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「ダイアン・クルーガー」出演おすすめ映画10作品(最近見た映画、見直した映画限定。順不同)

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トロイのヘレンは神話に出てくる世界で一番美しいと言われた美女という伝説があります。2004年のブラッド・ピット主演映画『トロイ』でヘレン役を演じたダイアン・クルーガーをご存知の方も多いと思います。ドイツ出身の女優です。出演映画は30作を超えています。その内の10作品についてご紹介(感想)します。未だ、御覧ではない作品がありましたら、次回観賞の参考にしてみてください。

『マーウェン』(2018/ロバート・ゼメギス監督)

5人の男たちから暴行を受け、瀕死の重症を負ったマーク・ホーガンキャンプ。9日間の昏睡状態から奇跡的に目覚めたとき彼は、脳の障害により成人後の記憶をほぼ失い自分の名前も覚えておらず、満足に歩くこともままならない状態だった。

脳に障害を抱え、PTSDにも苦しむマークは、「日記や絵など、何らかのアウトプットをすることが傷ついた心の癒やしにつながる」というリハビリのため自宅の庭に第2次世界大戦時のベルギーの架空の村という設定のミニチュアを作って、フィギュアの撮影を始め、自分や友人たち、そして自分を襲った男たちを模した人形を使って空想の世界「マーウェン」を作り上げていました。

おすすめ映画感想|『マーウェン』(2018/ロバート・ゼメギス監督)心身に傷を負いながらもカメラマンとして認められた男の実話

『パパが遺した物語』(2015/ガブリエレ・ムッチーノ監督)

ピューリッツア賞受賞作家の小説家のジェイクは交通事故により同乗していた妻を亡くし、自身も入院を余儀なくされ、退院するが長らく後遺症の発作に悩む事になる。退院したジェイクは、しばらく義姉家族に預けていた溺愛する7歳の娘ケイティに、これからは「ずっと一緒」だと約束し、執筆に専念する傍ら、男でひとつで子育てに奮戦します。それから25年後、立派な大人になったケイティですが、悲しい過去の経験から他人を愛せなくなってしまっていいました。その後、娘と自分について綴った父の遺作を敬愛する作家志望のキャメロンと知り合い、恋に落ちます。キャメロンとの出会いをきっかけに、ケイティは自身の過去と向き合い、新たな生活を開始しますが、やはりいくつもの困難を乗り越えていかなければなりません。

映画感想|『パパが遺した物語』(2015/ガブリエレ・ムッチーノ監督)ラッセル・クロウ主演の感動ドラマ。

『マリー・アントワネットに別れをつげて』(2012/ブノワ・ジャコー監督)

フランスでベストセラーとなったシャンタル・トマ著「王妃に別れを告げて」を原作に、マリー・アントワネットの朗読係を務めた少女の視点から、フランス革命時のベルサイユ宮殿で繰り広げられていた歴史の裏側を描く。

1789年7月14日、バスティーユが陥落し、王妃マリー・アントワネットとその寵愛を受けるポリニャック夫人の名前も載った286人のギロチンリストがベルサイユに突きつけられます。王妃の側で働けることに至上の幸せを感じていた朗読係の少女シズニーは、それでも変わらぬ忠誠を誓います。しかし、王妃からは、民衆の憎悪の対象となっている同性の愛人ポリニャック夫人の身代わりになるよう、非情な命令を下されることになります。そして、王妃の命令にそのまま従い、堂々と貴婦人を演じ切り、ポリニャック夫人と共に窮地からの脱出に成功しています。

映画『マリー・アントワネットに別れをつげて』(2012/ブノワ・ジャコー監督)感想‣「家政婦は見た」ではなく、「王妃の朗読係が見た」フランス革命の一断面!

『イングロリアス・バスターズ』(2009年/クエンティン・タランティーノ監督)

舞台は第二次世界大戦中のドイツ国防軍占領下のフランス。5章に分けて語られる物語の中心となるのは、ドイツ指導者の暗殺を企てる二人の主人公、一方はナチス親衛隊大佐(クリストフ・ワルツ)に家族を皆殺しにされたユダヤ系フランス人の女性映画館館主(メラニー・ロラン)と、他方はユダヤ系アメリカ人からなる秘密部隊を率いるアメリカ陸軍中尉(ブラッド・ピット)であり、女の復讐劇と男たちの戦いは、ドイツのプロパガンダ映画が披露される夜に彼女の劇場が大炎上してクライマックスを迎える。

クエンティン・タランティーノ監督が、1978年の「地獄のバスターズ」に着想を得て製作した戦争ドラマ。

おすすめ映画感想【イングロリアス・バスターズ】(2009年/クエンティン・タランティーノ監督)ブラッド・ピット主演の戦争映画

『トロイ』(2004/ウォルフガング・ペーターゼン監督)

紀元前12世紀、トロイとスパルタの間に和平が結ばれた日、トロイの王子パリスが、スパルタ王の妻ヘレンと恋に落ちて彼女を略奪してトロイへ連れ去ってしまいます。スパルタ王の兄アガメムノンは、それを口実にトロイを征服するべく、ギリシャ諸国の戦士からなる大軍隊を率いてトロイに向かいます。その戦の中でギリシャ軍最強の戦士アキレスは、自分や兵士たちを駒としか見ていないアガメムノンに対して不満を抱いていましたが、親友オデュッセウスの頼みを受け、歴史に名前を残すため参戦を決意します。そして、パリスの兄ヘクトル王子と対決することになります。

古代ギリシャの詩人ホメロスの叙事詩「イリアス」を神々と英雄の織り成す神話としてではなく、あくまで架空の人間ドラマとしてのトロイア戦争を描き興行的にも大成功を収めた歴史スペクタクル作品。監督は「U・ボート」のウォルフガング・ペーターゼン。

映画『トロイ』(感想)神話的要素を排除して人間ドラマとしてのトロイア戦争を描き出す!

『ふたりのJ・T・リロイ ベストセラー作家の裏の裏』(2018/ジャスティン・ケリー監督)

衝撃的な内容の小説により、美少年作家としてアメリカの文壇に登場し、またたく間に時代の寵児となったものの、実は2人の女性が作り上げた架空の作家だったことから一大スキャンダルとなったJ・T・リロイにまつわる事件(実話に基づく)を、クリステン・スチュワート主演で映画化。

娼婦として生きる母と息子を描いた映画「サラ、いつわりの祈り」(ウェストバージニア州出身の18歳で、母親に強制されて男娼になった人物として描写されたその過酷な体験は多くの人々の心を打ち、アルバートの小説は一躍ベストセラーとなった」の原作者として知られ、その才能と美貌から多くのセレブを魅了したリロイ。しかし、後にローラという女性が50ドルで雇った女性サヴァンナにリロイを演じさせていたことが明らかになります。リロイが架空の人物であったことが判明。サヴァンナはなぜ、ローラの言われるままに数年もの間リロイを演じ続けたのか。この事件の顛末をサヴァンナの視点から描いていきます。

映画『ふたりのJ・T・リロイ ベストセラー作家の裏の裏』(2018/ジャスティン・ケリー監督)感想‣クリステン・スチュアートが架空の美少年作家を偽装!?

『アンノウン』(2011/ジャウム・コレット=セラ監督)

「96時間」のリーアム・ニーソン主演によるアクションスリラー。原作はディディエ・ヴァン・コーヴラールの小説『Out of My Head』を映画化。植物学者のマーティン・ハリス(ニーソン)は若い妻とともにバイオテクノロジーの国際学会へ出席するため、雪積もる氷点下のベルリンへと赴きますが、カバンを忘れ宿泊するホテルから空港に戻る途中で、タクシーが川に転落するという交通事故に遭います。病院で4日間の昏睡状態が続いた後、回復し一人意識を取り戻したハリスでしたが、妻にはその存在すら認識されず、その代わり見ず知らずの男が自分になりすましていたため、真相究明に乗り出しますが、想像もしてなかった壮絶なバトルに巻き込まれることになります……。

映画『アンノウン』(2011/ジャウム・コレット=セラ監督)感想‣異国の地で”自分自身”を喪失した男の自分の証明サバイバルムービー!

『ラスト・ボディガード』(2015/アリス・ウィンクール監督)

戦場で心に傷を負った孤独なボディガードが、愛する女性を守るべく戦う姿を描いたサスペンスアクション。

舞台は「フレンチ・リビエラ」、南フランスにある保養地として知られる地中海沿岸の景勝地にある大富豪の邸宅。元軍人のヴァンサンは、帰還後もPTSDに悩まされる日々を送っていました。知人の紹介で大富豪ワリードの豪邸を警備する仕事を引き受けたヴァンサンは、ワリードが留守の間、ワリードの妻ジェシーと子どもアリの警護をすることになります。ヴァンサンは美しいジェシーに次第に惹かれていきます。そんな矢先、外出中に何者かの襲撃を受けたジェシーたちを間一髪で救出しますが……。

おすすめ映画感想|『ラスト・ボディガード』(2015/アリス・ウィンクール監督)‣マティアス・スーナールツxダイアン・クルーガー共演の緊迫したサスペンスアクション!

『355』(2022/サイモン・キンバーグ監督)

格闘術を得意とするCIAのメイス、トラウマを抱えるドイツ連邦情報局のマリー、コンピューターのスペシャリストであるMI6のハディージャ、優秀な心理学者であるコロンビア諜報組織のグラシー、中国政府で働くリン・ミーシェン。秘密兵器を求めて各国から集まった彼女たちは、ライバル同士だったが互いの手を取り、コードネーム「355(スリー・ファイブ・ファイブ)」と呼ばれるチームを結成。

南米で、麻薬カルテルが携帯電話から旅客機まで自由にハッキング、操作が可能なデバイスを開発します。世界を混乱に陥れるテクノロジーデバイスの利用を画策する国際テロ組織を阻止するべく立ち上がる。

おすすめ映画感想『355』(2022/サイモン・キンバーグ監督)‣CIA最強の女性エージェント、メイスと世界の女スパイが手を組み世界の危機に立ち向かうスパイアクション大作!

『女は二度決断する』(2017/ファティ・アキン監督)

ハリウッドはもちろん、フランスなどヨーロッパ映画でも活躍し、英語、フランス語、ドイツ語を操るクルーガーが、ドイツ語を使った演技に初挑戦し、2017年・第70回カンヌ国際映画祭で女優賞を受賞した。ドイツ、ハンブルグが舞台。

トルコ移民のヌーリと結婚したカティヤは男の子を授かり幸せな家庭を築いていましたが、ある日、白昼に起こった爆発事件に巻き込まれ、ヌーリと息子のロッコが犠牲になってしまいます。警察は当初、トルコ人同士の抗争を疑っていましたが、このことは11年間もネオナチを捜査対象としなかったドイツ警察の「戦後最大の失態」とまで言われました。やがて極右派・人種差別主義者のドイツ人によるテロであることが判明。愛する家族を奪われたカティヤは、憎しみと絶望を抱えてさまよいますが……。序盤では彼女の絶望と悲しみを、中盤では法廷劇として社会の不条理をこれでもかと見せつけた後、ファティ・アキン監督は誰にも気づかれることもない自然さと静かさの中、煉獄の復讐ドラマの中に観客は見事に放り込まれます…

おすすめ映画感想『女は二度決断する』(2017/ファティ・アキン監督)‣実話から生まれたサスペンス、絶望のどん底で彼女が決意したこととは!?

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