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「ピーター・サースガード」出演おすすめ映画10作品(最近見た映画、順不同)

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絶対見逃せない映画 おすすめ
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俳優として注目されるきっかけとなった作品は『ニュースの天才』(2003年)。この映画で全米映画批評家協会賞の助演男優賞を受賞し、以降、大作からの出演オファーが増え、数多くのハリウッド大作に出演する一方で、低予算のインディペンデント映画にも積極的に出演する俳優として知られています。

比較的地味な存在ですが、存在感は抜群の俳優として注目しています。女優マギー・ギレンホールと結婚、二人の娘がいます。

『THE BATMAN ザ・バットマン』(2022/マット・リーブス監督)

クリストファー・ノーランが手がけた「ダークナイト」三部作などで知られる人気キャラクターのバットマンを主役に描くサスペンスアクション。

青年ブルース・ウェインがバットマンになろうとしてから2年目の姿を描き、社会に蔓延する嘘を暴いていく知能犯リドラーによってブルースの人間としての本性がむき出しにされていく様が描かれます。両親を殺された過去を持つ青年ブルース(本作品では大富豪のイメージは刷新されています)は復讐を誓い、夜になると黒いマスクで素顔を隠し、犯罪者を見つけては力でねじ伏せ、悪と敵対する「バットマン」になろうとしています。しかし、バットマンの活躍も空しく、未だ犯罪は減る気配が無い背徳都市ゴッサムシティが舞台。陰気な雨が続き、闇の暗黒街を描き1940年〜50年代の犯罪映画フィルム・ノワールを意識して重厚に描かれていきます。

ある日、権力者が標的になった連続殺人事件が発生します。史上最狂のサイコな知能犯リドラー(ポール・ダノ)、犯罪者を容赦なく殺し、動画映像を通じ犯人として名乗りを上げます。リドラーは犯行の際、必ず「なぞなぞ」を残し、警察や優秀な探偵でもあるブルース宛レターを残すなど自己顕示欲が強く、挑発を繰り返します。やがて政府の陰謀、汚職検事やブルースの両親の過去、父親が犯した罪などが次々に暴かれていきます……。

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『ロスト・ド―ター』(2021/マギー・ギレンホール監督)

「クレイジー・ハート」などの演技派女優マギー・ギレンホールが長編監督デビューを果たしたヒューマンドラマ。

エレナ・フェッランテ(なんと、著者は処女作公表以来、自身の匿名性”を条件にしている人物で、本名を明かしておらず、本人のことを知る人は誰もいない!)の小説を基にギレンホール監督が自ら脚本を手がけた作品、批評家からの受けも大変良く、2021年・第78回ベネチア国際映画祭で世界初上映され最優秀脚本賞を受賞しています。

ギリシアの海辺の町へバカンスにやって来た中年女性レイダ(オリビア・コールマン)は、ビーチで見かけた若い母親ニーナ(ダコタ・ジョンソン)と幼い娘の姿に目を奪われる。ニーナの娘エレナがビーチで一瞬行方不明になった後、レイダは娘を海岸で発見し、若い母親の元に返します。しかし、ビーチで椅子に座りながら、若い母親が幼い娘を持て余している様子などを観察していると、かつて自分が母親になったばかりで恐怖と混乱に満ちていた頃の記憶が蘇り、以前の悔恨の感情に押しつぶされそうになり、心の中の不気味な世界へと迷い込んでいくことになります。現在と過去のフラッシュバック映像が交互に重なり、彼女のキャラクターが次第に掘り下げられていく手法は実に見事です。

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『THE GUILTY ギルティ』(2021/アントワン・フークア監督)

電話から聞こえる声と音だけで誘拐事件を解決するという、シンプルな設定と予測不可能なストーリー展開で高い評価を獲得した同名デンマーク映画を、ジェイク・ギレンホール主演・製作でアメリカを舞台にハリウッド版リメイクした作品。

ある事情により警察官を謹慎中で、翌日には裁判を控えていたジョー・ベイラー(ジェイク・ギレンホール)は、現在911緊急通報センターでコールオペレーターとして勤務しています。彼は、ある朝、1本の謎の電話を受け、その通報者の女性が何者かに拉致され、危険が身に迫っている事を直感します。電話から聞こえてくる声と音だけを頼りに彼女を助けようとするジョー。しかし、次第に何もかもが自分の思っていることとは違っていることに気づきますが……。

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『アイヒマンの後継者 ミルグラム博士の恐るべき告発』(2015/マイケル・アルメレイダ監督)

ナチスドイツの最重要人物アドルフ・アイヒマンの裁判が始まった年に、実際に行われた「アイヒマン実験」の全貌を描く実録ドラマ。

1961年、イェール大学の社会心理学者スタンレー・ミルグラムは、「なぜ、どのようにホロコーストが起きたのか」「人間はなぜ権威へ服従してしまうのか」を実証するため、電気ショックを用いた実験を行いました。「アイヒマン実験」と呼ばれたその実験は「一定の条件下では、誰であろうと残虐行為に手を染めるのでは」との疑念を実証し、社会全体に大きな影響を与えることとなります。

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『ブラック・スキャンダル』(2016/スコット・クーパー監督)

ジョニー・デップがFBI史上最高の懸賞金をかけられた実在の凶悪犯ジェームズ・“ホワイティ”・バルジャーを演じた実話に基づくクライムドラマ。

1970年代、サウス・ボストン。FBI捜査官コナリーはアイルランド系マフィアのボスであるホワイティ(ジョニー・デップ)に、共通の敵であるイタリア系マフィアを協力して排除しようと持ちかける。しかし歯止めのきかなくなったホワイティは法の網をかいくぐって絶大な権力を握るようになり、ボストンで最も危険なギャングへとのし上がっていく。

これまでも作品ごとに全く異なる顔を見せてきたデップが、本作では薄毛オールバックに革ジャン姿で冷酷無比なギャングを怪演。主人公はアカデミー作品賞受賞作『デパーティッド』でジャック・ニコルソンが演じたギャングのモデルと言われている。

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『ブルージャスミン』(2013/ウッディ・アレン監督)

ウッディ・アレン監督が初タッグとなるケイト・ブランシェットを主演に、セレブの生活から転落したヒロインが再起をかけて奮闘し、苦悩する姿を描いたコメディ・ドラマ。ニューヨークのちょっと怪しい実業家ハル(アレック・ボ-ルドウィン)と結婚し、セレブリティとして裕福な生活を送っていたジャスミン(ケイト・ブランシェット)は、ハルとの結婚生活が破綻したことで地位も資産も全て失ってしまう。

サンフランシスコで庶民的な生活を送る異母姉妹ジンジャー(サリー・ホーキンス)のもとに身を寄せたものの、ジンジャーはジャスミンが転落する以前に、宝くじに当たった20万ドルをハルの資金にされて、それがゼロになったのが原因で前夫オーギーと離婚するという後ろめたい経験がある。サンフランシスコでは、不慣れな仕事(歯科医院の受付)やパソコン教室に通う等の生活に神経を擦り減らせ、次第に精神的な不安定さが大きくなっていく。

それでも再び華やかな世界へと返り咲こうと躍起になるジャスミンだったが、通っていたパソコン教室の同級生にパーティに誘われ、外交官であるドワイトと出会い、関係も良い方向に発展するものの自らついた嘘が元で結局二人の関係は破綻してしまう。

おすすめ映画感想|『ブルージャスミン』(2013/ウッディ・アレン監督)上流階級から転落したヒロインが再起をかけて奮闘、苦悩する姿を描いたドラマ

『ナイト&デイ』(2010/ジェームズ・マンゴールド監督)

「バニラ・スカイ」でコンビを組んだトム・クルーズとキャメロン・ディアスのハリウッドの2大スターが再び共演するアクション・コメディ。

監督は「17歳のカルテ」のジェームズ・マンゴールド。理想の男性を追い求める平凡な女性ジューンは、ある日空港でハンサムな男ロイと運命的な出会いをし一目惚れしてしまいますが、男の正体は重要な任務を帯びた元CIAの凄腕エージェントでした。男との出会いから、何度もとてつもない危険な目に遭遇するジューンは、やがて男に疑いの念を抱きはじめていきます。ジューンは、天才科学者サイモンの開発した永久エネルギーを生むバッテリー『ゼファー』を奪い合う事件に巻き込まれていくのでした。

おすすめ映画|『ナイト&デイ』(2010/ジェームズ・マンゴールド監督)

『17歳の肖像』(2009/ロネ・シェルフィグ監督)

1961年、ロンドン郊外。学歴がないために苦労してきた父親の大きな期待を担ってオックスフォードに進学しようとしている優等生のひとり娘・ジェニー(キャリー・マリガン)の憧れの地はパリ、勉強の合間にこっそりシャンソンのレコードを聴いては、厳しい父親に叱られる毎日を過ごしていました。ある雨の日に、倍も年の離れた男性デイヴィッド(ピーター・サースガード)と恋に落ち、勉強漬けの日々からは想像もできなかった刺激的な世界へ飛び出し、それまでの人生が一転する少女の変化と成長を描くほろ苦い青春ムービー。

映画感想|『17歳の肖像』(2009/ロネ・シェルフィグ監督)キャリー・マリガン初主演の甘く切ないラブストーリー。

『ジャーヘッド』(2005/サム・メンデス監督)

「アメリカン・ビューティー」「ロード・トゥ・パーディション」のサム・メンデス監督が、一歩兵の手記を原作に“地上にいた兵士”の視点から見た湾岸戦争を描く話題作。

1990年に中東へと派兵されたアメリカ海兵隊員、アンソニー・スウォフォードの湾岸戦争体験記『ジャーヘッド/アメリカ海兵隊員の告白』(2003年出版)を原作としています。

代々海兵隊員を輩出してきた家系に生まれ、自身も父と同じ道を歩むべく、1988年に18歳で海兵隊に志願した青年、アンソニー・スウォフォード。過酷な訓練を耐え抜き、第7海兵連隊第2大隊司令部中隊付きSTAの前哨狙撃兵として1990年の夏、湾岸戦争の為サウジアラビアへと派遣されます。

使命感に燃える若き海兵隊員たちとアンソニーだったが、派遣先で待っていたのは果てしない砂漠と訓練、そしてひたすら待機する日々でした。

おすすめ映画『ジャーヘッド』(2005/サム・メンデス監督)感想‣第一次湾岸戦争(1991年)を舞台にした戦争映画

『ニュースの天才』(2003/ビリー・レイ監督)

98年、政治雑誌「The New Republic」誌の最年少記者スティーブン・グラスはスクープを続々執筆して注目を浴びますが、少年ハッカーが大手コンピューターメーカーを恫喝して取り入り、社員として雇われた上に多額の報酬を得たという内容の「ハッカー天国」という記事が掲載された事から、この記事を目にしたインターネットマガジン『フォーブス・デジタル・ツール』の編集長は驚き、政治誌に出し抜かれたと憤慨し、何故このような特ダネを見逃したのかと部下の記者に詳細を調査をさせた事から、記事内に登場する人物、会社すべてが実際には存在しない全くのでたらめであることが突き止められ、やがて、彼の記事がすべて捏造だったことが判明することになります・・・

おすすめ映画『ニュースの天才』(2003/ビリー・レイ監督)感想‣アメリカで実際に起きた、権威ある“THE NEW REPUBLIC”誌の記者によるねつ造事件!

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