米国データに基づく)については、成人してからの食事と肥満が癌の発生原因が30%、これは喫煙と同じく30%で、運動不足、飲酒と続く。大腸がんも、糖尿病も、根本のところに内蔵脂肪の蓄積があります。肥満対策は、癌予防の観点からも重要

アルツハイマー型認知症の患者さんの60%が、内蔵脂肪の面積が基準を超えている。米国では、中年期に肥満の人は認知症の発症率が3倍高くなるという報告がある

内蔵脂肪が関わる問題として本書詳細が語られている部分を一部取り上げてみました。これだけでも目を覆いたくなる様な内容なので、内蔵脂肪を一日でも早く落としたくなります。それではさっそく内蔵脂肪の取り方について、著者のアドバイスに耳を傾けて見ましょう!

内蔵脂肪を落とす為にするべき事

健康の為に肉は食べるべきか?本気で気をつけるべきは、体内でコレステロールの合成を促す成分である『飽和脂肪酸』で、牛や豚肉の脂、牛乳と乳製品、スナック菓子やチョコレートなどにしっかり入っているので避ける!

ふちに脂身の付いたロース肉はひれ肉に比べ5倍以上の脂肪が含まれる。鶏肉の皮も同様。皮の裏に着いた脂が肉全体のカロリーの半分以上を占めている。肉に限らず、揚げ物も余り小さく切らず上げる方がよい。揚げるより焼く、焼くより煮ることで、料理に含まれる脂肪は減らせる

内蔵脂肪がついていて、これを落とそうとする人は、炭水化物を多く摂ると脂肪が減りにくくなるので、炭水化物(ごはん)の量も普通盛りから小盛に減らす方がよい

果物に含まれる果糖とブドウ糖には大きく異なる性質があります。血液にブドウ糖が入ると血糖値があがるのに対して、果糖は摂取しても血糖値は殆んど上がりません。これが問題で血糖値が上がらないと食べ過ぎてしまいます。よって、初めから食べる分量を決めて、だらだら食べない事が重要です。脂肪がつきにくい果物(果糖が少ない)のチャンピオンはいちご!

大豆も魚も!魚の脂は内臓脂肪を付きにくくしてくれる。とくに背中の青い魚…サバ、さわら、イワシ、サンマ。

内蔵脂肪が落ちる生活習慣

あと3000歩多く歩けば脂肪は落ちる

体を動かす習慣が、高血圧、糖尿病などの生活習慣病の予防と改善に役立つ事を示す研究は無数にあります。とくに有酸素運動を行えば行う程内蔵脂肪が減少すると言われています。厚生労働省推奨する有酸素運動は、

1.息が弾む程度の運動を30分間、週に5日以上行う

2.一日の歩数をそれまでより3000歩以上増やす。これは、おおむね30分の歩行に相当する

やはり、大切なのは継続する事を強調しています。

筋トレを軽く行ってから有酸素運動を行うのが有効 筋トレは10分位少し汗ばむ程度行えば十分

『内臓脂肪を最速で落とす 日本人最大の体質的弱点とその克服法』の世間一般的な意見はどんなものがあるのか?

公表されているアマゾンレビューからの一部抜粋。好意的な意見も多いのですが、もっと早く『最速で体脂肪を落としたい』方には少し不満が残る部分もあるという意見もありました。でも、魔法の様な方法は無いと思うので、「急がば回れ」着実な一歩一歩が大切なんだと思います。

この本は(おそらく私の肥満の原因である)内臓脂肪に焦点をあてて、前半で
内臓脂肪と病気の関連、後半で内臓脂肪を減らすための食事と生活習慣を指南して
くれる。著者の内臓脂肪愛、いや正確に言うと「内臓脂肪撲滅」愛がひしひしと
伝わってくる教科書である。教科書であるから記述は網羅的かつ面白みにかける。
でも「ワラ」にもすがりたい私は我慢して最後まで読んだ。

まぁ当たり前の事と言えばそれまで。
実践できるかは本人次第ですね。

最後に

表題にあるように『内蔵脂肪を最速で落とす』という超便利な方法手段は無いのかもしれません。著者の言われるように地道な毎日の積み重ねが重要であると感じました。しかしながら、内蔵脂肪の悪い働き、恐ろしい影響力には改めてびっくり仰天させられました。もう少し真剣に減量(内脂肪減少)に取り組まなければならないと考えさせられました。

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