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映画『コンタクト』(1997/ロバート・ゼメキス監督)感想‣宇宙からの無線信号の中に時空を超える”移動体”の設計図が存在!!

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映画『コンタクト』のあらすじ概要

地球外の知的生命体と接触した女性の姿を描くSF超大作。科学と宗教、頭脳と心、ヒロインの心の成長、恋人たちの物語などさまざまな要素を盛り込んだ多面的な物語の構造が魅力。

96年に他界した宇宙科学者カール・セイガンの同名小説(邦訳・新潮文庫)に基づき、セイガンと妻アン・ドルーヤンが映画用原案を作り(共同製作も)、セイガンの代表作にはテレビシリーズにもなった『コスモス』があります。当時の日本のTV放映で多くの人が『コスモス』を視聴しました。「フック」のジェームズ・V・ハートと「マンハッタン花物語」のマイケル・ゴールデンバーグが脚色。監督には「フォレスト・ガンプ 一期一会」のロバート・ゼメキスがメガホンを取った。

電波天文学者のエリー(ジョディ・フォスター)は、ニューメキシコの砂漠の電波天文台で観測中に、恒星ヴェガ付近から地球に向けて電波信号が発せられている大発見をします。彼女は物心ついた時から常に、「なぜ私たちはここにいるのか。私たちは何者なのか」という疑問の答えを求めていました。最愛の父テッド(デイヴィッド・モース)が亡くなった後、エリーは科学に没頭します。彼女は地球外生命体からのメッセージの探究をテーマに選び、大多数の科学者からの嘲笑や成功の確率の圧倒的な低さにも関わらず、永年、宇宙からの電波の観測を続けていました…

 

1997年製作/150分/アメリカ
原題:Contact

 

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映画『コンタクト』のスタッフとキャストについて

ロバート・ゼメキス監督・製作:「バック・トゥ・ザ・フューチャー」3部作(85~90)、「ロジャー・ラビット」(88)と大ヒットを連発、巧みな視覚効果でハリウッドきってのヒットメーカーとなる。

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ジョディ・フォスター(エリナー”エリー”・アロウェイ):コセッシ監督&デ・ニーロ主演の76年の「タクシードライバー」で少女の娼婦を好演し、いきなりアカデミー賞助演女優賞にノミネートされる。

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映画『コンタクト』のネタバレ感想・見どころ

(ネタバレ有り)

カール・セイガンの同名小説に基づき製作された映画と知りました。彼は1980年頃に日本でも大変話題になった宇宙科学者でした。TVで放映された『コスモス』という番組を非常に興味深く見た記憶があります。

主人公エリナー”エリー”・アロウェイが遂にヴェガから断続的に発信し続けられる有意な電波信号を受信する奇跡的な”発見”から物語は大きく展開をしていきます。送信されて来る電波信号は暗号であり、彼女はその暗号解読に成功します。なんとヴェガから送られてくるメッセージにはヴェガへの移動する為の”移動装置”の設計図が含まれていたことが分かります。

移動装置は秘密裏に二つ作られ、1号機は事故で破壊されましたが、2号機は何と日本の北海道・知床半島か野付半島尾岱沼あたりで製造されていました。何故北海道が選ばれたのかその理由は明確にはされませんでした。

2号機に一人で搭乗したエリーは見事にヴェガへの移動に成功したものの、その移動時間は地球上の人間から見れば、ほんの一瞬の出来事に過ぎなかった為、当初は彼女の宇宙移動は失敗したものとみなされてしまいました。しかし、彼女が撮影したビデオカメラの映像には雑音しか映っていませんでしたが、18時間に及ぶ画像があった為、彼女が語る”移動”体験は本物だったと見做されるようになりました。

時間と空間の”移動”に使用された装置の仕組み、理論はまったく理解出来ません。また、この夢の様な装置は設計図さえあれば、我々人類でも製造する事が可能というところは、やはり大きな飛躍があるような気がしました。

宇宙移動はおいて置いて、この映画にあるような地球外の知的生命体との接触はいつ頃、どういう形で実現するのか大変興味深いところです。

一説によれば、宇宙の”銀河”の数は4000億個にもおよぶという話もあります。さらにその中の一つの銀河に2000億〜4000億個の恒星があるといわれています。広い宇宙からどの星に知的生命体がいるのか見つけるのも容易なことではありません・・・

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