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初の子育てに挑戦、戸惑いながら「人生で初めての喜び」を得ていく物語、傑作『カモン カモン』あのジョーカーを演じたホアキン・フェニックスが主演!

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『カモン カモン』のあらすじ・概要

「20センチュリー・ウーマン」「人生はビギナーズ」のマイク・ミルズ監督が、ホアキン・フェニックスを主演に、突然始まった共同生活に戸惑いながらも歩み寄っていく主人公と甥っ子の日々を、美しいモノクロームの映像とともに描いたヒューマンドラマ。

ニューヨークでひとり暮らしをしていたラジオジャーナリスト(アメリカ中の10才前後の子どもたちをインタビューしているシーンが何度も挿入されます。録画されているエピソードはどれもこれも本音が吐露されている様子、素晴らしい内容のインタビューは圧巻!)のジョニーは、妹から突然頼まれて9歳の甥ジェシーの面倒を数日間みることになり、ロサンゼルスの妹の家で甥っ子との共同生活が始まります。好奇心旺盛でちょっと変わったところのあるジェシーは、自由奔放そのもの、疑問に思うことをずばずばとストレートに投げかけてジョニーを困らせますが、その一方でジョニーの仕事や録音機材にもとても興味を示してきます。それをきっかけに次第に距離を縮めていく2人でした。

仕事のためニューヨークに戻ることになったジョニーは、ジェシーを連れて行くことを決めますが……。

「ジョーカー」での白塗りの怪演でアカデミー主演男優賞を受賞したフェニックスが、一転して子どもに振り回される役どころを軽やかに演じています。ジェシー役は新星”天才子役”ウッディ・ノーマン。

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製作を手がけたのは、「ムーンライト」「ミッドサマー」「20センチュリー・ウーマン」など映画史に残る作品を連発している映画会社「A24」

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2021年製作/108分/G/アメリカ
原題:C’mon C’mon

『カモン カモン』の監督とキャストについて

マイク・ミルズ監督・脚本:自身のゲイの父親をモデルにした監督・脚本作「人生はビギナーズ」(10)では、父親役のクリストファー・プラマー(当時82歳)に史上最高齢でのアカデミー助演男優賞受賞をもたらした。続く「20センチュリー・ウーマン」(16)では、自身の母親をモデルに少年と母親の絆の物語を描き、アカデミー脚本賞にノミネートされています/本編はモノクロで撮影されています。その理由は、カラーではなくモノクロで“奇跡のような瞬間”を映し出した理由を「日常から切り離して“物語”のなかへ導くため」と語っているそうです。確かに監督の狙い通り、いきなり非日常的な映像世界に没入させられました。

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ホアキン・フェニックス(ラジオ・ジャーナリスト/ジョニー):「グラディエーター」(00)でアカデミー助演男優賞、「ウォーク・ザ・ライン 君につづく道」(05)で同主演男優賞にノミネートされた/ホアキン自身、2020年9月にパートナーのルーニー・マーラとの間に息子が生まれたことは、本作出演にあたり無関係ではないだろうと察せられます。

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ウッディ・ノーマン(甥ジェシー):2009年生まれの13歳。主演のベネディクト・カンバーバッチの息子役を演じた「エジソンズ・ゲーム」などに出演。ノーマンの憧れはティモシー・シャラメ。何と次回作の公開も控えているそうので、非常に楽しみです。

『カモン カモン』のネタバレ感想

ホアキンは9才の子供と真摯に向き合う男を好演しています。遠慮会釈の全くない、返事の言葉に窮する様な一部の質問には撮影中のホアキンも笑いをこらえるのが大変だったことを後で語っています。このような伯父と甥の会話のみならず、劇中に挿入される様々な子供たちへのインタビューシーン、ここでは台本は一切用意されておらず、彼らが話すことは正真正銘のリアルな言葉だそうです(あまりに出来過ぎた子供離れした発言内容には心底驚かされました。心にぐさりと刺さる珠玉の名言!)

ジェシーは真剣に問い掛ける内容は、ジョニーとしても適当にはぐらかす事は出来ません。ジョニーと妹ヴィヴ(ジェシーの母親)は兄妹でありながら、母親の死後少し疎遠となり、あまり多くの会話を交わしていませんでした。そんなこともすっかり気付いていてジェシーは「なぜお母さんと余り会話をしないのか?」といった質問を投げかけてきます。ジョニーも「そんなことは、子供が立ち入って考える必要はないよ」とか言いそうです。現に、同じような立場の時、わたしはそう言っていた様な気がします。そのような態度は子供との距離を知らず知らず遠ざけていったのかもしれないと気付かされました。

また、お互いに感情をむき出しにして大声を出し合うシーンは驚きました。しかし、何度も激しい言い合いもありますが、一般的な映画では『本音をぶつけ合う事で、お互いが理解し合えた』と簡単な結論に急ぎ勝ちです。しかし、本作品は『本音で真剣に(目と目を合わせて)話し合っても理解出来ない事は絶対理解出来ないんだ。でも、それでいいんだ!』というような事が述べられていました。わたしはこれ程正直な映画のセリフを今まで聞いた事がありません。ある意味実にほっとし安心させられました。

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