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映画『ジェーン』(2015/ギャビン・オコナー監督)感想‣ナタリー・ポートマン主演の”西部劇”ライフルの射撃、乗馬シーンなど見応え十分!

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映画『ジェーン』のあらすじ概要

ナタリー・ポートマンが主演・製作を務め、ユアン・マクレガーが敵役で共演する西部劇。舞台は南北戦争直後のニューメキシコ周辺。ジェーンは夫のハムと娘と平穏な毎日を送っていましたが、ある日、出稼ぎに行った夫が銃弾を受けて瀕死の状態で家に戻ってきます。夫に傷を負わせた悪名高きビショップ一家の首領ジョン・ビショップの手から夫と娘を守るため、ジェーンは南北戦争の英雄でかつての恋人であったダンに、わらにもすがる思いで助けを求めます。迫る来る敵を前に、徐々に明らかになるそれぞれの過去と人生の真実…

ジェーン役をポートマン、ジョン・ビショップ役をマクレガーが演じるほか、ジェーンの夫ハム役を「リトル・チルドレン」のノア・エメリッヒ、ジェーンのかつての恋人ダン役を「ブラック・スキャンダル」のジョエル・エドガートンがそれぞれ演じる。監督は「ウォーリアー」「プライド&グローリー」のギャビン・オコナー。

2015年製作/98分/アメリカ
原題:Jane Got a Gun

映画『ジェーン』のスタッフとキャストについて

ギャビン・オコナー監督:1964年、ニューヨーク州ロング・アイランドに生まれ。

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ナタリー・ポートマン主演・制作(ジェーン・ハモンド):瀕死の重傷を負いながらも我が家に辿り着いた夫を気丈に介抱する姿はまさに西部の女。かつてのフィアンセでありながら、南北戦争に参戦している間に婚約者ジェーンは行方をくらまし西部へ幌馬車に参加する。南北戦争以降の経緯については徐々に紐解かれる事になります。

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ユアン・マクレガー(悪党の頭目ジョン・ビショップ):西部のならず者集団の血も涙も無い頭目

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ジョエル・エドガートン(南北戦争時の英雄、嘗てのジェーンの婚約者ダン・フロスト):かつての婚約者だった女性ジェーンの一家の側に一人寂しく暮らす男。

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ノア・エメリッヒ(現在のジェーンの夫、ビル・“ハム”・ハモンド):ビショッピ一味の元ならず者乍らジェーンとその娘を気遣っていたことから、結婚することになる。

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映画『ジェーン』のネタバレ感想・見どころ

【ネタバレ有り】

『ジェーン』と聞いて、西部開拓時代の実在の女性ガンマン、カラミティ・ジェーンを思い出す人もいるかも知れません。映画『カラミティ・ジェーン』では厄病神と仇名される射撃のうまいお転婆娘ジェーンが主人公でした。ナタリー・ポートマン演じる『ジェーン』は気丈な西部の女に違いありませんが、『お転婆』とはまったく違う女性でした。何故同じ『ジェーン』という題名にしたのか少し気になるところでした。

また、ユアン・マクレガーが敵役の親分ビショップ役で出演していましたが、ひげ面とメイクなど本人なのかまったく見分けが付かず、(正直いうとまったく気が付きませんでした)これからユアン・マクラガー目当てに観賞される場合はしっかり、悪党ビショップと覚えておいた方が良いかも知れません。

悪党一味10数名の追手に対して、頼りになる味方は元恋人のダン一人というのも多勢に無勢、まったく勝てる見込みはありませんでした。家の周囲に爆発物を仕掛けた策略が奏功、近づく敵の大半を見事に仕留めてしまいます。

最後には敵ビショップから殺された娘が実際は生きている事を聞かされ、命乞いするビショップから居場所を聞き出す事に成功しています。しかし最後に、情け容赦することなくビショップを射殺してしまいます。

そして、ビショップ一味に掛けられた懸賞金を貰い重い袋をぶら下げて、ダンと娘たちと幌馬車に乗り新天地カリフォㇽニアを目指すハッピーエンドで終演します。話はちょっと出来過ぎの様な気もしなくはありません。重要なのはナタリー・ポートマンの珍しい”西部の女ガンマン”の姿を見る為の映画として見ればいいのかも知れません。(割り切りが大切な映画)

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