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映画『イエロー・ハンカチーフ』(2008/ウダヤン・プラサッド監督)感想‣山田洋次監督の名作『幸福の黄色いハンカチ』をリメイクした米国南部が舞台のロードムービー

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映画『イエロー・ハンカチーフ』のあらすじ概要

山田洋次監督の「幸福の黄色いハンカチ」(77)をハリウッド映画としてリメイク。主演はウィリアム・ハート、クリステン・スチュワート、エディ・レッドメイン。

アメリカ南部、憂うつな日々を送る少女マーティーンは、風変わりな青年ゴーディにドライブへ誘われ、流されるまま旅に出る。やがて2人はミシシッピ川のほとりでひとりたたずむ中年男性ブレットに出会い、旅路をともにすることになる。6年の刑期を終えたばかりのブレットは、「ニューオーリンズで確かめたいことがある」と、過去を語り始めます。

オリジナル版でヒロインを演じた桃井かおりがモーテルの受付のおばさん役でカメオ出演しています。

2008年製作/アメリカ
原題:Yellow Handkerchief

同じく青い大型車に乗って旅するロードムービー

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映画『イエロー・ハンカチーフ』

ウダヤン・プラサッド監督

ウィリアム・ハート(ブレッド):1985年の『蜘蛛女のキス』でアカデミー主演男優賞を受賞しています。

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マリア・ベロ(メイ):2008年公開の『ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝』にレイチェル・ワイズの降板に伴い、エヴリン・オコーネル役で出演しています。

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クリステン・スチュワート(マーティーン):カリフォルニア州ロサンゼルス出身。2002年公開の『パニック・ルーム』に出演し、ハリウッドの注目の子役となる。2021年、ダイアナ元妃がチャールズ皇太子との離婚を決意した数日間に焦点を当てた『スペンサー ダイアナの決意』にダイアナ役で主演となっています。

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エディ・レッドメイン(ゴーディ):2015年2月22日に、物理学者のスティーブン・ホーキングを演じた『博士と彼女のセオリー』で初のアカデミー主演男優賞を受賞。

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映画『イエロー・ハンカチーフ』

77年公開のオリジナルとはかなり印象が異なりますが、やはりラストの満艦飾の黄色いハンカチを見た瞬間、感動がじわぁ〜と込み上げてきました。恐ろしい事に45年も前に北海道の映画館で見た『幸せの黄色ハンカチ』の感動が蘇ってきました…

10数年前夕張市にある『幸福の黄色いハンカチ思い出ひろば』に残されているロケ地現場だった”長屋”を見ても余り感激しなかったのですが、ハリウッド版の本編を初めて感動させられました。

大筋はオリジナルに沿っていますが、細かいところで雰囲気が大分異なるのは仕方がありません。その中で桃井かおりの出演にはびっくり仰天、本人にどんな気持ちで出演されたのか聞いてみたいです。

日本人であれば誰もが感じたかもしれませんが、やはりオリジナル版が完璧過ぎて、残念乍ら本編に対する評価はあまり高くないのではないかと思います。高倉健との対比では、いくらオスカー俳優であろうともウィリアム・ハートの分は悪過ぎると思います。改めてオリジナル版の良さを再認識させられる事になりました。

オリジナルでは赤いパブリカに三人が乗っていましたが、本作ではポンコツで青のキャデラック(?)ハードトップに乗っていました。しかし、幌の開閉システムの動作が緩慢で、嵐の中慌てて閉めてもびしょぬれになっていたのが笑えました。

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