>

新作映画『ブラックアダム』(2022/ジャウム・コレット=セラ監督)感想‣5000年の眠りから目覚めた破壊神をドウェイン・ジョンソンが自ら良く似た「悪?」との思い入れで演じる

スポンサーリンク
絶対見逃せない映画 おすすめ
aldboroughprimaryschoolによるPixabayからの画像
スポンサーリンク

映画『ブラックアダム』のあらすじ概要

「ワイルド・スピード」「ジュマンジ」シリーズなど数々の大ヒット作で人気のドウェイン・ジョンソンが、DCコミックスが生み出したアンチヒーロー、ブラックアダムに扮したアクションエンタテインメント。原作ではシャザムの宿敵として登場したブラックアダムを主人公に、その誕生秘話が描かれます。

5000年の眠りから目覚めた破壊神ブラックアダム。かつて彼の息子は自らの命を犠牲にして父を守り、その力を父に託しました。ブラックアダムの力は、息子の命と引き換えにして得られたものでした。そのことに苦悩と悔恨を抱えるブラックアダムは、息子を奪われたことに対する復讐のため、その強大な力を使って暴れまわり、破壊と殺戮の限りを尽くします。そんなブラックアダムの前に、彼を人類の脅威とみなしたスーパーヒーローチーム「JSA(ジャスティス・ソサイエティ・オブ・アメリカ)」が立ちはだかります。

ブラックアダムと対峙するヒーローチーム「JSA」のメンバーで魔術師ドクター・フェイト/ケント・ネルソン役を、「007」シリーズの5代目ジェームズ・ボンドで知られるピアース・ブロスナンが務めた。JSAのリーダーで空の王者ホークマン役にオルディス・ホッジ、嵐を操るサイクロン役にクインテッサ・スウィンデル、巨大化する能力を持つアトム・スマッシャー役にノア・センティネオ、物語の鍵を握る女性アドリアナ役にサラ・シャヒ。「ジャングル・クルーズ」でもドウェイン・ジョンソンとタッグを組んだジャウム・コレット=セラ監督がメガホンを取ります。

2022年製作/124分/アメリカ
原題:Black Adam

Oberholster VenitaによるPixabayからの画像

映画『ブラックアダム』のスタッフとキャストについて

ジャウム・コレット=セラ監督:スペイン・バルセロナ出身。ベラ・ファーミガ主演のホラー「エスター」(09)がヒットを収め、リーアム・ニーソンとタッグを組んだ「アンノウン」(11)と「フライト・ゲーム」(14)も世界的ヒットを記録した。ディズニーランドの人気アトラクションを実写映画化した「ジャングル・クルーズ」(21)のメガホンも託されています。

映画『アンノウン』(2011/ジャウム・コレット=セラ監督)感想‣異国の地で”自分自身”を喪失した男の自分の証明サバイバルムービー!

映画『トレイン・ミッション』(2018/ジャウム・コレット=セラ監督)感想‣突然の解雇通告、呆然自失の帰宅途中、見知らぬ女性から受けたミッションとは!?

ドウェイン・ジョンソン(ブラックアダム):人気アドベンチャー大作「ハムナプトラ2 黄金のピラミッド」(01)で俳優デビューを飾り注目される。

おすすめ新作映画|『レッド・ノーティス』(2021/ローソン・マーシャル・サーバー監督)

オルディス・ホッジ(ホークマン) :オスカー作品賞候補作「ドリーム」(16)では主要キャストのひとりとして全米映画俳優組合賞のキャスト賞を受賞しています。

映画『ドリームハウス』(2011/ジム・シェリダン監督)感想‣奇怪な事件から妻子を守ろうとする男の姿と、ラストに待ち受ける驚愕の真実とは?!

サラ・シャヒ(アロリアナ):『Dr.Tと女たち』にエキストラとして出演した際、監督のロバート・アルトマンにハリウッドに移るようにと勧められ[、ロサンゼルスに向かう

Zigor Agirrezabala VitoriaによるPixabayからの画像

映画『ブラックアダム』のネタバレ感想・見どころ

”バットマン”、”スーパーマン”のDC最新作という事でちょっとした好奇心から、たまたま見る機会があったのでのぞいてみました。凄まじいパワー全開、力量感溢れるシーンの連続にただただ驚くばかりでした。最新の映画館の設備のせいなのか、大音響と共に大地が震える部分が座っている椅子が振動いる錯覚にとらわれました(爆風・地響きを体感出来るシステムでも導入されているのか、或は単なる音響効果なのか不確かですが…)

DCコミックの世界にどっぷりとのめり込み、絶大な影響を受けて育った世代のファンが多分多いのだと思います。一方、わたしはDCコミック”オンチ”であり、ほとんど縁が無いのでヒーローとアンチ・ヒーローの区別も付かず、頭の中は大混乱に見舞われながら、ただただ画面にかじり付いて見ているばかりでした…

しかし、それでも、凄まじい力と力のぶつかり合うシーンは理屈無くかなり面白く、特殊効果をふんだんに取り入れた撮影は実に良く出来ているなぁと感心していました。また、コメディっぽい笑える部分もあったりして十分楽しめる映画となっています。

バットマン、スーパーマンあたりまでは何とかついていけそうですが、マイティー・ソー、ドクター・ストレンジ、マルチ・バースなどになるともう全くお手上げです。他方、ちょっと前(数年前)に駐在していた中国の映画館で上映される米国映画は、そのほとんどが、マーベル&DCシリーズのヒーロー映画に偏っていました(北京語字幕で見るスーパーヒーロー映画も乙なモノ!)ヒューマンドラマ、ラブ・ロマンスなどの欧米系映画は殆んど上映されないので、≪映画館≫では見た記憶がありません。思想的に当たり障りのない題材の映画が好まれていた様です。現在はどうなっているか余り情報も無く良く分かりませんが…

コメント

タイトルとURLをコピーしました